あけましておめでとうございます。
1月に入って、毎日寒い日が続いています。今年になって雪が降り
今年初めての雪かきをしました。
さて自作プリですが、しばらく満足して使用しておりましたが、
使っているうちに無帰還にしたいと思うようになり、それにチャレンジ
してみました。そもそも、元の回路は無帰還だったのですが、あまりに
ゲインが高すぎて、スターリングでは、シャーノイズが気になり
帰還をかけてしまったのです。確かに帰還をかければレンジも広がるし
何より歪やノイズが格段によくなります。これはこれで良いのですが
やはり無帰還の音も捨てがたく、再度チャレンジしてみました。
先ずは、SRPPの基本形に戻しました。
やはりシャーノイズが気になります。とは言え我慢できないレベルでは
ありません。しかし、やはり利得が高すぎる為、ほんの少しボリュームを
回しただけで大きな音になってしまいます。
それで、余りやりたくないのですが、出力側にアッテネータを入れて
やりました。シャーノイズはすっかりなくなりました。(聴感上)
さて、これでしばらく使ってましたが、パワーアンプを変えてみると
TU-879Sのボリュームを最大にしたときに、今度はかすかにハム音が
確認されました。このプリアンプはコンパクトに作った為に、
セオリー通りに真空管側に電解コンデンサを付けていませんでした。
何とかスペースを確保して、47uF/350Vの電解コンデンサを取り付けた
所聴感上ではまったく確認できないレベルになりました。
これでしばらく使用していましたが、今度はマイクロフォニックノイズ
が気になり始めました。筐体を軽く叩くとスピーカからしっかり音が
出てきます。他のローノイズ管などにすると無くなりましたが、
私は5963の音が好きなので、何とか対策をと思い、真空管ソケット
と筐体の間にゴムのインシュレーターを入れてやりました。
これで筐体を触れる事によるマイクロフォニックから解放されました。
真空管事態を叩くとダメですが、そんな事は普段はしないのでこれも
解決しました。
さあ、これで終了と言うことになりましたが、改めて内部を眺めてみると
あちこちに突貫工事の跡や、半田もボロポロになっているので
思い切って、全部部品を取り外して組みなおしました。
最後にとりあえず、私の測定できる範囲で測定してみました。
最大出力 25V
全高調波歪率 0.13% (1V 1KHz)
残留雑音 0.4mV以下 (測定器の精度の関係)
このプリアンプの音は、左右の広がりが良く、上下前後の立体感と
空間が感じられ、低域から高域まで良く伸びていて各楽器の音も
奇麗に分離されて解像度が良くて私の好きな音に仕上りました。
ちなみにこのアンプの電源は多少余裕を持って作っているため
CV4068(BRIMAR)も使用できます。たまたまCV4068や13D3なども
持っているので試しに使ってみました。その音は5963をはるかに
上回る音ですが、勿体なくてしばらく聞いてすぐに5963に戻して
しまいました。またCV4068ではマイクロフォニックノイズは皆無で
した。
初めての自作で(キット以外)、こんないいアンプが作れるとは
夢にも思って居ませんでした。しばらくこのプリは私のメイン
プリとして活躍すると思います。
1月に入って、毎日寒い日が続いています。今年になって雪が降り
今年初めての雪かきをしました。
さて自作プリですが、しばらく満足して使用しておりましたが、
使っているうちに無帰還にしたいと思うようになり、それにチャレンジ
してみました。そもそも、元の回路は無帰還だったのですが、あまりに
ゲインが高すぎて、スターリングでは、シャーノイズが気になり
帰還をかけてしまったのです。確かに帰還をかければレンジも広がるし
何より歪やノイズが格段によくなります。これはこれで良いのですが
やはり無帰還の音も捨てがたく、再度チャレンジしてみました。
先ずは、SRPPの基本形に戻しました。
やはりシャーノイズが気になります。とは言え我慢できないレベルでは
ありません。しかし、やはり利得が高すぎる為、ほんの少しボリュームを
回しただけで大きな音になってしまいます。
それで、余りやりたくないのですが、出力側にアッテネータを入れて
やりました。シャーノイズはすっかりなくなりました。(聴感上)
さて、これでしばらく使ってましたが、パワーアンプを変えてみると
TU-879Sのボリュームを最大にしたときに、今度はかすかにハム音が
確認されました。このプリアンプはコンパクトに作った為に、
セオリー通りに真空管側に電解コンデンサを付けていませんでした。
何とかスペースを確保して、47uF/350Vの電解コンデンサを取り付けた
所聴感上ではまったく確認できないレベルになりました。
これでしばらく使用していましたが、今度はマイクロフォニックノイズ
が気になり始めました。筐体を軽く叩くとスピーカからしっかり音が
出てきます。他のローノイズ管などにすると無くなりましたが、
私は5963の音が好きなので、何とか対策をと思い、真空管ソケット
と筐体の間にゴムのインシュレーターを入れてやりました。
これで筐体を触れる事によるマイクロフォニックから解放されました。
真空管事態を叩くとダメですが、そんな事は普段はしないのでこれも
解決しました。
さあ、これで終了と言うことになりましたが、改めて内部を眺めてみると
あちこちに突貫工事の跡や、半田もボロポロになっているので
思い切って、全部部品を取り外して組みなおしました。
最後にとりあえず、私の測定できる範囲で測定してみました。
最大出力 25V
全高調波歪率 0.13% (1V 1KHz)
残留雑音 0.4mV以下 (測定器の精度の関係)
このプリアンプの音は、左右の広がりが良く、上下前後の立体感と
空間が感じられ、低域から高域まで良く伸びていて各楽器の音も
奇麗に分離されて解像度が良くて私の好きな音に仕上りました。
ちなみにこのアンプの電源は多少余裕を持って作っているため
CV4068(BRIMAR)も使用できます。たまたまCV4068や13D3なども
持っているので試しに使ってみました。その音は5963をはるかに
上回る音ですが、勿体なくてしばらく聞いてすぐに5963に戻して
しまいました。またCV4068ではマイクロフォニックノイズは皆無で
した。
初めての自作で(キット以外)、こんないいアンプが作れるとは
夢にも思って居ませんでした。しばらくこのプリは私のメイン
プリとして活躍すると思います。