骨折２０５日目

今朝は会社の福利厚生で職場の方々とＴＤＬへ。
といっても、たくさんの人と待ち合わせをすると遅刻をするのではないか、迷惑をかけるのではないかという「寝られなくなる要因」を避けるため、現地集合組となる。

とはいっても、元々ディズニーキャラクターは嘘くさい笑顔で苦手。
しかもミッキーのしゃべり方が嫌いなので、もう気分はだだ下がり。
現地到着予定時間は、８時３０分頃としていたが、もう気持ちが持ち上がらず８時過ぎに家を出発。
舞浜駅までは１時間ほどかかるので当然遅刻。

８時３０分頃に幹事からメールが入る。
うわ～まだ品川にも着いていないよ。
というわけで、９時半頃到着予定に変更になったことを伝える。
すると、ランチの予約が午後４時になったとのこと。
幹事さんには悪いけれど、もうテンションだだ下がりがもっと下がる。

もうね、なんでみんなディズニーが好きなのだろう？
こんな混雑しているところにワクワクで行く人の気持ちが分からないなぁ。

さて、一番の遅刻者として１０時近くにやっと合流する。
雨が降っている上に、歩く距離が長いからと杖をついてたので、本当に歩きにくい。
しかも混んでる～。

するとどうしたことだろう、いつもより余計に足が痛くなってきた。
仕方なく私だけコーヒーを飲んで休んでいたり、一人だけアナ雪のミニパレードを見たりした。
その後、３Ｄ映像を見る。

もう３Ｄ映像なんて、もう何年も見ていなかった。
だって気持ち悪くなったり、光の刺激で頭痛を誘発するもの。
仕方なく音だけ聞いて目をつぶる。
それでも、大きな音なので疲れてしまう。

それから小船に乗ってお人形さんを見るものの、こちらも音が大きすぎて疲れる。
それに小舟に乗降するのに、足が痛い私には一苦労。

じつは、こうしている間にも私の関心はほかに向いていた。
雀などの小鳥が園内で低く飛んでいて、人間のすぐ近くにいる。
寒くてふっくらとしている小鳥たちばかりに目が行ってしまう。
要するに私にとってＴＤＬの魅力は、小鳥に劣るわけだ。

本来ならば午後４時にみんなで食事なのだが、もう足も痛くなってきたことだし午後２時過ぎに辞することにした。
つまらないと思うからつまらない…と思っていたのだが、魅力のない施設で値段ばかり高い買い物をする気にはならない。

そして今まで気がつかなかったけれど、ＴＤＬは私のようなケガに起因する足の痛みがある人には向いていない施設だ。
意外とわずかな段差や傾斜が多くて、私のような体のバランスがとりにくい状態にある足だとかなりきつい。
うちの近所にある商業施設、ショッピングモールの方がはるかに歩きやすい。
ＴＤＬは身体障害者に対してはとても親切だというのを聞いたことがあったが、私のような身体障害者未満のケガや後遺症に対してはかなりハードルが高い。

それと、今回約１０年ぶりにＴＤＬに行ったのだが、キャストの質って落ちていないか？？
入場の際に、杖を使っていたが、入場ゲートのバーに杖が引っかかって入れなかったのに、係の人は知らんぷり。
ゴミを捨てようとしたとき、係の人にごみを奪い取られるように持ち去られたので、杖をついている私は体のバランスを崩してしまった。
それも知らんぷり。
ゴミの回収するのは親切心なのかもしれないけれど、奪い取るようではなくもっと優しくゴミを受け取る方法もあるのではないだろうか？

あれ～？ＴＤＬのキャストの質ってこんなもんだったかな？
それとも今私がこんな足で体のバランスを崩しているのを「鈍くさいヤツ」と思われたのだろうか？
本当に残念に感じられる。

１０年ぶりくらいのＴＤＬなのに世知辛い感想しか抱けず、楽しめなかった。
たぶんこの先、会社の福利厚生などの「おつきあいで行くＴＤＬ」以外で、自発的にＴＤＬに行くことは一生ない。