3連休の中日なので思ったよりはお客様が少なかったです。
でも前日ほもっと少なくて、3連休初日とは思えなかったとか。
今開催中の企画展示は、ターゲットが明確ではなくて、私も「招待券いる?」と声を買えた人から「要らない」と言われたくらいです。
貴重な資料ではあるのですが、この分野を好む方の中でも限られた方がターゲットになるみたいです。
私たちパートタイマーにも招待券は数枚ずつ配られるのですが、やはり今回の企画展示は興味がある方はかなり狭い範囲らしく、同僚パートタイマーのみなさんも配るのに苦労しているみたいです。
さて、今日もデータ修正の作業をしました。
いやはや、なかなか難しい部分もあります。
今日の悩みは物理的なことです。
資料の現物を見ながらデータ修正をするのですが、私が担当している範囲は、今まで置いていた棚から少し詰めて移動させなければなりません。
ところが、どのくらい詰めていくのかは私の勘(塩梅)でやっていくしかありません。
あまり隙間を作ると地震後に崩れるし、詰めすぎると新しく資料を収蔵するときに大移動が発生するからです。
かと言って、以前に書いたとおり私が担当している分野は学芸員さんが手薄なので、この先資料が増えるとすれば、有名な研究者が亡くなって、ご家族が寄贈をご希望になったときくらいです。
ちなみに5年ほど前、当館縁の有名な研究者が亡くなった際には、ご家族が当館ではなく、ご近所の図書館にご寄贈されたそうです。
その方がお持ちになっていた資料は、現在、その図書館で〇〇文庫と名前がついているそうです。
当館では個人からのご寄贈資料には〇〇文庫とは表記しませんので、その辺りが寄贈のボトルネックになるかもしれませんね。
そうそう、秋は叙勲や表彰シーズンです。
栄誉に預かった方々や、その候補の方々は、文化施設に本等の資料をご寄贈したがるシーズンでもあります。
あと選挙の候補者(未定の時期を含む)さん達もご寄贈のお申し出が多いのです。
え?もちろん上司が断っています。
こう言ったご寄贈される方の多くは〇〇文庫とか、△△様ご寄贈の表示を欲しがりますからねぇ。
とくに最近の流行りは、絵本の寄贈です。
子育てを応援していますよアピールや教育に力を入れてますアピールに使われますからね、私の勤務先ではお断りだそうです。
私たちパートタイマーにもお客様からのお申し出はよく頂きますが、お断りしています。
ただ、中には資料室のカウンターで「お前じゃない、責任者出せ!」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
その時は、上司にご対応していただいています。
(結局お断りしています)
文化施設の資料室もなかなか厄介な物事が多いモノです。