私の高校時代の後輩の1人が北陸地方の大学で教鞭をとっています。
とはいえ、3年後輩なので同じ学び舎で学んだ訳ではなく、顔見知り程度の関係です。
彼はいろいろ不遇があって、私にまで「先輩、文学部に進学でしたね?英語教えてください」と言うくらい英語が苦手でした。
でも大学で教鞭をとっているのですから、今は私よりもずっと英語を理解していることでしょう。
もう会うことも、話すこともないし、恐らく私のことは忘却の彼方でしょう。
でも世の中スゴイもので、彼のXは誰でもみることができます。
そこで、高校時代のK先生の訃報を知ることになりました。
神奈川県には、県立生命の星・地球博物館という地質学系の博物館があります。
K先生は高校を定年退職されたのち、こちらの博物館と深い関わりを持たれていました。
何度か先生の講座が開かれていることは知っていたのですが、結局参加しなかった私。
たしか、今春の県内の市民講座の講師にお名前を見かけたのが最後でした。
まさか2度と会わないだろうと思っていた後輩のXで、訃報を知るとは思いもよらなかったです。
こういうお別れがこれからの人生で積み重なるのだろうな、と思います。
K先生のご冥福をお祈りいたします。