夫と、災害ボランティアに参加してきました。
先週は若林区で写真洗浄を経験しましたが今日は、
西本願寺ボランティアセンターに登録して、石巻へ行きました。
作業内容は、石巻中央公民館湊分館の、外壁のペンキ塗り。
氷点下の中、みんな全身ペンキだらけになってがんばりました。
2月4日に、この公民館で、住民の方たちのイベントが開かれるのだそうです。
2階部分までは届きませんでしたが、
明るく白く塗り直された公民館で、楽しい時間を過ごしてもらえたら嬉しいな。
周辺は津波の爪跡が深く刻まれており、
それでも、1階部分が打ち抜かれて2階が無事だった家では、
2階部分で生活しているご家庭が多く見られるのに驚きました。
今もなお、不便な生活を強いられているひとたちがたくさんおられました。
帰りに、大曲地区を通りました。
津波で分断された陸橋、なぎ倒された家々、流された家々のあった跡、潰れた車、
壊れた住宅の隣りに横たわる、大型タンカー船。
震災直後かと錯覚する程の、殆ど手つかずの場所です。
現実とは思えない光景があの日のまま、そこには拡がっているのでした。
ここには街があり、人々の生活があり、子供がいて、お年寄りが歩いていた。
この街が元通りの姿を取り戻す時…。
それまでの時間を思うと、気の遠くなるような長さを感じました。
同行させて頂いた他のボランティアさんたちは、
震災直後から、瓦礫撤去や泥だし作業に携わっておられ、色々な話を聞かせて頂きました。
実際に経験されたひとにしかわからない、
感覚、におい、感情、大変さがあったと思います。心から敬服致します。
私と夫は今頃になってやっと、沿岸部の作業に入らせて頂きました。
東北には、まだまだ「やるべきこと」が多く残されていると実感しました。
今日体験してみて、微力ながら、
自分達には「屋外での作業」が向いているように思いましたので、
週末は二人で、今後も都合のつく限り、継続して携わっていきたいと思います。
7ヶ月ぶりに行きましたが、震災前に戻るにはまだまだ時間がかかりそうですね。
でも気仙沼在住の友人をはじめ、みんなは常に明るく元気でした。
熱い魂は健在で嬉しかったです!
仲間内で震災復興チャリティーイベントを浅草でやります。
もしチャンスがあれば来てください☆
http://yaplog.jp/kanesada25t/archive/840
いつも方々で災害支援のために活動されていて、
本当にありがとうございます!
浅草のイベントも楽しそうですね!
ご成功をお祈りしています。
たくさんの人々が笑顔になりますように!