気がつけば、9月も終わり、本格的な秋の釣り期に入り、気候的には過ごしやすいものの、鯉釣りに関してはなかなか難しい時期になりました.
一口に難しいと言っても、鯉がつれないという現実に対して、いろいろな要因が思い当たります。
①警戒心が強く、鯉がいるにもかかわらず釣れない。②鯉の数が少なくなかなか釣れない。③気候的に釣れない等。
釣れない時にどうするか、一番良いのは、警戒心が少ない、つまり釣り人があまり入っていない所で釣るのが、一番釣れる確率が強いと考えられます.
最近は情報を頼りに釣れたポイントに入ることで、少しの安心感と期待を持って入ることが多い.その反面、誰も入っていない場所やポイントは自信がないというか、確信が持てないから敬遠しがちではあるが、鯉釣りでは、人が入っていない所で釣ることは一番確率的に釣りやすい。
しかし、本当に難しいのは警戒心が強くなった鯉を釣ることかもしれない。であるなら、そういう難しい所で釣ることも一つの面白みがあると最近は考えています.人が入らない所で竿を出すことは、ある意味では釣りやすい所を捜すことでもある.確かにそれも理解できます.一方、同じ所に我慢して粘ってついにその鯉の警戒心を超えて釣り上げるそんなことも楽しみでもある.釣れなくても楽しいとは、案外そういう所かもしれない.
土曜の午後、Mさんから電話があり、今私の地元の河川に入っているとか。台風のこともあり、土曜も仕事で午後からしか出かけられないので、地元の河川で竿を出そうかと考えていた所で、正に渡りに船。午後から車を飛ばしそのポイントへ.
雨の振る前で絶好の日和であると思っていたが、早朝から全く当たりがないと。先々週は90cm台を頭に5本程上がっているし、今回の方が水の状況もよく楽しみにそのポイントに到着するが、当たりはないという。
しばらく話しをしながら、1本だけ邪魔にならないように竿を出す。夕方までの釣りであるので、フィーディングもあまり多くしない.パウダー系のフィーディングをして、喰わせにもチエンリアクションを使う。
その後しばらくして、鯉釣り談義にMさんと花を咲かせている時、バイトアラームの音が.釣り座まで、少し距離があるので、竿の所に到着した時には糸は出ているものの、カカリに糸をこすられながらのやり取りになり、ラインは毛羽立ち遠くからもラインがこすれて玉状になっているのが見え、切れるかなと思いながらも何とか上げることができました.
70cmクラスの元気のいい鯉でした.なかなか難しい状況でしたが、何とか上げることができ、ほっと一息。その後、当たりはなく、亀の影響で餌が残ってない状態.
最近は亀の影響もかなり深刻になって来ているポイント多く、亀対策も一つの課題ですね.ボイリーでの釣りでは、この亀対策は大きな課題ですね.
秋を思わせる、彼岸花の鮮やかな赤が印象的でした.秋の釣りを楽しみたいですね.