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2010-2011 カタギ-ヒトリタビ-ニート

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2011-08-11 19:17:06 | ベトナム
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心なしかサイゴンは、
これまでのベトナムの地より暑さがまろやかなような。

なので、私にしてはというか最近にしては珍しく動き回る。

結構物騒だという情報を読んでいたので
ビックビクだったのだけど、
街の雰囲気は思ったより大丈夫。

バイクのひったくりにはくれぐれも気をつけねば。

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何せラストスパート。
何せアジアということで、
雑貨屋巡り。

これまで物欲もさほどなく、
荷物になるしーとスルーしてきて、

インドあたりからお土産を物色しはじめたのだけど、

そこでの立ち居振る舞い方がよくわからず、
どうしたらよいものか…なんて思うのだけど、

ベトナムの雑貨。

布使いや色味、好きかも。

買い物しちゃうよー、なんて思うけど
バックパックに入るのかしら…

この残り日数で郵送するのももったいないしなあ。

なんて迷ったりして。

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ベトナム戦争証跡博物館へ。

沢山の写真や、
収容所の模型や、実際使われたギロチン、
拷問の絵など、
当時のベトナムの惨状がありありと。

1975年、私が生まれる二年前。

カラーではきっと見ていられなかった屍や、
枯葉剤による被害を受けた方々の写真が痛ましい。

最近では2006年での新生児の奇形が確認され、
遺伝により、何らかの異常を持った子も生まれているそう。

枯葉剤を散布した米軍の兵士も然り。

アメリカの暗黒面がよくわかる。

これ、アメリカが決戦地だったら枯葉剤も原爆も使わないだろうし、
当事者はもちろん、南部側のベトナム人にしても、
自分の国に枯葉剤まかれてどんな想いだったのだろうか…とか考える。

また、ここには日本人のカメラマンが撮影した写真が沢山。
沢田教一氏、石川文洋氏、中村悟郎氏、、、などなど。

ベトナム戦争に反対した世界の国の当時の資料もあって
日本コーナーは、ゼッケンをつけて通勤した金子氏の写真や、
日本共産党が全面に。

日本だと何かとスポイルされがちな超野党なので新鮮。

外は、アメリカから没収したと思われる戦車や航空機。

また外はやっぱり資本主義と何らかわらないサイゴンの街並み。

35年ちょいでここまで復興してるんだなあ。

目を背けずにはいられない写真ばかりだったのだけど、
ここも行かないわけにはいかず、行って良かった場所だった。

私は殆ど写真を撮れなかったので、
もっと知りたい方は↓

http://vietnam.navi.com/miru/2/

検索すれば沢山出てきます。

日本にとっても戦争が一番思い起こされるこの時期に
読んでみてもよいのでは?

また一方で、
アウシュビッツにしろ、ここにしろ、
日本が加害側ではないから、
私は、幾分冷静を保っていられるんだろうなあとも思ったり。

そして、今後ミュージカル「ミス・サイゴン」を見る目が
完全に変わるなーと。
イギリス人のスタッフだから作れたんだろうなー。

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食;肉入りのフォー、コーラ、生春巻。

やっと生春巻にありつけたー。