宮城県美術館に行ってきました。
『絵本原画名品展~記憶の底のたからもの』8月2日~10月10日まで。
絵本の原画がずらり。絵画だけなので、文章はついてない。
おはなしの内容を想像しながら、展示された絵を眺めるのも楽しかった。
私は、クマとかリスとか、動物が出てくる絵本が好き。
キツネが出てくる「そらいろのたね」は今も本棚にある。
展示されている絵画では、中谷千代子さんの『もりのでんしゃ』の絵が好きだった。
どんなお話かわからないけれど、
森の中を、クマやリスやウサギやたくさんの動物たちを乗せた電車が走る。
運転しているのは人間のおじさんだった。
実際には人間は優しいひとばかりじゃないけれど、絵本の中でだけは、ひとも動物も、幸せな夢を見ていたい。
他にも、『大きなかぶ』、『ごろごろにゃーん』、『だいちゃんのうみ』など迫力の絵画がずらり。
入場料300円でこの幸せ。
宮城県美術館には、「アリスの庭」という名の庭園がある。
点在するブロンズ像を眺めながら、緑の小路を散策する。
「不思議の国のアリス」登場人物のブロンズ像がいっぱいあるのかと思っていたけど、そういうわけではなかった。
その中のひとつ、腰掛けて物思いにふける少女。
憂いを漂わせたそのあまりの淋しさに、思わず足をとめる。
が、反対側に回ってみて、あれ?と不思議な感じがした。印象がまったく違う。
はにかみというか恥じらいというか、どこか艶っぽさも感じさせる表情に。
絵本展を観た後は、美術館のレストランでお昼を、と思っていたけど、
「喫茶・レストランは当分の間、閉店いたします」ということだった。事情はわからず。
絵本展を観て、無性に絵を描きたくなった。単細胞・・・・
ミュージアムショップで、スケッチブックを買って帰った。
美術館の記事と一緒くたにしたくないので、私のへったくそな絵は次の記事似て。
美術館は新しい空間に会える所だと思います
機会があるごとに全国の美術館を訪れたいと思っています。
それでは又お伺いします
いろんな美術館や博物館を観ておられるでしょうね。
羨ましいですね
南米の博物館に行ってみたいです。