花と動物大好きおばさん

趣味の洋蘭を育てながら愛犬との日々を送っています

長崎、世界遺産 (グラバー邸 編)

2017-07-04 14:59:39 | 旅行

イギリス商人トーマス・ブレーク・グラバー

 旧グラバー住宅を建てたトーマス・ブレーク・グラバーは、若くして幕末の日本へと渡ったイギリス商人です。

 炭坑や製鉄業で財を成したグラバーは、実は武器商人としての顔も持ち合わせていました。

 坂本龍馬や後藤象二郎などをはじめ、多くの志士たちと交流を持ち裏で支えていた。

 

 

事業に成功した後も日本を愛し続け、日本で家族を作り日本でその生涯を終えた.

「グラバー邸」の名でも親しまれる和洋折衷の美しい洋館です。

日本最古の木造洋風住宅、世界遺産への登録が決定しました。

 

*このベランダの様式は「コロニアルスタイル」と呼ばれ、寒冷なヨーロッパから来た西洋人がアジアの暑さから逃れるため、

陽射しを遮り風通しを確保するための工夫が施されています。

 

*室内の壁は明るい白漆喰で、大理石風に見せていると言われています。

部屋に置かれた鏡は、外から入った光を拡散し、部屋中に広げる役割を担っていました。

暗い室内に慣れた日本人は、グラバー邸の内部の明るさに驚いたと伝えられています。

 

 *グラバーは修船場や炭鉱の事業化にも貢献し、三菱の経営に関与するなど当時の

  主要産業の近代化に大きな影響を与えた。

 グラバー邸からは長崎港の三菱重工造船所が眺望できます。

 

*グラバー邸から数分行くと、国宝の大浦天主堂があります。

大浦天主堂はゴシック様式で作られています。ゴシック様式とは、心を高く高くあげるために高い尖塔を持ち

内部を明るくしてステンドグラス等をはめこみ、心を神様に向けさせようとした造り方です。

 

 日本之聖母 入口中央におかれている白亜のマリア像のことです。
 高さ4尺7寸(約1m42cm)礎石、高5尺(約1m50cm)、巾2尺(約60cm)の上におかれています

この像は、日本に数多くのかくれキリシタンたちがいたというビッグニュースが全世界に伝えられた後、

フランスからその記念に贈られてきたものだそうです。

 

*この日は近くのホテルでランチをいただきま~す。コーンスープの皿までの距離がありすぎ!

*コーヒーや焼き立てのパンも美味しかったで~す。

てな事で、40年前に1度訪れていたのですが、まだまだ知らない歴史話が沢山ありました。

それではまた、