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2010-2011 カタギ-ヒトリタビ-ニート

350

2011-08-10 00:11:27 | ベトナム
350-1

昨晩のスリーピングバスは、独立した座席だったので、
誰とも密着せず快適に睡眠。

19:00発即消灯は早すぎたけど。

このリクライニング、福島~東京間でも導入して欲しい。

350-2

早朝、キレイな朝焼けで起床。

同じ会社のバスの乗り継ぎだから大丈夫だろうと思いつつ、
出発時間過ぎても到着しないから気をもみつつ、

13時間後、ニャチャン到着。

ビーチリゾートの街。

ちょいと朝食…の時間もなく、次のバスに乗り換え。

今度は普通のバスだけど、
昨晩きちんと眠れてるから楽チン。

350-3

辺見庸「もの食う人びと」読了。

学生時代の課題図書でずっと家の本棚にあったけど、
ずっと読んでなかった1冊。

宿でたまたま見つけたので読むことに。

15年ちょい前に書かれたものだけど、古くない。

私はこの作者みたいに土を這うような食の探訪も、
政治についての考察も出来てないのだけど、

かつて訪れた、もしくは今訪れている場所についても触れていて、
時事や史実を読むより、
食を通した世界なのでわかりやすかった。

そしてチェルノブイリのエピソードを
まさか福島と重ねて読むことになるなんて…とも。

350-4

約12時間後、ホーチミンもといサイゴン到着。

先の「もの食う人びと」にも
ハノイからホーチミンは、
社会主義から資本主義への道のりと書いてあったけど、

私はハノイには行ってないけど、
ホイアンともフエとも、
間に通ったニャチャンともムイネーとも
明らかに違う。

ホイアン、フエですら、
キューバに比べたら、全然資本主義だと思っていたのに。

完全にどこの資本主義の街とも遜色なし。

中国で言う香港みたいに経済政策が違う都市で、
フランス領にプラスして、米軍の拠点だったという下地があるから
また違うのかしら。

出稼ぎに来る人が多い理由も納得。

ラオスからベトナムに入ってちょっと気を引き締めなきゃって思ってたけど、

ホーチミンに来てますます気をつけなきゃと。

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食;ヌードルスープ、鶏肉、ごはん、紅茶