ちょっと長いお話なので忙しい方はスルーしてくださいね。
なかなか上手くまとめられないんです。
昨年の七月七日.....七夕の日でした。
ご近所の奥様が家へ来て......どうしたらいいかしら
迷い犬が家にいるの.....じゃ~すぐに動物愛護センターと警察に届けが出されていないか
電話で確認してみてと伝えて..........(迷子犬がいるとほとんどの方が何故か私の家に相談に来るんです)
急いでパパさんと見に行きました。
やせ細ってあばら骨が見えていて、でもお腹だけは嫌に膨らんでいて.......
疲れ切って床に横たわっていました。可哀そうに長いことさ迷っていたのでしょう........
猟犬でした。大型犬です。
連絡をとってみると飼い主さんの情報は分かりませんでした。
奥様と、どうしよう....もし飼い主さんが表われなかったら.....私の家にもその時は
やんちゃなぺんちゃんの里親になり毎日格闘中だったし、果たしてこんな豆ギャングみたいな
ぺんちゃんが猟犬を受け入れてくれるかしら。
自分より大きなまるちゃんにも攻撃するんだから....
まるちやんはきっと大丈夫だと思うけど....
ダックスのポッキーはどうだろうか.....
保護した奥様の家には病気のわんちゃんがいて、とてもとても猟犬は飼えないと.....
そんなことで悩んでいると飼い主さんらしい方から電話が入り絶対うちの犬です
先月いなくなりました。夕方迎えに行きますと.....
私たちはほんとうにホットしました。
ところがです。
次の日に動物愛護センターから電話があり、昨日の猟犬は
自分の犬じゃなかったと言って返しに来たというのです........
そんなことは信じられませんでした。しかし....そういうことになってしまったのです
さぁ....大変です
動物愛護センターに入ってから飼い主さんが表われなかったら数日で
ガスで殺されてしまいます。とても苦しんで死んでいくことは聞いていたので
私たちはどうするか究極の判断に立たされてしまいました。
関わった以上見殺しにする訳にもいきません。かと言ってまるちゃんとかぺんちゃんが来たところの
動物愛護団体にお願いする訳にも行きません。
どうしてかと言うと、もうそこもたくさんのわんちゃん猫ちゃんでいっぱいだからです。
頼める訳がありません。
大型犬です。猟犬です。猟犬を家の中で飼っている人もあまり見たこともありません。
外で飼っていて、いつもピョンピョン跳ねて元気なのはご近所の猟犬で知っていました。
性格はどうなんだろう...色々と夜まで悩みました。
どうしよう....どうしよう.....このままでは殺されてしまう......
息子が帰って来てから相談しました。
第一声.....うちで飼うしかないでしょう.....そうだね。
嬉しかった
.....きっぱりと決断してくれた息子に.....
その言葉で即決まり、朝になるのを待って動物愛護センターに(殺してしまうのに愛護が付いているのが
どうしても理解できませんが)
(昔は保健所でした)
手続きに色々とあってなんと連れて来れたのは七月二十一日。二週間もかかってしまったのです。
それも到底信じられないことでした。意味が分かりません.....
すぐにはだめだったのです。
わたしが第一保護者じゃないからだとか言っていました。
なので会議にかけるんだとか.....
そして、他に飼いたいという希望者もいるかもしれないから公示すると.....
おまけに、家の中で飼ってもらうから家の間取りを書いて来てくださいと
初めから家の中で飼うのはあたりまえに思っていたけど....なんで?
うちで引き取らなかったら.....すぐに殺してしまうんでしょ....そんなもったいぶって....
何が何だか分からないまま迎える日を待ちました。
早く連れて来たかった.....
名前はジョンにしました。
孫たち三人を連れて迎えに行きました。
ジョン君は逢ったその時からずっと尾っぽを振り通しでした。
嬉しい。嬉しいと言っている様に....
家に着いたら前もって頼んでいたトリミングのお姉さんが待っていました。
そしてきれいにしてもらって次の日は病院へ連れて行きました。
検査の結果..........肺と肝臓の癌....末期です。もう...老犬らしい....手遅れです。
胸には水も溜まっていました。お腹が膨らんでいたのはそのせいだった様です。
それに......可哀そうに散弾銃が三発もお腹に映っていたのです。
苦しかったでしょうに.....もう.....治療の施し様もありません。
元気になる薬だけをもらって帰って来ました。
そうそうぺんちゃんがはじめてジョン君と対面したときはあまりにも大きく見えたのか
そろそろと見えないところに行ってしまったのです。
まるちゃんも最初は驚いた様子でしたけど前に大型犬の奈々と一緒に生活したことがあるので
大丈夫でした。
ポッキーの対応は素晴らしかったです。
ずっと付きっきりでした。 ジョン君がゲボットと苦しそうに吐きそうになるとすぐに
飛んで行って大丈夫?と言っている様でした。

やせ細っているジョン君です。骨と皮だけでした。
でもうちへ来てからのジョン君は嬉しそうな顔をしていました。
今となったらそれだけが救いです。
ポッキーは優しい子です。いつも寄り添っていてくれました。
いつ、命が無くなるか分からない状態のジョン君との生活は、やはり短かかったです。
苦しそうな様子を見ているのはとても辛かったです。おしっこは外へ連れていきました。
一度ぺんちゃんの小さなシートにしてしまって川のように廊下に流れた時ははびっくりしました。
薬のせいもあっておしっこがたくさん出でしまうのでちょっと大変でした。
静かに寝てもらおうと思ってジョン君が来る前にはネットで大きなケージも買って用意をしました。

今では、ぺんちゃんのおしっこのお部屋になっています。
首輪は大きいのを買い過ぎてジョン君が来てから買いなおしました。

ション君は亡くなくなる前夜.....目がとろ~んとしていつもとは違って見えました。
私はパパさんにもうジョン君は...そろそろだめかもしれない.....
今晩は川の字になって寝てあげよう.....
パパさん、ジュン君、私....ジョン君を真ん中にして寝ました。
時々苦しそうに立ち上がったりもしました。胸に溜まっている水で苦しかったんだろうと思います。
明日は水を抜く日だからね。大丈夫だよっと言って寝せました。
そして次の日病院へ行く途中..........息絶えてしまったのです。
ジョン君との生活は短かったです。正確に数えてみたらたったの十七日間でした。
七夕の日に出逢ってからは丁度一ヶ月目でした。
ジョン君は家に来た時から亡くなる寸前まで目が合うと
尾っぽをふりふり,ちぎれんばかりに振っていました。
尾っぽがケージに当たって血が出てしまって薬をもらいに行ったほどでした。
そんなに振らなくっても、大丈夫だよ。もう.....うちの子になったんだからね

ジョン君の尾っぽのふりふりは......お願いします。 ありがとう。 嬉しいよ。 嬉しいよ
ジョン君のそんな思いがあったのではないかと思います。
たくさんのお花と一緒に旅経ちました。
猟犬のジョン君はとてもとてもおとなしい健気で可愛い子でした。
短かった猟犬のジョン君との生活.......
一度だけ、みんなで公園までドライブもしました。
私達、家族にとってはジョン君との出会いは大切なものとなりました。
色々なことも考えました。そして教えてくれました。
ジョン君 ありがとう
優しいポッキーもジョン君の傍に行ったよ。
こんどはジョン君がポッキーのことをお願いね。
ジョン君が旅経って一年が過ぎました。 明日は一周忌の法要があります。
長い文章を最後までお付き合いありがとうございました。