今宵 jintan's Bar で

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PENTAX Q

2011年06月27日 | パソコン&カメラ


他社のミラーレス機のボディとレンズのアンバランスなデザインに
正直なところ、閉口していただけに、このデザインなかなか良いなぁ
なんて思ったのですが、今回の PENTAX Q について
今後、どのようにブラッシュアップしていくのか興味深いところです。

撮像素子1/2.3型センサーということでちょっとトーンダウンしたのは
確かなんですよ、ただこういう進化もアリかなって思い直して
ちょっと冷静に、あらためて今回のレンズ交換式コンデジ?について
考えてみました。

このイメージサークルに最適化したレンズを新開発し
ナノ一眼として売り出すあたりペンタックスの
他社にはマネのできないことをやるそれがペンタックスです。
って言葉をあらためて実感したワケで。

ペンタが独自に撮像素子を作るなんて事はありえないでしょうから
おそらく、撮像素子は定評あるSONYの裏面照射型CMOSセンサー
これにPENTAXの新画像処理エンジンを搭載して画質をアレンジ。

贅沢にもマグネシウムボディを採用し、堅牢性を確保しつつ
Qマウントなる専用レンズを開発するペンタックスの真面目な
取り組みにこのカメラにかける意気込みが痛いほど伝わってきます。

交換レンズ5本のうち、特にF1.9の単焦点レンズについては
非球面レンズや低分散(ED)ガラスなどを使用することにより
各収差をおさえたすぐれた描写力を発揮、
と仕様を見る限り
光学的にも大変優れた高性能レンズ。

標準望遠レンズについても真面目な作りが気になるところ。
残り3本のレンズはお遊び的要素が強いレンズでしょうけど
この先、高性能望遠レンズを予定していたりと
従来のデジイチとは一線を画して棲み分けのできるカメラとして
充分なんじゃないかなぁって、僕も考え方が変わってきました。

手軽に綺麗に写真が残せるなら小さくて軽い方が良いワケで。

他社のミラーレス機に失望していただけに新たな一眼の方向性に
ペンタックスが乗り出したことはとても嬉しいかぎりです

このコンセプトが成功すれば当然、後出しジャンケンじゃないですが
キヤノン等も追随する?はずで、そうなれば小型軽量なデジイチの
更なる高性能化も期待出来るんじゃないかと。

ってことで早く撮影サンプルが見てみたいし
実機を手にとってみたいって気持ちで心がはやります
ただ価格が高いだけに値崩れするまでは手が出ませんが