開局8ヵ月経過、ブログ開始1ヵ月経過、いろんなコンテスト参加したけど記事化面倒で放置してた。そろそろ脳内メモリできなくなったので今後の参考にメモとして残そう。
今回は東海QSOコンテストと大都市コンテスト、同日ダブルヘッダー。静岡県伊豆市遠笠山移動運用。
運用場所の標高は約1000m。すぐ上にハイカー用駐車場がありハイクや天体観測で人気の場所。今まで星見で何度も訪れていてこの場所の電波ロケは気になっていた。パスを確認する意味で一度運用してみることにした。自宅横浜を3時出発、途中、伊豆スカイラインの滝知山始め、各駐車場を確認しながら南下、どこにも先約者は無し。(関東人気場所だと前日から場所取りされるのでこの空きは意外だった)終点の天城料金所を通過すると霧が濃くなり、残り5Kmは視界3-5m程、路肩やガードレールもロストする。過去の感覚頼りで進み現着は5時。日の出5:45を待ち設営開始し、50,144,430,1200MHzの準備が完了。写真はX6000(144,430,1200)、HB9CV(50)と後から上げたDP(7.21)。これ以外430の自作4エレ3パラと自作ダブルツインループを投入した。
■東海QSOコンテスト 2021/3/20 9-15時
スタート前、V/UHFで多くの一般局を確認。日常感なQSOであふれコンテスト直前の雰囲気が無い。1エリア内コンテストとはかなり違う。スタート後もCQTESTがいない。日時を間違えたかとネットで確認するほど。関東だと一般局は消えCQTESTで埋まるのに、、7分経過しやっと見つけた。アウェーにつき一般局で混みあう隙間でCQ出す勇気なく土地の流儀に従う。結極、開始30分でも430FMのCQTESTは2局しか確認できなかった。東海方面が山で遮蔽されるせいか。各バンドを廻ってみるがどこも過疎感大きく、少ない参加局をぽつぽつと拾えるだけ。しょーがないからシャイなCQを出し始める。すると一変、いーかんじで呼ばれる。1エリアだと100QSO/Hな勢い。でも実際は1/3程度。理由はPhoneの1コンタクトが長い(涙)。これは如何ともしがたい、郷に従うしかない。気合入れるとスルーされそうなのでマッタリ感で潜在局を掘り起こす。14時過ぎ、V/Uは空振り多くなり、暇つぶしに7MHzを上げたら聞こえる聞こえる。CQ出したら呼ばれる呼ばれる、中パイルが途切れなかった。最初から上げときゃよかった。
この運用地の特徴は1エリアの見通しが良い。途中寄った滝知山は1エリアの半分が影になる(箱根から突き出す山と大山がブロックする)。ここは滝知山で難しい埼玉が難なく交信できる。。逆に西の東海方面は天城の山々が邪魔し、窓は静岡市から沼津市程度しかない。浜松・名古屋方面は山岳反射や回折を期待するだけ。
今回、直接波の最長は、対平地は埼玉県上尾市(132Km)、対山は筑波山(178Km)だった。見通しのない山岳波と思われる最長は山梨県と愛知県岡崎市(170Km)だった。
↓ 遠笠山ー上尾市
↓ 遠笠山ー岡崎市
標高1000mの見通し距離は約120Km、大気屈折率分が若干加算されるので上尾市はセオリー通り。千葉、茨城もこの半径より先の平地は見事に不感であった。岡崎市は山岳2段階回折か。
■大都市コンテスト 2021/3/20 15-18時
東海QSOで1エリアとの様子の違いでかなり疲れた。夕刻から雨予報もあり迷ったか続投。7MHzが絶好調だったのでリターンズ。浮き沈みは増えたがまだ小パイルになる。空振りになるまでマルチを稼ぎV/UHFへシフトした。こちらは東海QSOよりphone効率が良い。東京、神奈川・埼玉・千葉がメインになりテンポが上がった。それでもカード交換とOPネームの確認が多くあり忍耐。電信カテ専門局の心中が分かる。phoneで1分以上快くお付き合いすると、そういう局の恰好の獲物になりロングコンタクトが連続する。意識的にショートにすれば潜在局にスルーされる。この出し入れが微妙。。コンテストにおいてお客様は神様なのです。
18時無事終了。撤収に1時間かかり真っ暗。キャンプセットは持参したがここでビバークする体力と勇気が無い。帰りのスカイラインは行き交う車はほとんどなし。睡魔強烈。狸様があちこちで路上の仏になっていた。
次回の帰りは温泉一泊にしよう。近所どっか良いとこありませんかね?
夜中だと湯河原の24H営業クアハウスをよく使うんだけど、天城から遠すぎるんだよね。