年度末年度始めは忙しく、鯉釣りにはいい季節なのですが、なかなか竿が出せませんが、やっと4月9日の夜から竿を出すことができました.
急に気温も上昇して来たものの、朝夕と昼間の気温差が大きく、水温の変化も大きいので、鯉の動きも気温差、水温差に大きく左右されます.
当地では、K川やS川では産卵場を探す鯉の姿が見られます.S川では80cm以上の鯉が100匹程群れをなして本流から遡上して来ています。
水温が低いと鯉は本流から遡上しなくて、水温の変化に応じて動きが違います.
したがって、この時期、うまく鯉の動きを読んで当たれば釣果は期待できますが、読みが外れると全く当たりがないことになります.
その意味では当日の天候と相談しながらの釣りになります。
今回はK川やS川やM川やKZ川、それにG池等候補を考える中で迷いました.夜は水温が低くなり、最低水温が朝の7時頃であり、まだまだ寒暖差があるので、
着き場は深場で、そこから水温の上昇とともに移動するの動きを想定して、深場とそれに続く浅場があるKZ川に入ることに決定。
丁寧にフィーディングを行い、今回はコーンと粗挽きさなぎをロケットでポイント付近に2カ所撒きました。
夜も寒さを感じることはなく、冬場との違いを体感しました.多分夜は当たりはなく、水温が上昇する正午前後からが期待できそうなので、慌てることもなく
その時間帯を狙っての釣りになりました.
深場には石鯛竿(ダイヤフラッシュ振出500+アブ7000c3、道糸5号)2本、それから50m程上の浅場にカープロッド(プロロジック13ft+ダイワリーガルプラス4500、道糸4号)1本
という組み合わせで、ヘアリグでボイリーは15m(パイナップルバナナ)シングルとソース+パイナップルバナナのダブル。
夜は当たりもなく、10日の午前11時に浅場の竿に当たり、釣り座まで走るも、車からやく4、50mあり、竿を持つと川底の沈木にラインが絡まりなかなか外れなく、苦戦。
道糸も細いのでなかなか無理もできない中でラインブレイク。まあ仕方ないので、次を考え丁寧に今度は少し遠投ぎみに投げる.
12時30分にまた同じ竿に当たり.今度は沈木に巻かれながらも、少しずつ寄せながらカカリから出す。取り込んだのは、野鯉タイプの良型で、80cm。
当たりの時合が来たので、期待すると、午後1時半に深場の竿に当たり。ここも車からの距離があり苦しいダッシュ(笑)。竿の所では、ラインは止まっていてどうもかかりに入られている感じである。
仕方ない、こういう時もあるので丁寧にカカリ出しを試みる.使い慣れたダイヤフラッシュなので手に取るように竿先から伝わる感触を大切にやり取りを行う.やはり沈んでいる木のカカリから鯉を出すことだでき、ひと安心する。竿から伝わる鯉の動きの感触から大型の鯉であると直感。90cmオーバーかな。そう思った瞬間、ラインブレイク。決して無理はしていないのではあるが、残念である。少し油断したのも事実。今回は釣り座も難しい設定ではあったが、春の鯉釣りではよくあることで、何年やっていても難しさを教えられます.
四月の中旬から5月のゴールデンウイークにかけては、当地ではのっこみから産卵時期になり、数釣りができます.二桁も可能なのですが、仕事の休みがあるかどうかが悩みの種です.
G池で大型を狙うことも考えています。「大鯉クラブ」でK川、S川が紹介され釣り人も増えそうかな。