2度目のタイ。メモ代わりにup。タイは同じ仏教国、生活スタイルも親和性があって過ごしやすい。
1度目は南部のプーケットでキングスカップ参戦(世界から100チーム2000人が参加するヨットレースの国王杯)。今回はご近所仲間と普通にバケーション&レース海面の下見。選んだ場所は誰でも知ってるパタヤリゾート。
物価も安く欧米やロシア人の老後の居住地としても人気があり、日本からも不動産投資をはじめ逃避先ビジネスが右肩上がりなところ。業界通な仲間のお誘いを受けあれこれ下見も混ぜた旅となった。
今回はスワンナプーム国際空港を利用。パタヤまでは友人の大型ワゴンを利用しノンストップ。癖なのか、途中の自然を見ると土着民の生活や時代の変遷が増々立体的になり興味をそそる。
パタヤジョムティエンビーチの宿に到着。仲間のアレンジでスイートを含めた良い部屋が確保できた。
旅の醍醐味は定番観光めぐりよりシナリオのないハプニング。悪い奴ほど鼻が利き、絶妙な安全限界をスマートに泳ぐ。旅ガイドは無視、みんなヤバイことや規格外が大好きなのだ。
日本人は面白い、地味ーーな人とそうじゃない人の差がでかい。困るのは同行者に地味ーーがいると実に苦しい旅となる。さらに厄介なことに地味なやつほど口数が多かったりする。これが上司だったり無視できない友人だったりすると面倒見るのが大変で大変で。連発する狭い和風ネタに反応してあげないといけない。和を乱すのは海外でもご法度なのだ。一つの話題に延々と拘ったり、マイワールドな起承転結話しが終わるまで解放してくれないのだ。もー私の中では無神経の悪党に近い。
地味zさんたちのキャラは極度な相互依存、同調文化の産物、とにかく他人の目が気になるライフスタイルだ。地味ブランド社の物差しをいつももっている。そんな方々を見ると、大海原のせまーーい岩陰でビクビク泳ぐゴンズイ玉に見えてしょーがないw。逆にスリルこそ生き甲斐なエクストリームな連中は実に付き合いやすい。お前がやらなくても俺はやるからよー、で一発完了する。無駄な同調は悪。つまらん話は放置、隣で勝手な話題を始める。和して同ぜず他人に依存しない大人のフェアーな関係である。
地味zさんも一応大人。面倒みなくてもなんとかするだろうと、1日別行動にすると、、なんと彼らはいろいろ言い訳作って一日ホテルにこもってたりするw。出歩ったとしてもモールあたりが限界プレイ。。スリラーzが帰ってくると、まるで待たせた乳飲み子のような目で寄ってくる。そして、狭い一日の地味な話が炸裂するのだ。
なら旅行連れてくなよってわけだが、大事な仲間程、新世界を見させてあげたい、蛸壺から解放してあげたいという愛なんだ。
最初から愚痴言いすぎたm(__)m。。このブログ、地味ーちゃんは見てないはずなんで、好き勝手書くのだ。w
さて、ジョムティエンビーチのベースはここにした、
上のほーを押さえてくれたのでパタヤが全望できて良かった。バルコニーが低く酔っぱらうとダイブ簡単。プールもビジター用と宿泊者用があってほぼ貸し切りできた。目前がビーチ、朝はフレッシュな若者たち、夜は名物LB(レディボーイ)であふれる。タイのジェンダー感は世界最先端、性別が200くらいあるのだそうだ。後に日本でもお世話したLBさんたちはこちら(ちょっと大人系につき倉庫にロックしました)、
ー 誤解を呼びそうなので自主規制 別ネタで貼ろう ー 新宿、赤坂でビザ限2週間頑張って本国で家が建つw
今回男4人で行ったが現地に着くと、香港で豪遊中の日本人女性がそっちいってもいーー?となり翌日、急遽姫2人が合流することになった。我々庶民とは別世界のセレブたち。まあ、くるならこい。面倒はみねーぞと。
だが、真摯な4人はボディガードがてらちゃんと観光にお付き合い、昼から夜まで分厚くもてなした(もちろん割り勘)。彼女たちも海外遊び慣れてて、日本人特有の依存やネチネチ感が全く無くとてもらくちん。
夜も深くなり、殿方はどうぞお好きにと大人な配慮を頂きクールに分かれる。姫様たちはきっと現地のイケメン狩りだ。
ハプニングを求め有名どころや穴場を攻める。裏道こそ宝あり。人相の悪さが幸いし街の輩は寄ってこない。パタヤは世界中の人でいっぱいだ。東南アジアいろいろ行くが、ここほど欧米含め各国の顔を見る場所はない。白人が多い、若者から余生を送る老人までレンジも広い。
夜の活動は我々の清潔が誤解されるので省略。
昼間はビアバーで飲んだくれ、夕刻はナイトマーケットで飲んだくれる、同行仲間だけで遊ぶのは避け、地元民との触れ合いをなるべく多く持つ。でもやはり飽きる。なので今回は私の提案で皆から一日頂き、大型ヨットでガルフを回ろうとなった。観光ガイドによくある日本人向けマリンアクティビティは、ジェットスキーやビーチ目前のラン島ツアー。でもこれただのカモプレイ。島はイモ洗い、ジェットはみんな悪徳業者、後付けでイチャモン付けて暴利を稼ぐのが日常。。現地のヨット仲間に連絡し、ほんならこれ使えってなったのが、タイ国最大オーシャンマリーナにある大型ヨットクルーズ。日本のガイドにはほとんどない。パタヤ散策中に現地オフィスを直接訪問し交渉、窓口のブロンド美女が豪州シドニーから来てると言うので、おら昔ABC(シドニーにあるあっちのNHK)で制作手伝ったよってゆーとOh Reallyで即仲良し、あれこれ無理を聞いてもらった。
使う船は、72ft(約20m)のカタマラン新艇。日本ではでかすぎてお目にかかれない。ここOcean Maninaにはこのクラスの船がゴロゴロある。90人乗りだけど安いので6人で貸し切ろうと思ったが、既に他の予約があり、無理の無理は利かなかったw。飲食+各種アクティビティ+島めぐり、全部含めて6000円程。1日楽しめるので格安だ。
同乗者は、北欧人が多く、一部マレー系裕福層、日本人はいないので清々しい。中国人はまとめて別の船に隔離していた。Good job :)
10マイルほど沖出しして船上BBQ、その後島めぐりでシュノーケリングや釣り、モンキーアイランドで餌付けなどを楽しむ。カタマランは1Fが多目的スペース、2Fのフライブリッジが大きく開け、操船もここで行う。ヨットマンでビルフィッシャーでもある自分としてはほっとけない。すぐ操船したくなる。操船は若い坊やがやっていた。聞くと豪州ブリスベンから来てバイトでやってるというSteeve君19歳。ほんでまた出た昔ばなし、なんだよおいらRismore(ブリスベンの近所)でプータロしてたで、話が弾み、おら船得意なんよ操船させろって迫ると、、Okay、ボスには内緒だ、と言われラットを握り乗っ取り成功しました。Steeveと身の上話しながら操船、はっきりいって普通のヨットより楽勝。純粋なナイスガイだった。海好き独特の瞳深くに無限の彼方を見る素直な目、青春ど真ん中、おいらにもこんな眼差しの時代があったんだな。。オージーの子供の夏休みは宿題も登校日もゼロ、6週間~2か月完全フリー、バイトか親と一緒のロングバケーションがスタイル。幼少期に世界の広さを実感するので、義務教育や高校が終わると、国外へ一人で飛び出し自分探しをする若者がとても多い。無一文で世界を体験し豊かな大人になって行く。日本みたいに若いころから偏見で固まったり、卒業旅行などで世界を汚染することはない。ジーザス系民族は己の存在について答えを求めるが、我らが倭国人は神様に任せて好き勝手遊びほうけるのである。
カタマランは船首に6畳ほどのネットが2つあり、トランポリンとして使ったり、直下に泳ぐイルカを見たりする。空いていたのでバク宙ダイブ。各国お客さんにちょっとだけ受けた。
マリーナへの帰路は、面白いイベントがある。別ルートから海上で合流する同型船が横を並走し、両艇ともフライブリッジにお客さん全員が集結、爆音音楽と共にダンス合戦が始まる。あっちの船のダンスパワーに負けぬようこっちの船も踊り狂う。元気で派手なほーが勝ち。ダンス版集団ラップ合戦だ。でかい船だからできること。初見な外国人同士が自然とシンクロして大騒ぎ。このノリは日本には無い。とても楽しい体験だった。
マリーナに戻りみんな満足顔。企画してよかった!(^^)! 次回は貸し切りでプライベートクルーズにする。
タイのヨットレースは、プーケットで開催の国王杯と、ここで開催されるTop of the Gulf Regattaが2大レース。世界中から参戦があり、自国タイは海軍のチームまで本気でエントリーする。友人は優勝経験あるが自分は未だ。もう年齢的にヤバイ。。ヨットは自分の愛艇の縁起を大事にする。その一つがマスコットガール。古代欧州で女神や天使のフィギアヘッドを船首に取り付け守り神にした流れをくむ。人選を誤ると魔除けのつもりが逆に災いを呼ぶだけの疫病神もいらっしゃる、クワバラクワバラ。船の寿命は数十年、その間に友人だったり偶然の出会いだったりでご担当いただく。実際この子が来るといつも成績が良い、神風が吹く、など縁起があるのだ。士気も上がる。どんな遊びでもスパイスは重要だ。カジキの国際大会などでは開催地のそれぞれのお店が各チームの応援に回り大会を立体的に楽んだりする。大会の種を問わず幅広く交流を深める仕組みと自由度が今時の活性化セオリーなのだ。で、うちのチームのタイ国守護神はこちら、みんな純正、LBではないw。
こちらは新人。とってもお利巧で礼儀正しい親思いの良い子です。
ほぼ親子、、顔のサイズ差尋常ではないw
くれぐれも誤解無きよう。。Covid-19いつまで続く、、。
友人のGoProビデオ。プライバシー多くあちこち削った。すまん。