「創価学会と共産党」週刊ダイヤモンド編集部編を読み終えた。
週刊ダイヤモンド誌は、以前から度々創価学会の実態を取り上げている貴重な経済誌である。
一部を引用させていただく。
「いまの日本政治を語る上で必須であるにもかかわらず、ほとんど語られてこなかった二大組織のカネと権力構造の内幕に迫りました。」
「この二大組織に対する世間の無理解。」
「多くの有権者は創価学会、公明党に関心を持とうとせず、拒否している。世間と距離のある存在になっている。」
「一般の日本人とは微妙に異なる価値観を持った人々が数百万人規模で存在するという意味において、すでに現在の日本には、『創価民族』とでも呼び得る人々のコミュニティーが成立している。」
「学会員とは、その気になれば学会員以外の人々とまったく交流することなく一生を終えることすらできる存在。」
「学会員は一般の日本人とは確実に違う生活環境の中に暮らす。」
引用終わり。
ある程度の年齢の方々にとっては常識であるが、近年はこの二つの組織に警戒心を抱かない国民が増えていることを、とても不安に思う。
創価学会に関してだが、その大きな原因の一つは、自民党がいつまでも公明党と連携し続けているため、まるで日本にとって有益な組織かのような印象を持たせてしまっていること。
本当に自民党に不満を持つ国民は多いはずである。
もう一つは、メディアがすっかり警戒すべき組織側に繋がれてしまっているためだ。
時折選挙特番などでは、キャスターの池上氏が創価学会(公明党)に切り込む場面があり注目されているが、しかし同じ池上氏の「池上彰の世界を見に行く」(テレビ東京)という番組のスポンサーには、なんと聖教新聞が名前を連ねているというありさまだ。
もっともっと深い部分を抉り出してほしいと願う視聴者の願いは、なかなか叶わないであろう。
創価学会(公明党)が自民党にくっついているのは、護身のためには権力にすり寄っているのが一番ということでしかない。
思想的には全く別物である。
中国を親、朝鮮半島を兄として崇拝させている組織であることを忘れてはならない。
そのような組織の人員が、「総体革命」という目的を持ち、あらゆる場所に入り込んでいることを、国民はもっと深刻に受け止めるべきではないだろうか。
(以下は本からの引用。)
創価大学出身の主な社長・役員(2016年6月)
武田芳明 →毎日新聞 専務取締役。
桐谷篤輝 →大林組 常務執行役員。
古賀和則 →バスクリン 社長。
佐光正義 →大王製紙(エリエール) 社長。
髙見和徳 →パナソニック 副社長。→後に東京ガス 社外取締役。藤田観光、ノジマ 取締役。
一宮忠男 →ヤマダ電機 副社長。
一木弘信 →西日本新聞社 取締役。
田中和幸 →スタジオアリス 社長。
星野康二 →スタジオジブリ 社長。株式会社KADOKAWA 社外取締役。→ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社初代代表取締役社長。
貝方士利浩 →田淵電機 社長。
創価大卒の採用数ランキング(2008年~2015年)
三菱東京UFJ銀行 54人。
積水ハウス 35人。
日本IBM 34人。
ファーストリティリング 34人。
伊藤園 32人。
大塚商会 28人。
ニトリホールディングス 28人。
エイチ・アイ・エス 28人。
大和ハウス工業 28人。
NECグループ 28人。
トランスコスモス 27人。
ソフトバンクグループ 27人。
その他。セコムに23人。
創価学会関連の民間企業
シナノ企画。
信濃建物総合管理。
日本図書輸送。
東西哲学書院。
日光警備保障。
東弘。
創学サービス。
創価学会関連の公益法人
創価大学。
創価学園。
東京富士美術館。
民主音楽協会。
東洋哲学研究所。
平和墓苑。
(引用終わり。)
これを見て、皆さんは何を思うであろうか。
ホラー映画のような薄気味悪さを感じるのは自然だと思う。
問題は、これを見ても何も思わない国民が増えていくことである。