MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

大津川、台風一過とにらの花

2013年09月17日 | あらかると

暑すぎた夏だっただけに、季節の変わり目の体調の変化は、
あれやこれやと例年より多い気がする。

何とか体調を戻すべく、ウオーキングなどに挑戦してみたいが、
公園を2時間も歩くと翌日には筋肉痛に襲われ、
しかも回復には3日以上もかかる始末である。
夏のぐうだらが筋肉を減少させてしまったのかもしれない。

ということで、
とりあえず体力づくりの初歩として、柏市の大津川へポタリング。

昨日の台風の爪跡だろうか、
岸の一面にびっしりと生えていた、
「アレチウリ」が根こそぎなくなっていた。


さらに両岸を埋め尽くしていた巨大雑草の「ブタクサ」は、
風に煽られたためか葉を千切られ、幹があらわになっていた。

このまま成長したら大津川の風景が変わってしまうと懸念していたが、
外来種で除草剤にも強いブタクサは、強風に対する免疫が無かったようである。


ちなみに土手の「ムカシヨモギ?」は、全く変化を見せていなかった。
ブタクサに比べれば台風慣れしているのかもしれない。


大津川を流れる水は、
台風一過後とは思えないほど澄みきっていて、
数匹の鯉がゆったりと泳いでいた。


両岸にある田圃の畦道のあちこちには、
野生化した韮が花を咲かせていて、
昨日の台風のため一日以上は吸蜜出来なかった花虻や蝶が集まっていた。
様々な蝶を撮ったのでいずれ紹介の予定。


韮の花には小さな甲虫や蟻や蜘蛛なども寄ってくる。
右下の花には蘂に溶け込んだような蜘蛛が隠れていた。
肉眼では気が付かなかったが、
アブラムシのようなものが蠢いていたので撮ったら、
背中に仮面のような模様のある蜘蛛が写っていた。
福光村・昆虫記(左のブックマーク)の蜘蛛のリストで調べてみると
蜘蛛の名は褐色班の無い「ハナグモ」の雌のようである。


巻頭の写真は、今日の絹雲(巻雲と同じ)の夕焼。
年に一度見られるか見られないかというほどの美しさだった。
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