makoto's daily handmades

八千代市・京成バラ園に行く その2

5月14日のおはようガーデンで訪れたときの様子。
その2では、「バラの丘」「見晴台」方面で気になった品種をご紹介する。

バラの丘の入口で温室方面を眺める
ここはベンチが置いてあるが、大変眺めがいいと感じる場所の1つ。


バラの丘の外周部。
ここは高木のが多いが、りんご(ポルカやワルツ)などもあって、庭でバラを楽しむヒントになりそう。うちには庭はないけど。


品種:コレッタ
作出年:1955年
作出者:メイアン社(仏)
系統:S(シュラブ 系)
特色:カット咲きからロゼッタ咲きになる。仏女性作家シドニー・ジョセフ・コレッタ(オードリーヘップバーンを見いだした人)にちなむ命名。アプリコットカラーが印象的で、オールドローズの特徴もあるのでとても優雅。


品種:チャイコフスキー
作出年:2000年
作出者:メイアン社(仏)
系統:HT(ハイブリッドティー)系
特色:作曲家チャイコフスキーにちなむ命名。京成バラ園の表示はHTだが、ネットでしばしばS系となっている。私にはHTかな?くらいしか分からず、Sと言われれば、そうかもとかなりあやふやだ。オフホワイトでとても清々しい色。香りもあるというが、早朝過ぎて香りは殆ど分からなかった。


品種:つる イブピアッチェ
作出年:2005年
作出者:メイアン社(仏)
系統:Cl(クライマー)系統
特色:HT系もある。四季咲きという解説もあるが、それほど多く咲かないとも。香りがあるらしいが、早朝過ぎて分からず。


近くのジャーマンアイリス。ジャーマンアイリスは品種までは分からない。


品種:ゴルデルゼ
作出年:1999年
作出者:タンタウ社(独)
系統:F(フロリバンダ)系
特色:オレンジ系で色幅がある。名前の由来はベルリン戦勝塔の女神像に由来するというが、なんとも勇ましい由来で、花はどこまでも明るい印象。勝利に酔いしれた色合いということか?


品種:ミミエデン
作出年:2000年
作出者:メイアン社(仏)
系統:F(フロリバンダ)系
特色:カップ咲きで外縁部は緑がかっていて、中心は濃いピンク。咲き進むにつれて全体的にピンク系に変化する。じつはこのバラは京成バラ園に初めて訪れたときに「こんなバラ見たことがない!」と驚いて以来大好きになった品種だ。今日はまだ時期には早すぎた。秋バラも楽しめるが、ミミエデンは春バラの方が好き。


品種:つるミミエデン
作出年:2009年
作出者:メイアン社(仏)
系統:Cl(クライマー)系統
特色:ミミエデンの枝変わりのつるバラ。こちらも少し早かった。ミミエデンよりも、少々花が小さいが、美しさは変わらない。


品種:ローゼンドルフ・シュパリースホープ
作出年:1988年
作出者:コルデス社(仏)
系統:S(シュラブ)系 ※Cl表記のサイトもあり
特色:あまり花弁は多くないけれど、ひらひらとした花びらで華やか。トレリスやアーチ向き。


品種:ペルティーダ
作出年:1983年
作出者:デヴィット・オースチン氏(英)
系統:S(シュラブ)系
特色:ロゼット咲きでいかにもイングリッシュローズという姿。色合いもほんのりとアプリコットカラーで、優しい気持ちになる。


品種:エマニュエル
作出年:1985年
作出者:デヴィット・オースチン氏(英)
系統:S(シュラブ)系
特色:蕾に近いとオレンジに近いが、咲き進んでピンク色になる。今回、バラの丘の中では印象に残った品種の1つ。


品種:つる 聖火
作出年:1985年
作出者:鈴木省三氏(日)
系統:Cl系
特色:「聖火」の枝変わり。つるバラの聖火があるのを忘れていた。つるバラなので花はこぶり。2020年東京オリンピックで、この花が会場を飾ればいいのに…と思っている。でも真夏の開催だとちょっと難しいだろうな…。


品種:ブラザー カドフィール
作出年:1990年
作出者:デヴィット・オースチン氏(英)
系統:S系
特色:カップ咲きで色合いも、まさに「かわいらしい」としか表現できない。私のボキャブラリーの少なさが問題になってしまいそうだ。


品種:ウィリアム&キャサリン
作出年:2011年
作出者:デヴィット・オースチン氏(英)
系統:S系
特色:英国王室の王子と同妃のご成婚にちなんだ品種。白だし、オールドローズっぽい姿で、英王室の伝統を表現…というところだろうか。とても清々しい。


品種:ジャネット
作出年:2003年
作出者:デヴィット・オースチン氏(英)
系統:E(イングリッシュローズ)系,S系
特色:花弁の先端と中心はピンクで徐々に変化していく。中心に吸い込まれそうなくらい。そして早朝にもかかわらずかなり香りが感じられた。


品種:ジェフ ハミルトン
作出年:1997年
作出者:デヴィット・オースチン氏(英)
系統:E,S系
特色:カップ咲き。ちょっと花が重くて首をうなだれてしまっているが、イングリッシュローズらしい形が愛らしい。


品種:シャルロット
作出年:1993年
作出者:デヴィット・オースチン氏(英)
系統:E系
特色:ウィリアム&キャサリンと比較的近くに植わっていたので「シャーロット王女」にちなんだのかと思ったら、違った!1993年作出だから当たり前なのだけれど。作出者一族の方の名前にちなんでいるのだそう。だから別名「シャルロット オースチン」と呼ばれているのだとか。元気のよい色合いで、はつらつとした女性なのだろうと想像してみる。

(続く)
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