
吾妻連峰の最高峰、西吾妻山(2035M)に行ってきました。
連日の猛暑に辟易し、「涼しい山」に行きたい!という願望叶って、
山頂の気温は17~8℃、爽やかで清々しい風が吹いていました。
登山口へは、ゴンドラとリフト三基を乗り継いでいきます。
切符売り場でお弁当を申し込めば、ゴンドラ終点駅でほかほかのお弁当を、
ロッジで受け取れます。(たしか650円くらいでした。美味しくてオススメ!)
緑の中をリフトに揺られて、一気に高度を上げるのは、最高に気持ちいい!

今朝、リフト乗り場の付近にクマが出たそうで、
今日はクマ除けのためにスピーカーから音楽が流れていましたが、
普段は静かで、鳥の声を聴きながら登っていくようです。
天元台ロープウェイ湯本駅~天元台高原駅 5分(往復1400円)
しらかばリフト~しゃくなげリフト~つがもりリフト 30分(往復1800円)
リフト山頂駅(1820M)を降りると、登山道が始まります。
人形石、梵天岩(天狗岩)を経て、山頂まで2時間弱です。

たおやかな外観の吾妻山ですが、湿原や木道以外の登山道は、
大きな石をよじ登るようにして進む、ごつごつした岩の山でした。
汗だくになりながら40分ほど登ると視界が開けて、人形石(1963M)に到着。

巨大な石の上でひとやすみ。
霧が出ていましたが、時折霧が風に流されると展望が開けます。

人形石を出発すると、大凹(くぼ)という場所に湧き水スポットあり。
冷たくて美味しい。生き返ります。

険しい岩場をクリアすると、しばらくは、ワタスゲや花後のチングルマ、
イワオトギリなどの花畑を通る木道や石畳のコースで快適です。

正面てっぺんの、梵天岩を目指します。

花後のチングルマは、どことなく早い秋を感じさせます。

木道を過ぎると、またしばらく岩場の登り。

梵天岩に登山客がいるのが見えてきた。あとちょっと、がんばるぞ。


梵天岩に到着。歩いてきた木道が見下ろせます。
梵天岩にある天狗岩(2004M)ピークに立つ。高くてちょっとコワイけど、気持いい!

展望は、この天狗岩を含む梵天岩スポットが一番いいです。
ここで、ロッジで受け取ったお弁当を食べました。最高に美味しい!

山頂は林の中にあり、展望はきかないということですが、
ここまできたら、西吾妻山頂を見ねばなるまい。


山頂へは、湿原の木道を進み、梵天岩から2~30分で到着します。
西吾妻山頂(2035M)の標識。

帰りのリフトに乗っている時、

足下にニホンザルの群れがわさわさ出てきて、
草原に座りこんで、花をちぎって食べたりしていました。感動
リフトに乗っている以上、人間が下に降りてこないことをよく知っているのかな。
ちっとも動じる様子もなく、たくさんのおサルさん達がたむろっていました。

岩場の登り下りは大変だったけど、爽やかで楽しい山でした。

どの山でも感じることですが、
登り途中の苦しい時、目指すピークを見上げると、
山頂は遥か遠くにそびえ、まだまだ長く険しい道程に思えます。
汗は玉のように体中を流れ落ち、きつい傾斜に肺が悲鳴をあげます。
浮石に足をとられて、足をくじくこともあります。
でも、一歩、また一歩と足元を見ながら、ただただ登っていると、
突如として視界が開け、いつの間にか頂上に到達している。
振り返ると、登ってきた道が眼下に遠く小さく見えています。
こんなにも歩いてきたのか、となにか不思議な感じがするのです。
道中、確かに「苦しい」「暑い」とあえいでいたのに、
頂上に立つと、そんなことはきれいさっぱり忘れてしまい、
そんなに辛くなかったような気持ちになるのです。
辛かったどころか、「なんて楽しかったんだろう」と感じるのです。
うまく表現できなくてもどかしいのですが、
この不思議が、登山の魅力のひとつなのかもしれない、と思います
連日の猛暑に辟易し、「涼しい山」に行きたい!という願望叶って、
山頂の気温は17~8℃、爽やかで清々しい風が吹いていました。
登山口へは、ゴンドラとリフト三基を乗り継いでいきます。
切符売り場でお弁当を申し込めば、ゴンドラ終点駅でほかほかのお弁当を、
ロッジで受け取れます。(たしか650円くらいでした。美味しくてオススメ!)
緑の中をリフトに揺られて、一気に高度を上げるのは、最高に気持ちいい!

今朝、リフト乗り場の付近にクマが出たそうで、
今日はクマ除けのためにスピーカーから音楽が流れていましたが、
普段は静かで、鳥の声を聴きながら登っていくようです。
天元台ロープウェイ湯本駅~天元台高原駅 5分(往復1400円)
しらかばリフト~しゃくなげリフト~つがもりリフト 30分(往復1800円)
リフト山頂駅(1820M)を降りると、登山道が始まります。
人形石、梵天岩(天狗岩)を経て、山頂まで2時間弱です。

たおやかな外観の吾妻山ですが、湿原や木道以外の登山道は、
大きな石をよじ登るようにして進む、ごつごつした岩の山でした。
汗だくになりながら40分ほど登ると視界が開けて、人形石(1963M)に到着。

巨大な石の上でひとやすみ。
霧が出ていましたが、時折霧が風に流されると展望が開けます。

人形石を出発すると、大凹(くぼ)という場所に湧き水スポットあり。
冷たくて美味しい。生き返ります。

険しい岩場をクリアすると、しばらくは、ワタスゲや花後のチングルマ、
イワオトギリなどの花畑を通る木道や石畳のコースで快適です。

正面てっぺんの、梵天岩を目指します。

花後のチングルマは、どことなく早い秋を感じさせます。

木道を過ぎると、またしばらく岩場の登り。

梵天岩に登山客がいるのが見えてきた。あとちょっと、がんばるぞ。


梵天岩に到着。歩いてきた木道が見下ろせます。
梵天岩にある天狗岩(2004M)ピークに立つ。高くてちょっとコワイけど、気持いい!

展望は、この天狗岩を含む梵天岩スポットが一番いいです。
ここで、ロッジで受け取ったお弁当を食べました。最高に美味しい!

山頂は林の中にあり、展望はきかないということですが、
ここまできたら、西吾妻山頂を見ねばなるまい。


山頂へは、湿原の木道を進み、梵天岩から2~30分で到着します。
西吾妻山頂(2035M)の標識。

帰りのリフトに乗っている時、

足下にニホンザルの群れがわさわさ出てきて、
草原に座りこんで、花をちぎって食べたりしていました。感動

リフトに乗っている以上、人間が下に降りてこないことをよく知っているのかな。
ちっとも動じる様子もなく、たくさんのおサルさん達がたむろっていました。

岩場の登り下りは大変だったけど、爽やかで楽しい山でした。

どの山でも感じることですが、
登り途中の苦しい時、目指すピークを見上げると、
山頂は遥か遠くにそびえ、まだまだ長く険しい道程に思えます。
汗は玉のように体中を流れ落ち、きつい傾斜に肺が悲鳴をあげます。
浮石に足をとられて、足をくじくこともあります。
でも、一歩、また一歩と足元を見ながら、ただただ登っていると、
突如として視界が開け、いつの間にか頂上に到達している。
振り返ると、登ってきた道が眼下に遠く小さく見えています。
こんなにも歩いてきたのか、となにか不思議な感じがするのです。
道中、確かに「苦しい」「暑い」とあえいでいたのに、
頂上に立つと、そんなことはきれいさっぱり忘れてしまい、
そんなに辛くなかったような気持ちになるのです。
辛かったどころか、「なんて楽しかったんだろう」と感じるのです。
うまく表現できなくてもどかしいのですが、
この不思議が、登山の魅力のひとつなのかもしれない、と思います

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