今日は「石臼玄麦自家製らーめん 丸竈」がなぜ石臼で玄麦を挽き提供しようと思いついたのか、そのことについてお話したいと思います。
もともと妻が蕎麦好きで、私はそれに影響されたのがきっかけでした。
週末となる度に美味しい蕎麦を求め、隣県の山形に「ドライブ+温泉」セットで通いつめました。
最初のうちは、大石田町の「次年子」という山の上のとある民家さんの蕎麦しか食べなかったのですが、通いつめるたびに、蕎麦や汁やサービスで提供されるおかずの味が、毎回変化することにいつしか抵抗を感じるようになりました。
そうして「一期一会」という、基本的には一度行ったらもう再訪しないという、真剣勝負の(妻の)蕎麦の食べ歩きに付きあわされるようになりました。
美味しかったからまた行こうよ、と言っても空しく無視され、知らない蕎麦屋の暖簾をくぐり、食べ歩く日々・・・
そんな中で、私と妻なりに出した公式は・・・
製麺所から買った蕎麦<製麺所でオリジナル(自家製)してもらった蕎麦
<自家製の手打ち蕎麦<蕎麦粉を購入して自家打ちした蕎麦<
石臼で挽いて自家製打ちした蕎麦
そう!
「石臼で挽いて自家製打ちした蕎麦」は、作り手のこだわりや日々研究しているさまや
作り手の信念(心)が感じられ、わざわざ往復120KM以上走っても、充足感が得られる確率が高いというのが結論でした。
ならば、らーめんの世界でも同じことがいえるのでは・・・という妻のこだわりから、
「石臼玄麦自家製らーめん 丸竈」の骨組みが決まったようなものです。