福島県は二本松、安達太良山麓に広がる広大な東北サファリパークに行ってきた。
水曜日は一人で出歩く日。
栗駒山、アンナガーデン、登米に続いて、「水曜どこでしょう」シリーズが出来そう。
蔵王を右手に東北道を走り、吾妻山系に心踊らせ、
二本松ICを下りて、15分。安達太良高原に続く安達太良線を走る。
大好きな福島には、山歩きの思い出も伴う。
さて、サファリパーク。
マイカーでサバンナ、と行きたいところだけど、
以前別のサファリに行った時、マイカーのミラーをロバにかじられたので、
パークの代車をレンタルした。(1000円)
実際、中ではロバにかじられ、シマウマに体当たりされ、
鹿の角でギギーっとやられ、アメリカバイソンがミラーで背中をかいたりする。
窓を少し開けて、そこから草食動物には餌をあげるので、
窓はよだれでいっぱいに。
外に洗車場も設けられているが、
愛車が大切なひとは、お金がかかっても代車レンタルをオススメ。
気兼ねなく楽しめる。
最初はライオンのゾーン。
厳重な扉をいくつも通過して、進む。入口で、
「ライオンゾーンでは、止まらずに進んでください」
と言われるので、運転席に私ひとりしかいない状況では、
残念ながらライオンさんのスポットで、ゆっくり写真を撮ることが出来なかった。
車を停めて命を危険にさらす勇気もなく、ゆっくりゆっくり通過。辛うじて一枚。
広大な敷地に放し飼いにされているが、全員がこの屋根の下に集まっていた。
ライオンゾーンを一周すると、再び厳重な扉を抜け、草食動物のゾーンへ。
鹿に囲まれ、(角が車体に、ゴツンゴツンと当たる・・・)
シマウマにすごまれ、
(おやつをもらえなくて腹をたてると、つばを吐きかけることがあるので注意)
アメリカバイソンに囲まれる。みんな、窓から貰える、おやつ目当てだ。
体当たりするのもいて、ユサユサと車体が揺れたりした。
「ビスケット、くれ」
「くれなきゃ、どいてやんなーい。へへっ」
「ビスケット、ください」
「くれってばよ~」
平日のサファリパークはすいていて、草原に一人ぼっち、
動物たちにとり囲まれて、小さくなっていた私だった。
動物たちが、広大な敷地にのびのびと草をはむ姿は、悪くない。
ウシ科のアメリカバイソンは、図体はでかくても、
間近で見ると、すごく優しい目をしているのが印象的だった。
病気の鹿がいたのがちょっと気にかかった。
けして安くはない入場料+餌代、どうか彼らの食費や治療費にあててください。
ライオンゾーンではライオンの写真が撮れなかったが、
入口の檻の中に、ホワイトライオンがいた。
檻のライオンは、ずっと檻なのかな。
それとも放し飼いのライオンと交替制なのだろうか。
檻の中のライオンは、すこし哀しげに見えた。
放し飼いゾーンを出て、このあと、「サルとウサギのふれあい館」へ。
園内では、遠足に来た保育園児たちを見かけた。
キツネザルが愛くるしかった。この次の記事で。
放し飼いのゾーンは、動物が草を食んでいたり、
寝てたり散歩してるのを遠くで見るんだろうと思ってました。
それがお腹を空かせた状態で放し飼いさせてあるんですねー。
これは自家用車では絶対にダメですね(笑
サファリパークは行きたかったけど行けなかった場所でした。
まさにそんな感じですよ~。
のんびり草を食べてる子たちもいますが、
やる気?のある子たちは、
車を見つけると、えっさえっさとやってきて、
あっという間に取り囲まれます。
もっとお客さんがいれば分散するんでしょうけどね。
見渡せども、私の車しかなかったんで。