MIFさんがお休みの日に行田市へ行ってきました。
日本最大の田んぼアート。
人生で田んぼアートを見るのは3回目。
初めては静岡県静岡市の登呂遺跡。
2回目は青森県田舎館村の道の駅。
今回は埼玉県行田市の古代蓮の里。
私が田んぼアートを知ったのは田舎館村の作品が最初で、1996年頃だったかな?
でも神奈川県からは遠いですから「面白いイベントをしているな」とは思っていましたが、実際に見に行くことはないと思っていました。
高い場所から眺めるくらい巨大なので、実際の田んぼでは、原画とは違うンです。
この測量の設計図、登呂遺跡や田舎館村では見かけなかったと思います。
測量の設計図も展示があると、どれだけ手が掛かっているのかがよくわかります。
見る場所の高さと絵柄の輪郭線を計算する…たぶん高校生で習う三角関数を使うンじゃあないかな?
私、生物、地学、化学は成績優秀だったのに、数学と物理が壊滅的だったので理系は諦めたクチです(苦笑)
展望台からは360度のパノラマ風景が見られます。
私が見ている方向の奥は、神奈川県の大山(おおやま)から丹沢産地~東京都の高尾山辺りまでが見えています。通路を巡るとさらに奥多摩から埼玉、群馬、栃木、茨城までの関東地方をぐるっと囲む山々が見えるそうです。
この日はちょっと雲が多めだったので、私が見慣れている大山や丹沢の山々も微妙に見えづらかったです。
ここは古代蓮の里という公園なので、展望台の足元にはハス田が広がります。
幾何学模様のように見える遊歩道がある場所がハス田です。
花の時期はもう終わりなので、立ち葉の間からシャワーヘッドのような花托(かたく)が伸びているだけでした。
田んぼアートの元絵になっているキャラクター。
Eテレのアニメ「アオアシ」の登場人物だそうです。私はスポーツアニメは殆ど観たことがないので、たぶんサッカー…くらいしか分かりませんでした。
実は展望台の入り口を通り過ぎてしまい、先に田んぼアートの横から田んぼを見ました。
殆どなんだか分からず「なんか人っぽい形が3人分?」とMIFさんと確認したくらいでした。
田んぼアートを観るための感動を高めるために、どんな絵柄か事前に調べなかったことが良かったのかもしれません。
古代蓮の里には売店もありまして、ちょっと立ち寄ってみました。
絵はがきもたくさん取り扱いがあって素敵でしたが、私はポスクロで海外に送りたい…。ちょっと強度に問題がありそうだったので購入には至らず。
もし、古代蓮の里の売店に絵はがきを出品されている方がこのブログをご覧になったのなら、ぜひ紙質をもう少し厚いモノで作っていただきたいです。
だってせっかく素敵な絵はがきがたくさんあるのですから。
さてここ行田市は、埼玉県の名前の由来になった「サキタマ」の地です。
狛犬ちゃん達にご挨拶。
手水場は使用禁止。
でも手水場にはネコ埴輪ちゃんも行水中。
どう見ても不自然な盛土を登って行きます。
この階段を登ります。
前玉神社(さきたまじんしゃ)の社殿です。
この角度からも撮影。
社殿の彫り物がスゴく素晴らしいです。
そして、不自然な盛土というのは、予想していた通り古墳でした。
事前になにも調べずに参拝したのですが、毎月22日は猫ちゃん御朱印の日だそうです。
猫ちゃんの絵馬があったり、おみくじがあったり、猫ちゃんもいましたから、猫好きの方に人気がある神社なのですねぇ。
今回はこの神社の近くの和菓子屋さんで塩あんびんを購入したくて立ち寄ってみました。
だかしかし、塩あんびんはすでに売り切れでした。
この近くには埼玉古墳群(さきたまこふんぐん)という関東地方では大規模な古墳群があります。
前玉神社もこの古墳群の1つと考えられているそうです。
また「のぼうの城」の舞台になった忍城、ドラマ「陸王」の舞台になったのも、この行田市です。
今回の訪問は、計画的に行動したワケではないため行き当たりばったりでした。
塩あんびん(埼玉県北部でしかなかなか販売していない)は購入できませんでしたが、いがまんじゅう(饅頭を赤飯でくるんだもの)は購入できました。
あまり立ち寄ったことがないPAやSAにも立ち寄れたのでとても楽しかったです。
今回も遠くまで連れて行ってくれてMIFさん、ありがとうございました。