この日は午前中雨で、午後からの作業となりました。
兄、両親、姪R2号、私の5人で、花摘みと人工交配をしました。
姪R2号は大学4年生で就活も2社から内定をもらっているそうです。
これまで果樹園の手伝いは、直売は手伝ったことはあるそうですが、春の作業は初めてとのこと。
父は座ってできる作業をしていましたが、そのほかの4人は人工交配をやってから花摘み作業をしました。
午後はこんなに天気が良かったです。
できることなら朝から晴れていてほしかった…。
写真の果樹は晩生種なので、もう散りかけです。
翻って早生種はまだ開花してないンです。
1つの木は最低5回(5日)は人工交配をします。
この枝は私が3回行っているので、もし結実しなかったら完全に私のせいだな…と思わされるでしょうね。
この日は2時間しか作業はしなかったのですが、日差しがあってちょっと暑かったです。
丘の上の果樹園で作業したので、日差しを遮るモノがないので仕方ありません。
次回も楽しくお手伝いしたいです。
☆おまけ☆
果樹園から実家に戻るとき、姪R2号と2人きりになりました。
姪は「将来、果樹園どうしようかって考えちゃう、例えば20年後どうなっているかなって…」と言うのです。
私は「選択肢はたくさんあるし、なるようにしかならないンだからそんなに悩むことないよ」と言うしかありませんでした。
兄夫婦には娘が2人。
まずは話し合ってどちらかが後継者になるかどうかを決めることが先決だと思うし、農業をしないのならその道もありなんです。
後継者になることが決まったら、このまま同じ作物を作るのか、別にするのかを決める、将来結婚するのなら配偶者にどの程度農業をしてもらいたいのか、によっても違います。
また農地を誰かに賃貸することもできるし、農地の一部は農地以外の方法で維持する方法もあります。
また農業ボランティアを率いてそれほど農業技術に精通していなくても農業経営者として農地の維持はできます。
もちろん姪2人が農業をしないのなら、将来は処分するのも、不動産経営をするのもありなんだけれど。
若い姪っ子たちには選択肢はたくさんあるのです。
もし今からできるスキルとすれば、将来人手不足で第三者に農作業を頼まざるを得ない時、手伝ってくれる方が気持ちよく働ける環境づくりができる人物になっておくことでしょうか?
気持ちよく働ける環境づくりができる方って少ないンですよ。
同じ労働者同士、お客様について悪口陰口を言わない、親切さ、笑顔、自分に厳しく、相手に寛容である、ポジティブな発想、相手を褒める、自分の過ちを認める、相手の話に耳を傾ける、爽やかさ、相手を尊重する等等。
働く環境って、賃金だけで決まるンじゃあなくて、一緒に働く人たちがどんな人なのか、が意外と大きな要素で体力的に大変でも励ましあえる環境が大切なんですよね。
姪R2号はまだ大学生だけれど、今からそのことを自ら実践して働く環境をより良くできる人物を目指していれば、実家の将来像もそのうち見えてくるンだと思います。