連日、猛暑が続いている日本列島。
ここ仙台にも今日、高温注意報が出されました。
人間も息絶え絶えですが、毛皮を着てる犬たちはもっと大変。
今日は午後、150匹の犬舎で過ごしました。
屋根に断熱材を敷いてもらったので、
去年の夏と比べれば、格段に涼しいです。
それでも、室内の温度が33℃を下回らない。
犬たち、もう寝るしかありません。
いつもお転婆の「かよちゃん」(手前)ですが、可愛い寝顔です
寄り添っているのは、最近だいぶ体が弱ってきた「さくら」(奥)。
後ろ足の感覚がなくて、殆ど歩かなくなりました。
白い眉毛がポイントの、黒い「ラブ」(下)は警戒心が強く、
いつもグループ内やボランティア達の動向に目を配っています。
このグループは特に、結束力が強い。
さすがのラブも、この暑さにはふて寝するしかありません。
ケリー(下写真)はそれでも、完全に眠ったりはしない。
かすかな物音にも敏感に反応する。
物静かで、武士のような、戦士のような。
とても気高い性格です。
ふわふわの白毛が綺麗なのは、しょぼ。(下)
今年もサマーカットしてもらえるといいねえ。
あかね(下写真)。
夢をみているのか、時々足が走っていました(笑)
夕方になると、ここのところ毎日の、雷鳴が轟きました。
おびえて鳴く犬たちもいて、なだめるために童謡なんかを歌ったりしてやる。
別室の、特に怖がりの子たちは足元に集まってきて、
まるで幼稚園の先生にでもなったような気分に(笑)。
(ちなみに、写真のこのグループの子たちは全然動じません(笑))
夕方、交替で来られたボランティアさんが仰っていました。
「この暑さだし、地震と雷は毎日あるし、なんだか心細いね」
「心細い」
本当にそうだと思いました。
こんなにしっくりくる言葉はないかもしれません。
人間も、きっと多くの動物たちも。
ワンちゃんたちも夏バテ中かな!?
もしかして人間の何倍も暑いのかもしれないですよね。
ワンちゃんたちのカットをしてくださる方がいらっしゃるのですか?
お料理教室、お疲れ様です
ここのワン達は、愛情を持って飼われていなかったので、
ひとに触らせないんです。
触れる子はほんのわずかですね。
甘え方を知らないんです。
それでも私達を信頼しているのか、
咬む子は1匹もいません。
サマーカットはゲージに入れて、
ペット美容院に行ってトリマーさんにやってもらいますが、
暴れたり失禁したりしてそれはそれは大変な大騒ぎに(笑)
でもカットしてもらったら、
とっても快適になるんですよね。