来月10月9日は我が家が里親として初めて迎えたまるちゃんの祥命日です。
お空の天使になってから丸6年経ちました。
祥命日まで、まだ日数はありますが....~
9月20日から26日まで動物愛護週間ということもありますし
記事も出来上がりましたので早めの投稿になりました。(笑)
里親になったのは.....
まるちゃんがトップバッターでぺんちゃん、ジョンくん、ショコちゃん、
きららちゃん、プリンちゃんと六頭が続きました。
みんなが幸せになったのもまるちゃんのおかげ~だからまるちゃん本当にありがとう~
犬の国でどうしているかなぁ~パパさんが犬の国に寄ってから天国に行くよ~と
いつも言っていたから.....本当に寄ったかな?
チャーミーちゃん、奈々ちゃん、ポッキーくん、チャッピーくん、ジョンくん、
まるちゃんとぺんちゃんと一緒にパパさんとおしゃべりしたのかなぁ......~
いいなぁ....一緒のおしゃべり
朝からこんなことを思っての投稿になりました。
ここからまるちゃんの思い出~物語です。
まるちゃんが初めて我が家に来た日の写真です。
娘に抱かれて。(2003.6)
心身症だったまるちゃんは、目の上がぴくぴくしていました。
目つきも少しきつい感じでした。
奈々ちゃんは、いつも気にかけてくれて、時々様子を見にきました。
大丈夫? ちょっと遊ばない?優しく接します。
でもまるちゃんは、なかなか心を許すことはなく大きな奈々ちゃんに
飛びかかって来て、噛むしぐさもしました。
これは、チャッピーにもポッキーにも同じことをして二ぴきちゃんたちは
顔を噛まれたりもしました。それでもチャッピーもポッキーも
全然怒ることはなくむしろそんな行動を取るまるちゃんのことを心配しているかの様でした。
まるちゃんのやることは、奈々もチャッピーもポッキーもみんながそれを、全部受け入れました。
まるちゃんは、自分の事を守るのに必死だったのでしょう。
きっと、犬社会のルールが分かっていなかったので怖かったんでしょうね。
少しずつまるちゃんの心は、和らいできました。
この家の家族は、みんな優しいんだ。怖くはないんだ。そう...思ってきたのかもしれません。
その後.....まるちゃんが来てから6月位経ました。
奈々ちゃんは腎不全で寝たきりになってしまいました。
ピレニーズは超大型犬なので7、8歳までしか生きられないと言われていましたが
この時は、12歳の後半。もうすぐ13歳です。
奈々ちゃんも頑張りました。寝たきりになってから2ヵ月経っていました。
ポッキーは、いつも寄り添っていました。
まるちゃんが来てからも8ヵ月経ちました。
そんな8ヵ月経ったある日.....
ポッキーとまるちゃんが初めてじゃれあって遊んだんです~
凄いね~まるちゃん頑張ったね~とみんなで喜びました。~
嬉しくなって慌ててこの様子を写真に収めたことを覚えています。
それを見届けるように奈々ちゃんは13歳目前で、お空に旅経っていきました。
奈々ちゃんが、優しかったのでチャッピーもポッキーもそれを見習って
みんなが、まるちゃんを元気になるまで待ってくれました。
その後、まるちゃんはどんどん元気になって来て本当の家族になっていきました。
ビフォー~アフターのまるちゃんのお顔を見てください~
来たばかりの時は怖さと緊張と今までの辛い思い.....このお目めがそれを物語っています。
まるで別人です。(笑) ここまで来るのには一年くらいはかかりました。
どこへ連れて行っても可愛いわんちゃんですね~何犬ですか?とよく聞かれたものです。
パパさんとはいつも一緒~
パパさんの口癖....まるちゃんは可愛いなぁ~
その後....
チャッピーは15歳2ヵ月
お空の奈々ちゃんのところへ逝ってしまいました。
次に迎えたのは、マルチーズのペンちゃんです。
このころ猟犬のジョン君との出会いもありました。
まるちゃんは、奈々ちゃんと暮らした経験もあり大きなジョン君の事は平気でした。
もちろんペンちゃんもポッキーも平気です。
体の中がボロボロになった状態で我が家に来たのですが.....
ポッキーは、そのことを知っているかのようにジョンくんの傍から離れようとしませんでした。
まるで介護をしているようでした。奈々ちゃんの時と同じように、優しかったポッキーです。
(ガリガリに痩せていたのですが、お腹は水が溜まっていたので膨らんでいました)
訳ありのワンちゃんの事は何か感じるものがあるらしくみんなが優しいのです。
まるちゃんの時がそうであったように.....
だから動物って素晴らしいと思うのです。
心の中は人間と同じです。
ジョン君が、初めて我が家に来た時の写真です。
後、数日で抹殺されそうだったのですが助けてあげることが出来ました。
動物の施設にパパさんと私と孫たち三人との5人で
一緒に迎えに行った時のことは、今でも忘れられません。
猟犬の性格は、全く分からなかった私は、心配でぺんちゃんとポッキーを
ハウスの中に入れて様子をみました。まるちゃんは後ろにいます。
そんな心配もよそに、ジョン君はとてもおとなしく穏やかな子でした。
本当に驚くほど良い子だったのです。
初めて猟犬の素晴らしさを知ったのもジョン君の出会いからです。
きっとたくさんお仕事させられたのでしょう.....でも病気になってしまったから....
用は無くなったのでしょう.......これ以上はここでは書けません。
獣医さんの、診察からもう末期の癌だということは告げられていましたから
最期の時までパパさんと昼夜、二人で介護となりました。
残念なことにジョン君との生活は、一ヵ月足らずでお別れとなってしまいました。
ジョン君にと思って急遽、買って用意した大型犬用のケージーです。
殆ど使わずに、ペンちゃんの小物入れになってしまいました。
(このケージはなかなか処分は出来ず.....つい最近までありました。
最近断捨離に頑張っていたのでやっとリサイクルに出すことができました。)
ジョン君が、旅経ったその5ヵ月後のお正月。
10歳と3ヵ月のポッキーとは突然のお別れになってしまいました。.....
何故?突然に.....原因は分かりませんでした。
おんぶが大好きなポッキーでした。
必ずいつかは旅経ってしまうのは分かっていても....
そのたびに悲しく辛い思いをして泣く我が家でした。
ポッキーのお別れの時は、あまりにも突然だったので一番長く悲しみが続いたような気がします。
もう.....嫌だ....犬との生活.....そんなことが頭をよぎったのもこの時でした。
犬を育てるのにも自信もなくなりました。
楽しいこともたくさんあるけれど悲しいこともたくさんあるのです。
残ったのはぺんちゃんとまるちゃんだけになりました。
まるちゃんが家の子になって、8年経ったときに初めて旅行にも出かけました。
行先は伊豆高原
今日はお泊りの旅行だよ~とでも言っていたのかしら?
幸せなひと時です。
何処へ行ってもお利口さんです。
私が出かけると、何時間でも帰ってくるまで、窓から外を見て待っていたそうです。
左の写真は私が出かけて帰って来た時のものです。
家の前に車を止めるとまるちゃんが待っている姿が毎回あるのです。
おそらく....この時も5.6時間のお留守番だったと思います。
愛おしくて、写真に収めました。
右の写真は、待っている様子をパパさんが撮ってくれたものです。
パパさんと母上様と一緒のお留守番でしたが....やっぱり私が一番だったようです。
これは、ペンちゃんもそうでしたが今はきららがそうらしいです。
窓から外をずっと見て帰ってくるのを待っているんだそうです。
わんちゃんって本当に健気だなぁ~と思います。
ゆうじくんが生まれた時には、まるちゃんがすでにいたので
とても可愛がってくれました。
まるちゃんもだんだん高齢になってきました。
病気になり両目は見えなくなり余命も告げられました。
両目が見えなくなった時.....ニ三日は落ち着きがなくとてもとても可哀そうでした。
獣医さんに聞きに行きました。
まるちゃんが真っ暗闇にいるなんて可哀そうで可哀そうで泣けてしまいます。
まるちゃんは今どんな気持ちなんでしょうね。と。
先生に聞いたってどうしょうもないことでしたが....わざわざそれだけを聴きに行きました。
先生が言ってくださいました。
お母さん大丈夫。ワンちゃんは、順応性が高いからすぐに慣れますよ。
そうなんですか.....それならまだ良かったと...安堵して帰って来た記憶があります。
その後、獣医さんが言ってくださった様にまるちゃんは、目が見えなくてもスイスイと
お部屋を歩き回ることが出来るようになりました。
目が見えなくてもまだ元気だったので、みんなで、公園に行って遊びました。
お花の香 風の音 みんなが楽しそうに遊ぶ声
まるちゃんは分かっている様でした。
だからまるちゃんもとっても嬉しそうでした。
この時がみんなとお出かけした最後の写真です。(2013.5~)
まるちゃんは、目は見えないのにとても嬉しそうに走ったのは忘れることはできません。
連れてきて良かったね~とみんなで、話をしたものです。
その後......
認知症にもなり何時間も歩き回って徘徊をするようになってきました。
目が見えないので、どこにでも頭を突っ込んでしまいます。
一度は子供用の椅子に脇から入っていて抜くのに大変なこともありました。
歩き疲れてパタリ....
点滴もやるようになってしまいました。ブスっと長くて太い針を刺すのは怖かったです。
だんだん弱って来ました。
亡くなる前の日だったかしら.....まるちゃんは勢いよく私の体に飛びついてきました。
それは発作だったのか何かは分かりませんが....
しっかり抱きしめたのを覚えています。
まるちゃんは、抱っこが大嫌いでした。そんなことだったので抱っこしたのは初めて
我が家に来た時と、最初のころお散歩に行く時だけだったので
この時は10年振りくらいの抱っこだったかと思います
命も....
もうすぐ終わりに近づいていた時なので、この抱っこが出来たことがとても嬉しくって
感動したのは言うまでもありません。
そして.....最期の時も......
まるちゃんは穏やかな笑顔をパパさんと私に見せてくれました。
そして...そして本当に最期の時....パパさんと二人でまるちゃんに、お水を飲ませてあげました。
お口をパクパクしたまるちゃん...まるでさよなら...ありがとうとお話をしているかのようでした。
そして...パパさんと私の腕の中で苦しむこともなく、静かに静かに奈々ちゃんが待っているお空に昇って行きました。
。
まるちゃんは、14歳と5ヵ月~とてもとても....穏やかな旅立でした。
みんなでお別れをしました。
まるちゃんは四歳位の時に我が家の子になりました。
家族からの虐待が酷くて、ご近所さんが見かねて助け出してくれたのです。
一緒に暮らしたのは10年と5ヵ月です。
この10年はたくさんの愛に包まれたまるちゃんです。
最期の最期まで可愛い笑顔を見せてくれたまるちゃんです~ありがとう~
初めての里親になり、不安もありましたが、色々な事を経験することにもなりました。
そして.....ぺん、ジョン、きらら、ショコラ、プリンと繋がり現在に至ります。
まるちゃんの笑顔素敵でしょう~もう一度同じ写真ですが(笑)
この時は病院の診察が終わって、帰るところです。
なので、早く帰ろう~と言っているのです。
まるちゃんが、我が家に来てから約10年の歩みです。
もっともっとたくさんの出来事はありましたがこれでも簡単にまとめたつもりです。
まるちゃんのおかげで今の子たちがいる訳ですから本当には感謝しかありません~
全員集合~
粘土作家 poptekoさん作 ベス母さんより~
まるちゃん物語は以上でございます。
みなさま~今日もご訪問ありがとうございます~