
宮城県鳴子町と、山形県最上町の県境にある、禿岳(1261.7M)に登った。
この禿岳、悲しいかな、「禿げ」で変換しないと出てこない・・・。
「ハゲだけ」でなく、「かむろだけ」と読んであげてくださいまし。
午前中は大雨注意報が出ていた宮城、山形。
9時半には花立登山口に到着したが、
昼に向かって晴れる、という予報を信じて、待機することに。
車中で仮眠したり、鬼首(オニコウベ)温泉に入ったりして、
ようやく、厚い雲を押しのけて、陽射しが注ぎ始めた正午。
早出鉄則の山登りですが、今回は遅いスタートになった。
登山口から望む禿岳。
待った甲斐があって、天候は時間を追うごとに回復。
クマ除け鈴の音もかき消される程のカエルの大合唱の中、
マイナスイオンでしっとり潤ったブナ林をよじ登っていく。
4合目あたりから勾配はキツくなり、カエルの声もいつしか聞こえなくなる。
「ケキョケキョケキョ」とウグイスに警戒されながら、
マイヅルソウやツマトリソウ、イチリンソウが咲き乱れる稜線を進む。
残雪の場所もあるが、もう間もなく溶けきるのではないでしょうか。
禿岳山頂!360℃の大展望。
栗駒山、月山、神室連峰、鳥海山などが望める。
見晴らし、いいんだけど、
もうあと数メートル、山頂の標高、或いは自分の身長が高ければ、
眺望がさらに素晴らしいのに、と感じる。
・・・行けば、わかる。たぶん。
眺望は、山頂に続く稜線が素晴らしい。
東北地方はまだ余震が続いていて、今後も大きな余震の恐れがあるという。
土砂崩れとか、クマとか、いろんな危険があるにはあるけど、
山であれ、災害時であれ、何事か起こった時、
「もうだめだ」と思ったら死ぬんじゃないかという気がする。
何かあったら「死んでたまるか」と思おうね、と話しながら歩いた。
冗談めかして、「なにかあったら、一目散に逃げるからついてこい」という夫。
ピンチの時に助けてくれないのかヨ、と思ったが、
一緒に登っている以上、「助けてもらおう」と思うのも間違ってる。
「お互いにベストを尽くして」生き残ろう、と決めた。
考えてみれば、山はいつでもちょっとしたサバイバル。
水が足りなくなることもあるし、気温変化で身体が冷えることもある。
藪からの物音にクマの気配を感じてビビることも。
せっかく山に登るのなら、どこでも通用するサバイバル力を養いたいものだ。
すっかり前向きになって、山から下りてきた。
前向きでないと、山頂に辿りつけないのが山登り。
否が応でも、ポジティブにならざるを得ない。
昨年は、1年間で30の山に登った。
今年は震災で、ペースが遅れ気味だが、
自分たちを鍛えるためにも、可能な限り、山は登りたいと思う。
とてもいい勉強になりました。
どこにも読みづらい地名ってありますよね。
それはともあれ
とてもきれいなところですね
自然の中に吸い込まれそうです。
植物もきれいですね。写真も上手。
今日は審判でずぶ濡れ
疲れてたところにこの写真
とても癒されましたよ
山散策に限る
山野草も見ながら「こら何かな???」て、その程度
そして、産直で高値で売られているのを見て
そんなモンですね
やっと、本来のきのこちゃんに戻りましたね
でも、常に地震の事は頭に置かないとね!お互いに
防災の為ラジオを携帯する癖つけました
海ではまだまだ前向きになれません
山の方がイイかもな・・・
とちょっと思ってみたりしてます
先週は、連日ボランティアで、
帰宅するとへとへとになっており、
なかなか更新やお返事が出来ないでいました。
でも、頂いたコメントは、
毎回、すぐに拝見してますからね!
(携帯から見られるので)
今週はお天気はどうでしたか?
良い週末を送られたでしょうか
ひょっとすると、佃煮やパック詰めにして、
村のお店で売られている人たちなのかも
しれないなー、と思いました。
私は山菜やきのこに詳しくないので、
こないだ、山のお店で、山菜の味噌を買ってきました
結構高かったです~
海でもいろいろと不安があると思いますが、
うーん、山でもおんなじかも。
いつ余震があるか、土砂崩れがあるか、
わからないし、
ブナの幹には、クマの爪跡がありますしね
どこにいても、いつなにが起きるか、
わからないなー、なんて思います。
いつ何があっても悔いのないように、
一瞬一瞬を大事にしていきたいですよね