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2010-2011 カタギ-ヒトリタビ-ニート

354

2011-08-14 08:09:16 | ベトナム
354-1

今日はツアーも入れなかったし、
雨が降ったりやんだりで
格好のだらだら理由があるもんだから、
本よんだり、居眠りしたり。

いや、それだけではいかんと買い物したり、
ご飯食べたり。

やっぱりアジアのご飯は美味しい。

354-2

野沢尚「呼人」読了。

この人の書く恋愛ドラマが好きなのでキープしていた一冊。

読んでみたら、恋愛色はなく、
なんだか壮大すぎるスケールで骨太だったのだけど、

戦後~現代までの日本の動向や世界情勢など、
もうちょっと把握したいと思ってたことだったので丁度よかった。

ちょっとだけベトナム戦争や原発にも触れてる。

1999年に上梓された作品。

2005年、2010年のことは想像で、
でも、当たらずとも遠からずな明るくない未来を
この方は描いていて、

自ら命を絶たれた方ということもあり、
暗澹たる未来に何か思うことがあったのかしら…と、
思い巡らせてしまう。

354-3

ラオス以降は、
毎日お部屋にお掃除とベッドメイクが入ってくれるのだけど、
心なしか放置してある飴玉が減っているような…。

飴ぐらいならすすんでさしあげるけれども。

他の貴重品は大丈夫みたいだけど。

354-4

香港で銀歯が取れてから約3ヶ月。

今のところ痛みはなく助かってるのだけど、
結構なくぼみ具合なので、
毎回毎回食べ物がハマる。

旅中も、デンタルフロスを時々使って、
歯間のにおいをかいで毎回卒倒している私としては、
(当たり屋行為)

このくぼみに食べものがハマったまんま数日経過したら
どんな悪臭と変わるのか恐ろしくて仕方ないので、

アジアの食堂には爪楊枝が大抵あるから、
必ずくぼみケアをするようになってしまった。

日本ならオヤジと揶揄されるところ。

デンタルフロス(糸ようじ)の習慣は、
歯医者さんに言われてはじめるようになって、
歯石とりも定期的にしてたけど、

やってない人、絶対やったほうがいい。

あなたの歯間、あなたが思ってる10倍くさいからー。

帰国したら真っ先に歯医者行こうと思ってたけど、
保険入ってないからすぐには行けないことが判明。

働くまでのニート期間の保険の手続きも面倒だわ、
まず住所を確定させなくてはならんわ(現住所ブラジル)
住所の手続きはニート期間終了後、実家を出た住所になってからだから、

…いつになるのかしら…。

354-5

食;オムレツ、ごはん、焼きそば、モツ煮込み、パン、ビール

353

2011-08-13 17:35:59 | ベトナム
353-1

クチトンネルの半日ツアーに参加。

サイゴンから2時間弱バスで行ったところに、
ベトナム戦争当時、解放戦線によって掘られた
総距離200キロにも及ぶ地下トンネルが。

周辺にある16の町村を結び、
1万人近くが住んでいたそう。

これの存在が、
解放戦線軍の勝利の理由の一つとも言われているそうなのだけど、

…すごかった。

一見なんてことのない雑木林なのに、秘密の入り口が。

そして、中のトンネルがとっても狭い。

それでも観光客用にちょっと広げたらしいのだけど、
人一人しか通れないし、圧迫感はあるし。
自力で這い上がれず、何人かに引っ張ってもらう。

私が入ったのはたかだか20mぐらいのもんだけど、
とてもしんどかったし、
これが蟻の巣みたいにはりめぐらされてるってんだからね。

米軍の爆弾を解体して地雷を作ったり、
かかったら串刺しにされる落とし穴や罠があったり、
施設もきちんとしていて関心させられる。

しかも、ここでは、2000円弱で実弾の射撃も出来る。

やらなかったけど。

そして、雑木林をよく見ると、細い木ばかり。

場所によっては、等間隔に埋まってる。

なぜかと言うと、枯葉剤が投下された場所だから。
最高樹齢でも30年ちょい。

クチトンネルについて詳しく知りたい方はコチラ↓


http://www.rose.sannet.ne.jp/nishiha/countries/vietnam/cuti.htm


353-2

先日の戦争証跡博物館にて、アメリカがひどいと思うことは
簡単なことなんだけど、

ベトナムがどんな意図でクチトンネルを開放してるかわからないけど、

戦争とは、被害側、加害側にきれいに分かれることはなく、
殺し合いだということを思い知らされる。

どうしても、戦争と日本を考える時、
空襲や原爆についての比重が多いけど、
加害側のことを示した施設って日本にあるのかしらと思ったり。
日本軍はベトナムにも進駐していたし。

あまりにも私は知らないなーと思わされる。

そして、つくづく勝てば官軍だよなーとも。
もし、南部側が勝利していたら、ホーチミンは稀代の悪党だものね。

キューバのチェ・ゲバラ、
インドのガンジー、
チベットのダライ・ラマ

ベトナムは何といってもホーチミン。

353-3

食;フォー、魚介、ビール

352

2011-08-12 08:30:34 | ベトナム
352-1

メコン川の1日ツアー参加。

熱帯雨林のなかをボートですすんで、
飴作りや養蜂の見学をしたり、フルーツを食べたり、
10ドルで盛りだくさん。

昨日の博物館で、この川の中に潜伏する兵士の写真を見たばかりだから、
こんな場所で戦ったなんて、、、とも思いつつ。

それと、障がいを持つ方々が働く工房の見学も。
仕事が細かくて、アートなお土産がたくさん。

352-2

お金を多めに下ろしてしまったこともあり、
ちょこちょこと買い物をするのだけど、

相場も把握せずほいほい買って、
他の店でもうちょっと安かったー、くそーとなって疲れる。

旅中雑貨のバイヤーさんに何度かお逢いしたけど、

審美眼と交渉というか腹の探りあいが必須。

それが楽しくないとやれない仕事なのでしょう。

大変だ。

352-3

ツアー中、
タイやフィリピンに駐在していた日本人が。

今、アツいのはインドネシアと語ってらした。

その方の会社も力を入れて投資してるとかなんとか。

そういえば、出発前、父に、
日本では殆ど報道されないけど、
東南アジアは今とても発展しているという話を聞いて、
色んな国をこの目で見てみたいと思ったのが、
今回の旅のきっかけの一つだった。

東南アジアも南米も、すごいじゃーんと驚かされる国が多々あったなあ。

そして、私が無意識にある日本が上っていう優越感って一体何?
なんても思ったり。

一種の情報操作なのかしら。

日本は凄い=アメリカあっての日本は凄い、みたいな。

アメリカさほど関係なくてもどの国も結構すごいもんなあ。
それがバレないようにっていうのは、穿ちすぎかしら。

それはともかく、情報操作なんてチョロいと思う。

今、テレビが韓流寄りとか言われてるそうだけど、、
それほど、韓国が日本としてはアツく扱わなきゃいけないのでしょう。

だって韓国の勢いすごいもん。

ヒュンダイ、サムスン、LGは大抵の国で見かける。

断然日本のメーカーより。

日本ブランドは貼るけど品質はしっかりしてるっていうイメージあると思うけど、
韓国ブランドは、値段貼らなくて品質追いつきつつあるのでしょう。

そうなるとどっち買うかって言ったらねえ、、。

テレビの韓国寄りなんて、何を今さらで
結構前からNHKも民放も万遍無く寄ってるよねえ。

顕著だったのが、バンクーバー五輪までの女子フィギュアの
一連の報道。

他のスポーツでは、
ニッポンチャチャチャとか言って散々煽る私の大っ嫌いなうんざり感が、
なぜかなかったし。

もちろん私が浅田真央ちゃんがとても好きなこともありますが。
そしてこれらの報道のなか彼女がますます好きになったのだけど。

そこへ来て、ソチの次の冬季五輪開催地は韓国。

ラオスやベトナムでアジアのチャンネルみてても、
日本より韓国の番組が多いような気がする。
ドラマでも歌でも。

やっぱり韓国はアツくて
そして今の日本はアツくないのでしょう。世界的にも。

352-4

ベトナムはバイク大国。

うじゃうじゃ。

往来が激しいけど、そんなに怖くない。

イタリアやエジプトほどじゃないからなのか、
私が慣れただけなのか。

352-5

食;ごはん、春巻き、豚肉、フルーツたくさん。サンドイッチ。

351

2011-08-11 19:17:06 | ベトナム
351-1

心なしかサイゴンは、
これまでのベトナムの地より暑さがまろやかなような。

なので、私にしてはというか最近にしては珍しく動き回る。

結構物騒だという情報を読んでいたので
ビックビクだったのだけど、
街の雰囲気は思ったより大丈夫。

バイクのひったくりにはくれぐれも気をつけねば。

351-2

何せラストスパート。
何せアジアということで、
雑貨屋巡り。

これまで物欲もさほどなく、
荷物になるしーとスルーしてきて、

インドあたりからお土産を物色しはじめたのだけど、

そこでの立ち居振る舞い方がよくわからず、
どうしたらよいものか…なんて思うのだけど、

ベトナムの雑貨。

布使いや色味、好きかも。

買い物しちゃうよー、なんて思うけど
バックパックに入るのかしら…

この残り日数で郵送するのももったいないしなあ。

なんて迷ったりして。

351-3

ベトナム戦争証跡博物館へ。

沢山の写真や、
収容所の模型や、実際使われたギロチン、
拷問の絵など、
当時のベトナムの惨状がありありと。

1975年、私が生まれる二年前。

カラーではきっと見ていられなかった屍や、
枯葉剤による被害を受けた方々の写真が痛ましい。

最近では2006年での新生児の奇形が確認され、
遺伝により、何らかの異常を持った子も生まれているそう。

枯葉剤を散布した米軍の兵士も然り。

アメリカの暗黒面がよくわかる。

これ、アメリカが決戦地だったら枯葉剤も原爆も使わないだろうし、
当事者はもちろん、南部側のベトナム人にしても、
自分の国に枯葉剤まかれてどんな想いだったのだろうか…とか考える。

また、ここには日本人のカメラマンが撮影した写真が沢山。
沢田教一氏、石川文洋氏、中村悟郎氏、、、などなど。

ベトナム戦争に反対した世界の国の当時の資料もあって
日本コーナーは、ゼッケンをつけて通勤した金子氏の写真や、
日本共産党が全面に。

日本だと何かとスポイルされがちな超野党なので新鮮。

外は、アメリカから没収したと思われる戦車や航空機。

また外はやっぱり資本主義と何らかわらないサイゴンの街並み。

35年ちょいでここまで復興してるんだなあ。

目を背けずにはいられない写真ばかりだったのだけど、
ここも行かないわけにはいかず、行って良かった場所だった。

私は殆ど写真を撮れなかったので、
もっと知りたい方は↓

http://vietnam.navi.com/miru/2/

検索すれば沢山出てきます。

日本にとっても戦争が一番思い起こされるこの時期に
読んでみてもよいのでは?

また一方で、
アウシュビッツにしろ、ここにしろ、
日本が加害側ではないから、
私は、幾分冷静を保っていられるんだろうなあとも思ったり。

そして、今後ミュージカル「ミス・サイゴン」を見る目が
完全に変わるなーと。
イギリス人のスタッフだから作れたんだろうなー。

351-4

食;肉入りのフォー、コーラ、生春巻。

やっと生春巻にありつけたー。

350

2011-08-10 00:11:27 | ベトナム
350-1

昨晩のスリーピングバスは、独立した座席だったので、
誰とも密着せず快適に睡眠。

19:00発即消灯は早すぎたけど。

このリクライニング、福島~東京間でも導入して欲しい。

350-2

早朝、キレイな朝焼けで起床。

同じ会社のバスの乗り継ぎだから大丈夫だろうと思いつつ、
出発時間過ぎても到着しないから気をもみつつ、

13時間後、ニャチャン到着。

ビーチリゾートの街。

ちょいと朝食…の時間もなく、次のバスに乗り換え。

今度は普通のバスだけど、
昨晩きちんと眠れてるから楽チン。

350-3

辺見庸「もの食う人びと」読了。

学生時代の課題図書でずっと家の本棚にあったけど、
ずっと読んでなかった1冊。

宿でたまたま見つけたので読むことに。

15年ちょい前に書かれたものだけど、古くない。

私はこの作者みたいに土を這うような食の探訪も、
政治についての考察も出来てないのだけど、

かつて訪れた、もしくは今訪れている場所についても触れていて、
時事や史実を読むより、
食を通した世界なのでわかりやすかった。

そしてチェルノブイリのエピソードを
まさか福島と重ねて読むことになるなんて…とも。

350-4

約12時間後、ホーチミンもといサイゴン到着。

先の「もの食う人びと」にも
ハノイからホーチミンは、
社会主義から資本主義への道のりと書いてあったけど、

私はハノイには行ってないけど、
ホイアンともフエとも、
間に通ったニャチャンともムイネーとも
明らかに違う。

ホイアン、フエですら、
キューバに比べたら、全然資本主義だと思っていたのに。

完全にどこの資本主義の街とも遜色なし。

中国で言う香港みたいに経済政策が違う都市で、
フランス領にプラスして、米軍の拠点だったという下地があるから
また違うのかしら。

出稼ぎに来る人が多い理由も納得。

ラオスからベトナムに入ってちょっと気を引き締めなきゃって思ってたけど、

ホーチミンに来てますます気をつけなきゃと。

350-5

食;ヌードルスープ、鶏肉、ごはん、紅茶

349

2011-08-09 14:55:32 | ベトナム
349-1

ホイアンはオーダーメイドの街で、
靴からドレスから軒並み仕立て屋さん。

そこらへんも、なんだかお洒落な感じ。

しかし、暑い…。日差しが半端無く
Tシャツが秒殺で湿っていく…

349-2

ベトナム、キューバ、
二つの社会主義国を経験して思うこと。

社会主義って何?

私は政治について無知で無恥なので、

社会主義と聞いてまず思い浮かぶのが北朝鮮。

この国は邦人拉致の背景もあるのでまた違うけど。

あとは、
迫力あるニュース原稿読みとか、
一糸乱れぬマスゲーム。
負けたら罰みたいな、スポーツ選手とか。

ともかく社会主義とは窮屈で異様なイメージだったのだけど。

今のところ、キューバとベトナム。

窮屈でも異様でもないし、
この二つの国を社会主義というくくりで一緒に語るには違いすぎる。

もちろん私が見えてない部分がたくさんあると思うし、
貧しさを抱える国でもあると思う。

でも私、どちらの国も嫌いじゃない。

二つの国に共通してるなーってことは、
暑いのと、

ちゃんと仕事してる?っていうユルさ。

額に汗して働いたところで収入決まってるし、
って言ってしまうには短絡すぎるけど、

時にはイージーでコノヤロウって思うこともあるんだけど、
バイクと電柱に、恐らく自前のハンモックを吊り下げて
休憩してる感じとか、なんだか微笑ましい。

つまり世の中カネじゃないんだよな。
彼らにとっては。

私は、これまで残業少なめの
恵まれた職業人だったと思うけど、

こんな仕事の仕方を目の当たりにしておるので、
日本の社会にきちんと復帰できるのかという懸念が…

とか思っちゃうけど、よくよく考えてみると、
これまで、私なりにはやってきたものの、
楽しい要素を欠いては成立しない仕事だったこともあり、
キッチリまじめには働いてなかったなあと。

まあ、大丈夫でしょう。

ダメだったら2周目。

349-3

食;バゲット、レモンジュース、フォー。

今晩から1日バス乗り継ぎで移動。ベトナム急降下。

348

2011-08-08 15:55:16 | ベトナム
348-1

よく考えると、いや、よく考えなくても、大詰めなので、
取捨選択して残りの日々の組み立てをせねば。

ひとまずフエでの充電完了。

暑さにつき、稼働時間とみに短いんだけど。

今日はゆったりフエをあとにして、朝から移動。
海沿いを走ってきれいな海の色に見とれつつ、
4時間後、ホイアン到着。

348-2

ホイアンは街並み自体が世界遺産。
ルアンパバーン、京都みたいな感じ。

佇まいが可愛らしく、
そのまま映画のセットに使えそうで、
レトロ好きにはたまらない。

348-3

ベトナム覚え書き。

南北に分かれていた時の余波で、
南部側もといアメリカ側、
つまりは資本主義になった方が良かったという考えもある。

そして、南部側についてたベトナム人と、
北部側のベトナム人では職業や収入格差があるらしい。

昔ニュースで、ベトナムから亡命してきた人が、
ボートでアメリカやら日本に漂流してきたってあったけど、
彼らの大半は南部側の人達だったのかしら。

生存確率が50%だって。

思想や個人の意思より、
住んでた場所で運命が決まる理不尽。

ドイツ然り、韓国北朝鮮然り。

平均月収は100ドル。そりゃ観光客は金のなる木。
ぼったくりにもなるわいね。
擁護するわけじゃないし、断固戦う時は戦うけどさ。

348-4

食;バゲット、チキンライス、

どくだみの葉っぱがさりげなく入ってて、
体によさそうだ。

ドクダミ好きな方だけど生で食べる発想はなかったなー。

347

2011-08-07 19:27:33 | ベトナム
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ベトナムのローカルフード巡り。

バインセーオというベトナム風お好み焼き、

コムヘーンというシジミご飯。

小腹が満たされて、気取りがない。

そして、言うまでもなくビールうまし。

347-2

海外向けのNHKチャンネルで
震災や津波の検証番組をやっているので、

これまで動画とか紙面では目にしてきたけど、
テレビでじっくりというのがはじめてで、見入ってしまう。

旅中、さんざんな目にもあってるけど、
いちばん不安だったのが、
場所的に大丈夫だろうとはわかっていても
震災時、父母と連絡が取れない時だったこと、

思い出の海が姿を変えてしまったこと、

そして、生まれ育った場所が
世界的に敬遠される場所になったことを思い出す。

日本や震災について客観的に捉えられることを
単なる幸運にしてはいかんよな。

347-3

食;バインセーオ、コムヘーン、ビール

346

2011-08-06 21:44:08 | ベトナム
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世界遺産の建物群を観に行く。

フエはかつて王朝があったそうで、
素朴な中国の廟が。

蓮の花がもう少しで満開。惜しい。

その手前でベトナムの国旗がはためいていたり、

その横で戦車が鎮座していたり、

ベトナムの多様さを何となく感じる。

346-2

アメリカに勝った負けたをやけに考えてしまうのは、
特にこの時期だからなのかも。

海外向けのNHKのテレビで広島の祈念式典やってた。

奇しくもこの時期にベトナムにいるってことは
ちょっとは考えなさいってことかね。

346-3

残りの日数と残高を照会して、
想定内だったこともあり、
アジアに入ってシングルルーム宿泊。

ベトナムは高いと言ったところで、
同じ値段で欧米ではシングル泊まれないし。

やっぱり楽だ。

ドミトリーならではの出逢いもあるから
あっちも楽しいのだけど
旅の終わりはゆったりと。

だらだらとも言う。

346-4

食;フォー、春巻、お茶、アイス、寒天と小豆のスイーツ

夏バテ時に水分と糖分の補給が大事だと痛感。
ラストスパート乗り切らねば。

345

2011-08-05 20:13:34 | ベトナム
345-0

おばちゃんは途中で降りたみたいで、
数時間は誰とも密着することなく眠ることが出来、

早朝、フエ到着。

昨日今日と20時間バスに乗ってたけど、
南米で鍛えられたおかげかなんとも無い。

バイクの誘いをかわして、宿も決まってひとまずのんびり。

まだ6時前なのに、
運動している人が沢山いてビビる。

345-1

ルートの変遷おぼえがき

ラオスのルアンパバーンから首都ビエンチャンへ行って、
そこからベトナムの首都ハノイへ。



ビエンチャンに触手が動かず、
もっと近道でハノイに行けないかと考えて、
まずビエンチャンとは逆方向のノーンキャウに変更。



ノーンキャウからサムネアに行っての
最寄の国境だけは、
航空券の提示かビザが無いと通れないとの情報がわかり、

不安になったのと、

シェンクワンにも興味があったので、
シェンクワンから近い国境に変更。

ノーンキャウ~シェンクワン直行もあるらしいけど、
拾えなかったので、
結局サムネア経由してシェンクワンへ。

シェンクワンからの国境は楽々スルー(2011年8月現在)



ハノイの目的は、ハロン湾という海に浮かぶ世界遺産の奇岩だけなのだけど、
石灰岩の切り立った山の形は
ノーンキャウからここまでの道のりで堪能出来たし、
松島みたいな感じかなーと思ったのと、

思わぬラオス長期滞在になってしまったこともあり
ハノイには行かず、
ビンからフエに下ることに。

345-2

ちょっと周辺を歩いて、
カラっとした暑さにやられて戻って歩いての繰り返し。

もうちょっと湿度があった方がいいかしらと思うのは、

やっぱり人間育った場所の気候がしっくりくるからかな。

早朝早起きして運動する人が多い理由納得。

朝涼しいもん。

みなさん日中の日焼け対策もばっちりしてるし。

345-3

それにしても、ベトナム。

私のベトナムの知識は、ミュージカル「ミス・サイゴン」とか、
野田秀樹の芝居だとか、
枯葉剤とか、

主にベトナム戦争に関することをちらっとしか知らないので、
少し勉強。

中国、フランス、日本に占領されて
南北分断された時代があって、
ベトナム戦争を経て…

今は、
アメリカとも国交回復してて、物資も豊富。
イメージにある社会主義国とは違う感じ。

もちろん外国人料金があって、
外貨収入が大きいのでしょう。

何かの本で絶対に降参しない国、ベトナムってあったけど、
アメリカに勝ってる国なんだよなー。

345-4

食;スープ、ビール、うな丼、サラダ

344

2011-08-04 19:40:59 | ベトナム
344-1

無事早起きできて、6:30発のバス乗車。

次なる国へ。

先月、深夜にシェンクワンに着いた際に、
チケットを買っておいたので、

最前列に足が伸ばせる席に座れてラッキー。

…かと思いきや甘かった。

ラオスのバスは限界に挑戦するんだった。

おばちゃんがにこやかに私のスペースに陣取り、
それだけならまだしも、
私の膝を肘掛け、時には枕代わりに使用するフリーダムさ。

完全に私の脚を手に取り位置を決めている…

時折、おばちゃんの重みで下半身が痺れる…

344-2

約5時間後、国境到着。

シリア以来のドキドキの国境越え。

なぜかというと、ガイドブックに陸路で入る場合は、
よその国への航空券の提示が必要と書いてあり、
何人か追い返されてるという記録を読んでたから。

ルート変更もあり、追い返され率が高いとされる国境は回避したし、
そもそも、Eチケット主流の今も
航空券の提示をしてんのかしら…とも思うのだけど、

念のために、偽造Eチケットを準備して待っていたら…

手持ちカバンのチェックのみであっけなく通過。

ひとまずホッとする。

そんなわけで、41か国め、ベトナム。

344-3

田園風景にて、三角の菅笠姿の人たちをよく見かけるようになり、
あー、ベトナムに来たんだなーって

それ以上にびっくりしたのが、

今まで流れていた映画が止められ、
軍隊の啓発ビデオみたいなのが、
途中で寝ちゃうぐらい結構長い時間流れておる。

社会主義の国だ。

でも物資は豊富な印象。

344-4

バス到着から12時間後、ビン到着。

ちょうど夜行があるなら乗ってしまおうと、切符購入。

この時ちょっと慌ててしまって、
ベトナム通貨を持っていなかったこともあり、
お姉さんに言われるままにドル払い。

荷物を預けて、ATMでお金を下ろす。

ちょっと落ち着いて考えると、
ぼったくりレベルのレートでドル払いしていたことが発覚。

先ほどのお姉さんに、ベトナム通貨で払うから、
さっきのドル返してよーと訴えると、
もう替えちゃったから無理、みたいな。

適当なのか確信犯なのか。

何百円とかの話なんだけど、悔しい。

何だか当たり屋的にベトナムの洗礼を受けた感が…

まあ、もともとビンに1泊するつもりだったから、
そう考えるとトントンなんだけど…

…なんて思えるかー、くそー。

344-5

次のバスはスリーピングカーで、
リクライニングが、
今まで乗って来たバスで最高の寝心地な感じ。

が、しかし…ここでも限界に挑戦らしく、

おばちゃんと肌が密着するぐらいギュウギュウに詰められる。

おじちゃんじゃなくて良かったけど。

とは言え横になれるのは大きい。
心置きなく眠れる…

344-6

食;ポテチ、パン、ビスケット

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2011-08-03 19:01:43 | ラオス
343-1

シェンクワンは
不発弾がある重みを忘れるぐらい、
至ってのんびりと居心地よい素朴な街並。

前にラオスはちょうど良いと書いたと思うけど、
観光で成り立ってる街には違いないはずなのに、
ギラギラ感があんまりない国な気がする。

ラオスで最も観光客が集まると思われるルアンパバーンですらそうなのに、
ノーンキャウやシェンクワンはさらに輪をかけた感じ。

出発前まで通ってた英会話の先生が、
ラオスのことをとても好きだと言っていた理由が何となくわかるような。

343-2

テレビで女子バレー、ブラジル対日本をやってたのでつい見入ってしまう。
3セットストレート負け。
しかもブラジルがホームなので、日本の選手がサーブ打つ時はブーイング。

ブラジルは北京の金メダルなので力の差は仕方ないとしても、
この感じだと、飛躍的に何かが無い限りは、
日本の女子バレーの盛り上がりは、ロンドンも出場決定までがピークかしら。

栗原いなかったけど。
そして竹下頑張ってるんだね。
なかなかセッターって育たないんだなあ。

343-3

シェンクワンやノーンキャウの情報は、
私が持ってるガイドブックには載ってなかったのだけど、
ルアンパバーンで偶然逢った人からラオスに特化したガイドブックを見せてもらって、
急遽ルートに加えたのだった。

結果大正解。何がきっかけでどうなるかわからない。

当初、ラオスは一週間の予定だったのに、
15日間の滞在となり、今後のルートもちと変更なのだけど。

そんなのんびりラオスを後にして、
明日は早起きして、バスで国境越えの予定。

まず早起き出来なかったら、オーバーステイで罰金だわ、
バスは1日置きしかないわ、
それ以上に国境越えもスムーズに行けるのか、ちと心配。

日本人のバックパッカーの王道では無いルートなので、
最新の情報を探しても2年前ぐらいのしか出てこない。

果たして明日はどこでどんなことになっているのやら。

343-4

食;ポテチ、紅茶、焼きそば

342

2011-08-02 19:50:19 | ラオス
342-1

昨日久々に一日どっぷり観光したのと、
雨降りにつき、部屋にこもってのんびり。

荷物を減らすべく、どっかの宿に寄贈すべく本読んだり。

342-2

外出している間に、
掃除とベッドメイクが入ってた。

乱雑にしていたので恥ずかしいのと、
貴重品やら金品をしまっておいてよかったのと。

油断禁物。

ホント帰国までもう何も起こらないでほしいんだけど。

反面
極上のネタにもなってしまうから、
ちと満更でもないってな心持ちになっちゃうし。

まあそれは、直接な危険が無いから言える話で。

いかんいかん。

342-3

ラオスに入って胃腸が快調。

理由は
決して衛生状態が良いわけではなく、
サラダにこれでもかとハーブが入ってるからかと。

タイも香草が多いけど、ラオスはその非じゃなく、口直しってレベルの量じゃない。

日本でアイスについてくるミントの葉っぱ3枚すら食べようと思わないけど、

サラダにレモンをかけてどうぞな具合にわっさーと出てきたり、
時にはレモンとシェイクで青汁のような勢いで出てくるのだけど、
結構おいしくて、ガンガンに食べられてしまう。

見てると地元の人も全部食べているわけではないんだけど、
つい沢山食べてしまうから快調みたい。

肉料理も多いけど、消毒作用とかもあるのかしら。

342-4

ちょくちょく日本のドラマや映画が、吹き替えで放送されている。

日本の「花より男子」の映画版もラオス語吹き替え。

松潤の声がもっさい。ラオスのイケメンボイスはもさいのかしら。

中国系のチャンネルが結構入っていて、
本場モノの西遊記も放送されていてつい見入ってしまう。

日本よりずっとリアルで細部も精密に違いないのになんだか笑える。
当たり前だけど、三蔵法師が男なことに違和感。
ちなみに、私の中で西遊記は夏目雅子と堺マチャアキ版しかない。

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食;牛ひき肉の香草サラダ(ラオス料理)、焼きそば、コーラ、バナナ

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2011-08-01 18:54:01 | ラオス
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8月。

来月帰国が、今月帰国。

いよいよ。いやはや。

気を引き締めていかねば。

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バイクのガイドで個人ツアー。
希望の場所を言って回ってもらう。
バイクで緑の中を駆け抜けるのは爽快。
しかし時々雨に打たれて苦行しつつ。

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ジャール平原という、謎の石の大きな壷が多数置かれている場所へ。
お酒を貯めるとか諸説あるらしいけどはっきりはしておらず、
制作方法、運搬方法も謎という、
まるでイースター島のモアイ。

そこは、ラインが引かれていて、
ライン以外を歩くと、爆発するかもよという警告ありの場所。
爆撃の跡や、隠れて攻撃をするべく掘り出してある穴もある。
ドラマみたいだ。

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爆撃の跡が密集している、ボンクレーターという場所へ。
パッと見普通の溜め池。
こんな攻撃に遭ったらまさしくひとたまりも無いという感じ。

ガイドは若い青年だったのだけど、
彼の祖父母たちは、その当時はベトナムに避難していたそう。
彼自身はアメリカにどうこうっていう感情は無い様子。

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少数民族のモン族の村へ。
特に民族衣装を着ていることもなく素朴な感じ。
不発弾を倉庫の土台や、塀、植木鉢などにしてるあたりに逞しさを感じる。

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タムピウ洞窟へ。
この中に学校や病院も造られていて生活していた374人の方々が、
1968年11月24日に
アメリカの爆撃で一瞬で亡くなったという場所。
3発の爆弾の内一発が洞窟の中に入って全てが奪われた。

もちろん洞窟の中に生活を感じさせる面影は微塵もなく、
手前にある博物館で、生々しい写真や攻撃の跡などを見ると、
月並みだけど、人と人と思わないことが戦争なのだなと思う。

1968年ってそんなに昔じゃない。

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シリアで、恐らくアメリカの友好国という理由で入国拒否されかかったり、
キューバでチェ・ゲバラやカストロ政権に触れ、
ラオスは今は対立はしていないけど、国民感情として「嫌い」がある。

アメリカ人は海外行くにも日本人の何倍もビザがいるし、ビザ代も高いし
結構嫌われてる。

私はアメリカ好きだし、
趣味嗜好、生活においてアメリカが無いことは考えられないのだけど、
アメリカに迎合しない姿勢の国に滞在してみて、
良い国だなあという印象も受けている。
アメリカの功罪について勉強しなくては。

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食;豚肉と米麺。グリーンカレー