makoto's daily handmades

お手伝い 1月1回目

今年も実家の農業のお手伝いがはじまりました。

お手伝い初め?お手伝い始め?というところです。

今回は、ぶどうの本剪定に伴うイツケです。

剪定が終わったら、枝を棚に紐で縛り止めることを「いつける」といいます。

もしくは「紐結び」。

 

ホントは私にぶどうの本剪定を教えたかったらしいのです(母談)。

だがしかし、落葉果樹栽培にこだわりがある父が先に取り組んで今年は私には剪定をやらせない…となりました。

その方が私は気が楽ですけれどね、責任を取らなくていいので。

でも老いる父母、病気進行中の兄、いまだ農業初心者の義姉の状況なので、それなりに私も農業技術を習得しなきゃならない状況でもあるようです。

この日は、両親と兄、ご近所の幼馴染Kちゃんのお父さん(通称オジサン、70代後半の男性)、私の5人で作業しました。

 

早朝にバイクで実家に行くのですが、いやー寒いです。

厚着できる身体の部分はいいンですけれど、いくらバイクグローブを身に着けていても、指先が痺れるほど寒いです。

あと、首とヘルメットの隙間。

ネックウォーマーを身に着けていても、ヘルメットのアゴ紐(ベルト)の関係で、アゴの下がねぇ。

私のヘルメットは、ジェットタイプ。

シールドが息で曇りにくいのはいいのですが、アゴがちょっと寒いです。

 

そしてこの日は、ぶどうのイツケですから、指先が痺れるほど冷たいのに、細かい作業。

1日手伝いをしただけで、指先がガサガサです(涙)

 

さてイツケ作業では、私の紐の結び方はヘイガシラ(塀頭)という結び方しかできません。

これは15年程前に援農講座で学んだ結び方です。

一方で、実家の人々はヘイガシラはできません。

去年もこの作業をしましたが、棚に目をやると、去年私が結んだヘイガシラの残骸を確認しました。

剪定作業では、前年に結んだ紐は殆ど切り落とします。

作業中にふと棚の鉄線をみると、私が結んだヘイガシラの残骸が…。

どうやらヘイガシラでは簡単には切り落としができないみたいです。

どーしよー。

このままでは年々残骸が蓄積されていくンじゃあないかな?

ヘイガシラのいい点は、一度結んだら簡単には外れないこと。

そして棚と枝を結ぶ時にテンションをかけることが容易であること。

ぶどうは匍匐性の植物ですが、上に伸びようとする力がかかります。

枝を棚に結ぶことで棚を吊り上げる力の補助にしています。

棚は単管パイプを使って吊り上げてもいますが、この植物本来の習性も重要なんです。

棚に残骸が残っても、十年くらいで棚自体の張り替えがあります。

この張り替えの時に邪魔になっちゃうンです。

ま、今年は知らんぷりしちゃおーっと。

そんな調子で今年もお手伝いがんばります。

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