MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

Dramatic SunSet

2016年10月14日 | 写真


今夕、久し振りに全天が茜色に染まる「ドラマチックな夕焼け」が出現した。

16時57分頃に撮影した下の写真では、
雲が多すぎてそれほどの夕焼けは期待できそうにも無かった。


しかし、上空に風が吹き始めたようで雲の動きや形が一変した。
下の写真は17時11分撮影。


飛行機雲から変化したと思われる筋状の雲が、茜色に染まりながら、
西の空から東の空へと連なった。
下のパノラマ写真は東西間の凡そ180度の空が写っています。
茜雲は直線ですが、広角レンズによるパノラマ撮影のため、
直線的な雲は弧を描いたように写っています(17時14分撮影)。


やがて全天の雲が茜色に染まるとともに、
下降気流と思われる影響で雲が乱れてきた(17時15分撮影)。


都心方向、スカイツリー上空の夕焼け(17時21分撮影)


富士山頂から発生しているものと思われる雲も焼けた(17時22分撮影)。


そして残照の薄暮の中、スカイツリーのライトアップが始まっていた(17時28分撮影)。



巻頭の写真はクライマックス時の西の空で、左のビルの上に富士が見えている。
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いわしぐも

2016年10月13日 | 写真俳句

加齢と共に、田舎の同級生は年々疎遠になり中には早逝する人も・・・
借景の一つだった子供の頃よく遊んだ友の家は、
家族ごと引越して、家も土地も整理され農地になってしまった。

寂れ行くのは里ばかりではなく、友もまた・・・なのである。
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「秋の陽に輝く金狗尾草」と「今日の朝焼と夕焼」

2016年10月12日 | あらかると


大町公園に隣接した市川市所有の広場はほぼ草叢状態で、
4脚のベンチが設置しているにも拘らず、ベンチは雑草の中に埋もれてしまっている。

ベンチにたどり着くためには草を分け入って歩かなければならないため、
この時期に広場を散歩する人やベンチで休む人は殆ど居ない。
が・・・・
この草叢の中で「金狗尾草(キンエノコロ)」があちこちで繁茂し、
その穂が見ごろになっている。

昨日も撮影したのだが、昨日は曇りで華やかさが無い。
やはりキンイノコロは太陽光が当たって黄金色に輝いてこそ見ごたえがあり、
金色に輝くからこそ写真を撮るのも面白い。
ということで、
秋晴れとなった今日再訪して50コマほど撮ってきた。


蟻が穂先に登っている姿が偶然に写っていたが、
穂に付いている種を集めているのだろうか?


下の写真の穂の奥には累々とキンエノコロの穂が続いているのである。


写真は全て逆光で撮っている。



「朝焼・5時39分ごろ撮影」


「夕焼・17時05分頃撮影」
飛行機雲の陰や雲の陰が当地上空まで伸びていた。


明日は11月下旬の気温となるようで、一日中「曇り」の予報。

今日のような快晴下では、屋外のベンチで雑談するには直射日光が暑いし、
陽の無い東屋のベンチではやや冷え込むといった状況で、
散歩しているときが最も爽快であり、それが常連さんたちの一致した意見だった。
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「豹紋蝶、赤星胡麻斑など」と「公園上空を飛ぶ海自U-36A機」

2016年10月11日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


昨日サナギ化への準備をしていた揚羽の子は、
今朝、無事にサナギに生まれ変わっていた(巻頭の写真)。

昨日は余り見られなかった大町公園の蝶達は、
あちこちで見ることが出来たが、気温が低かったためか余り活発ではなかった。

「赤星胡麻斑(アカボシゴマダラ)」
遊歩道脇の草叢で羽を広げて休んでいたが、
数時間後にも同じ場所に居たためレンズを通して確認したところ、
片方の触角が無く、相当弱っていたのかもしれない。


「紅小灰蝶(ベニシジミ)」
公園に隣接した、キンエノコロの生い茂る広場では、
ベニシジミ蝶がヒメジョオンの花蜜を吸っていた。
風に揺られていたため、正面下方からのアングルで撮ることが出来た。


「豹紋蝶(ヒョウモンチョウ)」
公園内で数多くの花を開いている「溝蕎麦(ミゾソバ)」の花で吸蜜していた。


「チャバネセセリ」
丸葉朝顔が自分の住処であるごとく、
花芯に入り込み上向きで柔らかな日差しを浴びていた。
他の蝶では見られない光景で、カメラ目線なのが面白い。


大町公園の上空は、時折海上自衛隊の航空機が低空で飛んで居ることがある。
海上自衛隊下総航空基地が数キロ先にあるためであるが、
ついつい懐かしさの余りカメラを向けてしまう。
「海自、第31航空群第91航空隊(岩国航空基地)の#9205訓練支援機(u-36a)」


下の写真は一昨年の「下総航空基地開設55周年記念祭」を見学した時、
展示してあった同じ91空の9201号機。


ちなみに、
今年の「下総航空基地開設57周年記念祭」は、
10月29日(土)の午前9時から15時(午後3時)に挙行され、
航空機展示や体験搭乗、その他イベントが行われる。

模擬店なども出店され、昨年は「佐世保バーガー」が大人気だった。

新京成「新鎌ヶ谷」駅からは無料のシャトルバスが運行されるので、
今年は、公園の常連さんなどを誘ってみたいと思っている。
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ベランダの揚羽蝶の子、サナギ化への準備始まる

2016年10月10日 | あらかると


順調に育っていた3頭の揚羽蝶の幼虫は、
10月4日には体長が3cmを超え食欲も旺盛だった。


10月6日には3頭揃って木の上部で休んでいた。


そして体長も3.5cmを超える個体も居た(下の写真10月6日撮影)


が・・・・
なぜか7日の朝には1頭しか確認できなかった。
ベランダには時折スズメバチが飛んで来ることもあり、
もしかすると・・・雀蜂の餌食にでもなってしまったのか?

残った1頭を保護するため、
柑橘の枝を切り揚羽蝶の幼虫ごと確保し、
花瓶に挿して部屋に引越しした。
下の写真は10月7日撮影で、食欲はきわめて旺盛だった。


翌8日、ベランダに設置してある風除けネットで、
不明となった2頭のうち1頭を発見したが、
糸を吐いて体が固定されていたためそのまま様子見していたが、
昨日、サナギ化に失敗したようでやや変色し体液を出して真下に落ちていた。
残念!!!1


7日に保護した最後の1頭は今朝、下の写真のように糸を出し、
自らの体を固定していた。
部屋の中なので外敵には襲われないと思われるが、
目の届かない夜間は、特大ビニール袋に空気を一杯詰め上部を閉じている。


体長が小さいので、夏のような大型の揚羽蝶(巻頭の写真)になれるのか心配だが、
羽化が始まったらベランダに出し、大空に飛び立つのを見届けたいと思う。
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