鬼首すすき野原トレッキングコース（宮城県）

禿岳、鍋倉山→花渕山に続き、3週連続で鬼首（オニコウベ）へ。

土曜日は山登りが恒例だが、今日は、

私が首の筋を違えていて、ロボットみたいだったので、

「軽いトレッキングコース」で。

 

・・・のつもりが、意外に長丁場のコース。

勾配は無いものの、片道約1時間半、一周3時間ほどかかってしまった。

首の筋を違えているひとには、少なからぬ負担になるので注意を。

とはいえ、鬼首スキー場周辺は、禿岳・荒雄岳・須金岳・栗駒山の山容を望む、

広大な放牧地帯になっていて、そのアルプス的な景観は、

深呼吸しても逆に吸い込まれそうなほど壮大だ。

 

海が反転したかのような、どこまでも続く大きな空、

梅雨の厚い雲に覆われていたが、時折青空ものぞいた。

20℃を下回り、トレッキングにはこれ以上ない快適な気温。

大崎市営牧場の中を歩いていく。

 

放牧されている牛さんたち。

草原の木々の間で、のんびりと草を食む。

このところの大雨で増水し、

道が川になっているところは裸足になって渡った。

先々週に登った禿岳を望む。

水場で羽を休めるセグロセキレイ。

こちらは鳶か。

あんなてっぺんの細い枝にとまれるんだから、

大きく見えても鳥って軽いんだな。

和菓子みたいな可愛い花。

折り返し地点を過ぎたあたり。禿岳を背に立つ、不動明王。

 

良く見ると、可愛い・・・・

不動明王からまもなくの、見晴らし岩の上から。

ここでお弁当を食べた

見晴らし岩を後にして、すすき野原をすすむ帰り道。

かるく遭難。

あまり人が来ないからか、草木が生い茂り、道がさっぱりわからなくなった。

ちょっと焦ったけれども、無事レストハウスかむろの駐車場に帰還した。

そして山の後は、これまた3週連続で鬼首温泉へ。

このあたりのお湯は、鳴子にも違いが硫黄質とは違い、

透明で、湯上りの肌がつるつるすべすべになる。

首の筋に効くかどうかはちょっとわからない。

 

今日は、愛護センターの被災犬たちにとって、第一回譲渡会の日だった。

歩きながら、始終、気になった。

みんなが、優しい里親さんと出会えますように。

祈りながら歩いた。