makoto's daily handmades

きっちゃん 20221213

セキセイインコのきっちゃんがうちのコになって1週間あまり。

もう挿し餌は卒業しました。

昨日までは豆苗に興味を示さなかったのに、今日はパリパリとかじり始めました。

わが家ではシード食で、すでにむき餌と殻付きの両方を食べてくれています(シードにパウダーフードをふりかけています)。

 

さてペットショップで確認済みですが、きっちゃんはクリッピング済みです。

今回はクリッピングのお話。

クリッピングとは、風切り羽根という翼の一番外側の羽根の先を切ってしまうことです。

通常の風切り羽根は、こんな形です。

わが家のセキセイインコでこの部分に黒い色素があるのは、アイツだけ。

そらちゃん(オス、2歳)の抜け羽根です。

羽根は一定期間で必ず生え替わるので、時々ケージの中や放鳥中に床に落ちているモノです。

 

雛トヤという換羽は、だいたい生後2か月くらいから始まります。

ガッツリとクリッピングされているきっちゃんも、そろそろ始まってもいいくらいですが、なかなか始まりません。

赤い丸印のところが大きな違いです。

左側がそらちゃん。黒くて縁が白い長い羽根が見てとれます。尾羽根の根元まで風切り羽根が伸びています。

右側のきっちゃん。本来は黄色い(推定)長い羽根があるべきですが切り取られています。本来なら尾羽根の黄色の部分まで風切り羽根が伸びているはずでした。

 

きっちゃんはクリッピング済みなので、うちにお迎えした時は30センチも飛べませんでした。

今は、垂直方向に70センチ、水平方向は20センチくらい飛べるようになりました。

クリッピングしている個体は無駄に体力を使って飛び立とうとするから疲れやすいので、様子見しながら放鳥する必要があります。

わが家で生まれたわかちゃん(故)はクリッピングをしなかったので、生後2か月ではすでにビュンビュン飛んでいましたけれどね。

クリッピングはいいこともあれば、悪いこともあるので、これは飼い主の好みや考え方が反映されるので、私は否定も肯定もしません。

わが家場合はインコちゃんズとの付き合い方から、進んでクリッピングはしないだけのことです。

ペットショップのお雛ちゃんにクリッピングしてあっても、換羽が進めば羽根は生え替わってしまいます。

雛トヤが始まらないとお話にならないのですが、きっちゃんもなるべく早くクリッピングした風切り羽根の換羽が終わって欲しいな、と思っています。

そうすれば楽に飛翔できます。

だがしかし、かいちゃん(メス)はお迎えして1年後までクリッピング羽根が抜けていたので、個体差が大きいかもしれませんね。

ゆっくり換羽を待ちましょう。

 

さて、お世話係が世代交代の気配の話。

2年前に亡くなったれもちゃんが長年のお世話係で、群としてのリーダーシップははくちゃん、でした。

れもちゃんが亡くなった後は、リーダーもお世話係もはくちゃんが担当していました。

が、ここへきて、お世話係はるびちゃん、そらちゃんがやっています。

ビックリするのは、あの孤高のるびちゃんがきっちゃんに興味を持っていることです。

るびちゃんだけは、ペットショップで売れ残り個体でいわゆる荒れ鳥といわれる部類です。

うちにやってきた時は人間の指をガブガブ噛んだり、怖がるタイプでした。

でもねぇ、れもちゃんやはくちゃんのおかげで群の仲間入りを果たし、晩年のわかちゃんには寄り添えるくらいになりました。

そらちゃんには困惑気味で逃げ惑っていたけれど、今回、きっちゃんにはるびちゃんが自分から近寄って行ってみたり…。

あのるびちゃんがねぇ…と感慨深いです。

いまだ条件を満たさないと人の手には乗らないし、人の指から餌を摘まんで食べることもほぼないけれど、るびちゃんもずいぶん成長したんだな、と感じました。

うちに来た当初は、放鳥しても他のインコちゃんズも避けてケージの奥に引きこもっていたンです。

そんなるびちゃんが、きっちゃんのお世話係になれるのかしら?

ただし、きっちゃんはメス、るびちゃんはオスなので、お世話係として一緒に放鳥できるのは来春くらいまでなのです。

 

さてこれからきっちゃんはどんな風に育っていくでしょうか?

将来が楽しみです。

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