先日立ち寄った道の駅・八ッ場ふるさと館に立ち寄った時、MIFさんが「高級なキャベツがあるゾ」と言いました。
私が見渡しても、どこにそんな高級なキャベツがあるのか判然としません。
その売り場までMIFさんが連れて行ってくれましたが、私の眼前には120円か130円のお品。
うちのご近所スーパーマーケットなら特売でキャベツ1玉150円くらいなので、高級か?と。
するとMIFさんが「あれ?値段じゃあない…」と。
品種が「419」という素数のキャベツでした。
何がそんなにスゴイのか分からないけれど、売り場では物凄く推しだったので、買ってみました。
パッケージがレジ袋でした。
道の駅でもレジ袋は有料でしたから、これならキャベツ1個買ってもついでに何か買っちゃうな、と。
さて、旅行から帰宅してからキャベツをまじまじと見たら、秋なのにまるで春キャベツ。
最初は加熱する予定でしたが、これは生食の方が美味しいかも…と思い、千切りや塩もみにしてみました。
すると、スゴく甘くて柔らかくて、秋にこの食感のキャベツが食べられるんだ、スゴい!
これはネットで話題になっているはず、と検索すると、まだ生産量が少ないし栽培が大変で生産した半分は廃棄になるような品種だそうです。
スーパーマーケットで販売している品種は一般的に、輸送に耐えられる、時間が経っても萎れにくい、退色や変色しにくいが第一条件で、味は二の次だそうです。
419はその条件には耐えられないようで、まだまだ生産量も少ないみたいです。
でも美味しいので、気軽に購入できるようになったらいいのになぁ、と思うキャベツでした。