巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

終盤にミス連発で手痛いドロー

2011-10-02 23:09:27 | 巨人
巨人1-1広島

2位・中日が勝ったから絶対に勝たなければならない試合だったが手痛いドロー。原因は終盤でのミス連発である。

まずは7回。1点リード、1死満塁の場面で山口がまさかのワイルドピッチで同点に。その後の2者(前田・東出)は抑えただけに何とも痛いミスだった。

8回には1死からラミレスがヒットで出塁すると、代走・橋本。バッターは途中出場の鈴木でサインは送りバント。だがバントはフライとなり進塁できず。ならば俊足・橋本の足に期待したが、牽制で飛び出してしまい、狭殺プレイで憤死。1イニングでミス2連発では話にならない。

そして9回。先頭の代打・亀井がヒットで出塁。だが脇谷がまたしてもバントで送れず、あげく三振。その後、2死満塁までチャンスを広げたが、長野がライトフライで試合終了。何とも言えない脱力感におそわれた。

特に2回も送りバントを失敗したのには怒りを感じる。昨年、巨人の送りバント成功率はリーグ最下位。そのため、今年の春のキャンプの重点事項にバントを取り上げた。初日には巨人に復帰した川相2軍監督の指導の下、ラミレスまでバント練習をしたほどである。だがその成果は出ていない。何も今日に限った話ではないが。

沢村は初の中4日でよく投げた。だからこそ何としても白星をあげてほしかった。勝てば2桁の10勝。9勝と10勝では雲泥の差である。
7回途中で降板したが、この時、私はツイッターで「結果論だけど、これなら前の回で代打・亀井だったなあ」とつぶやいた。
実はその前の6回の攻撃で2死1・2塁で沢村に打順が回ってきた。私は「ここは代打・亀井で勝負。もし広島が先発・ジオに代えて青木を出してくれば、代打の代打で矢野。7回は越智でなんとか。その後8回は山口、9回は久保」と思ったが原監督はそうはしなかった。越智が好調ならそういう選択肢もあったのだろう。残念ながら越智の評価は高くないということだろう。

これから先、ポストシーズンを勝ち抜くためには、信頼できるリリーフが山口・久保の2人では何とも心もとない。越智を筆頭に、高木、ロメロらは6回のチャンスに代打を送らなかった原監督の選択に奮起しなければならない。でなければ3位、もしくは2位からの日本シリーズ進出など夢物語である。

今年2度目の観戦は逆転勝利

2011-10-02 10:36:53 | 巨人
巨人6-2広島


10月1日。今年2度目の巨人戦観戦に東京ドームまで行ってきた。

 

ドーム周辺にはハトの群れが。これは吉兆の前兆か?

さて試合は内海の先発でスタート。初回、1死から赤松の打球がレフトへ。レフト・ラミレス下がる、そして諦める。打球は広島ファンで埋まるレフトスタンドへ。あらま。今年まだホームランを打っていない赤松にホームランを打たれ、あっけなく先制を許す。

3回に阿部のタイムリーで同点に追いつくも、6回。今度は打率1割台の石原にもホームランを打たれ、またリードを許す。だがいずれもソロホームランなので2点しか取られていない。

そして7回裏。先頭の8番・亀井がヒットで出塁。すると原監督は代走・鈴木を告げる。勝負に出たのだ。次は内海に代えて代打はケガから復帰の脇谷。この回で逆転しないと内海に勝ち星はつかない。
鈴木は盗塁すべく大きくリードを取る。広島の投手・永川は当然、警戒し、しつこく牽制。3回牽制するとドームは「はよ、投げんかい」とブ~イング。さすがに4回は牽制してこないと思ったのだが、永川はまたも素早い牽制。鈴木は逆を取られ憤死。ドームは悲鳴に包まれた。

この瞬間、多くの巨人ファンは「これは痛すぎる。やばい」と敗戦を頭をよぎっただろうし、反対に広島ファンは「よし!」と思ったに違いない。でも私は違った。確かに最初は「あ~、バカ」と思ったが、すぐに4年前の事を思いだした。
2007年10月2日。マジック1、勝てば優勝で迎えたヤクルト戦。9回裏無死1塁、1点ビハインドで代走で登場したのも鈴木だった。だが牽制アウト。ドームは悲鳴で包まれた。だが、そこから2点取りサヨナラで勝利し、人生で初めて胴上げを生で見ることができたのだ。

「4年前に見た光景だな。でも今回はまだ7回。1点差だし、向こうはクローザーのサファテが負傷でいない。逆転できる」と信じていた。そしてこの思いは届く。脇谷がライト前ヒットでまず出塁。坂本のセカンドゴロの間に2塁に進塁。2死2塁で藤村。レフト線へのヒットで脇谷生還で同点。続く3番・長野のセンター前ヒットで藤村生還で逆転(ホームベースにタッチしたか、少し、いやだいぶ怪しかったけど…星野なら激怒してただろう)。ドームは大歓声だ。オレンジのタオルが振り回せられる。


ビバ・ジャイアンツ 
輝ける男たちよ
ビバ・ジャイアンツ
美しき男たちよ
光る大地を駆け抜けろ



至福の時だ。
さらに8回裏には1死・満塁でまたもや脇谷が大仕事。ライト線へのタイムリーで走者一掃の2塁打。ドームは狂気乱舞。タオルを振り回した後、近くの席の見知らぬ人、数人とハイタッチ。これで試合は決まった。



大歓声のライトスタンド。オレンジのタオルが振り回される。





試合に勝利し、ベンチに引き上げる巨人ナイン。お疲れっす。





ヒーローインタビューは3人。まずは「帰ってきた男」脇谷。復帰戦で大仕事。




同点タイムリーの「ぴの」こと藤村。原監督から「走り打ちするな!しっかり振りぬけ!」のアドバイス後、強い打球を打てるようになってきた。




逆転打の長野。首位打者取れ!


勝ち試合を生で見れるというのは、うれしいことだ。残り14試合。全部勝つつもりで、行こうぜ・辰徳GIANTS!