昨日、ポストに川崎市が発行したハザードマップが入っていました。
あれ?前に配布されたハザードマップよりも、色付き(被害がある場所)が少ないぞ。
と、もう一度表紙をみると「内水ハザードマップ」。
うーん、これを見て納得する??
当地は2年前の台風19号で、多摩川こそ決壊しなかったけれど、内水氾濫で被害が出ました。
でも、内水氾濫が起きるくらいの雨量の時は、河川の決壊も心配なくらい降雨量があります。
内水ハザードマップと通常の水害や土砂災害のハザードマップを見比べられる方がいいと思うのだけれど。
でも内水ハザードマップをみていると、昔の多摩川の流れや田んぼの痕跡が見えてきます。
濃い青色やピンク色は古地図で見た河川の跡と重なります。
左端の真ん中あたりにある水色は、むかしは一帯が田んぼで二ヶ領用水が細かく分岐している地域です。
私の自宅周辺も一昨年の内水氾濫被害がありましたが、これを見ていたら、20以上前に住んでいた地域もハザードマップで色づけされていました。
その地域は田んぼを埋め立てて、区画整理をせずに住宅地になったので、都市としての排水機能が少々悪いのかもしれません。