江戸川河川敷にあるススキの野原が消えてしまいそうである。
下の写真が2003年9月29日に撮った、江戸川河川敷のススキの様子。
ススキの向こうに見えるビル群が市川市街。
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同じ様な位置から最近撮ったのが下の写真。
ススキは半分以上が外来植物である「セイタカアワダチソウ」に侵食されてしまった。
秋から冬にかけてどこでも見られるようになった「セイタカアワダチソウ」の黄色い花は、
ややもすると日本の風物にすらなりかけていて、それを肯定的にとらえている人も多い。
しかし、
やはり日本の原風景は「ススキ」でなければならないと思うのだが・・・・
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最初の河川敷の写真の右側にもススキの野原は広がっていた。
場所的には柳原排水機場の排水溝から、
旧坂川(排水機場の完成で、江戸川に流れ込む入り江だけが残っている)に至る河川敷がススキの野原だった
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この付近はススキが殆どなくなってしまっている。
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セイタカアワダチソウはその旺盛な繁殖力のため、
根を下ろした土地の養分をすべて使ってしまい、
やがて枯れて自滅していくと言うが、
河川敷は台風などの出水により栄養分が永久的に補給されるため、
半永久的に「セイタカアワダチソウ」は消えないということになる。
と言うことは・・・・
2003年の写真のような光景はもう見られないのかもしれないのである。