makoto's daily handmades

お手伝い 4月5回目 人工交配&花摘み&摘花

前日は雨休。

兄は花粉採取の作業や直売ロッカーの準備はあったものの、雨で殆どの作業はできません。

当然私が担える仕事はありませんからね。

この日はまさに雨後の筍。

早朝から兄は筍掘りで忙しかったそうです。

朝イチで父が直売ロッカーで販売するワケギの荷造りをしていたので、私もワケギや蕗の荷造りを少し手伝いました。

荷造りと言っても出荷ダンボールに詰めるのではなく、ワケギの薄皮をむいたり根っこを切ってキレイな荷姿にして、洗浄、計量、袋詰めをします。

実家周辺は、戸建てが多いせいか、ワンちゃんの散歩のついでに直売ロッカーをご利用になる方も多いです。

野菜の荷造りをしていると「その手元の筍を買いたい」と声をかけてくださるお客様もいらっしゃいます。

だから荷造りをしながらも販売したり、なかなか忙しい時もあるンですよ。

 

さてこの日で人工交配で使う花粉採取用の花摘みは終了です。

今年は必要量の1.3倍ほど採取できたので、3割は来年に冷凍保存で持ち越せることになりました。

やろうと思えばあともう少しは採取できるのですが、兄の目論見ではこれで十分だそうです。

例年輸入花粉は全体量の2〜3割程度利用していたので、来年持ち越し分が3割あれば十分だそうてす。

 

この日、直売ロッカーの近くで休憩をしていたら、ご実家が静岡県で梨の栽培をしている方とおっしゃる方に声をかけられました。

お客様から「火傷病が発生して、花粉はどうしていますか?」とのこと。

私「うちは全量自家生産なのでなにも影響ないですよ」

お客様「え?全量てすか?輸入花粉は全然使ってない?」

私「はい。元々道具一式も持っているし、花粉樹も10本以上ありますからね」

はい、私は嘘ついていませんよ。

必要量以上の生産能力を持っているのもホントだし、今年は輸入花粉使っていませんからね。

それならなぜ輸入花粉を使っていたのか?というのは、省力化ともし悪天候で花摘み等の花粉生産が十分にできなかった時のスペアに過ぎません。

もし来年、天候不順だとしても今年は3割冷凍保存しているので、花粉採取が上手くいかなくても、まぁ少しは人工交配ができるかもしれない…程度のことです。

天候不順で開花が上手くいかなかったら…うちが上手くいかないのなら全国的にも何らかの不具合が出るだろうと予想が立ちます。

そうなれば全国的な品不足になるだけのこと。

そう割り切ればいいのです。

もう30年も昔ですが平成の米騒動だって、秋〜冬は米不足と大騒ぎしたけれど翌春を過ぎたら米が余っていた(JAが隠し持ってた)に過ぎませんでしたからね。

 

この日は両親、兄、私で作業をして、午後から義姉が少し手伝いました。

まだちょっと辛そうな咳が出ていて心配です。

ムリして悪化しないだろうか?と。

咳喘息のようですが、あまりムリすると本格的な喘息に移行してしまうこともあらからです。

本人はケロッとしていましたけれどね。

今は繁忙期なので、ちょっとムリをしてしまいがちですが、できることなら十分に休んでキッチリ治した方がいいと思うンだけれどなぁ。

義姉の「農家の嫁」の立場で遠慮していて、体を壊したら元も子もないのになぁ、と小姑の私は思ってしまうのです。

次回も楽しくお手伝いしたいです。

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