コルドバのご馳走「オックステールの煮込み」を堪能して
次の観光地セビリアに向かう。
バスの車窓に見えるのは、もちろん、どこまでも続くオリーブの木。
途中から 枯れて立つものがたくさん並んでいる。
ずっと向こうまで…どこまでも、どこまでも…
この辺り、カルモア地区は あの有名な「ひまわり」の咲くところ。
ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの映画「ひまわり」が思い出される。
「ひまわり」は、ロシアの国花であるが、このスペインで撮影されたとのこと。
今年は、あまりにも暑くて 45度というフライパンで焦げたのだろう
6月にはもう、枯れてしまって 見ごろが短かったとのこと。
この日も43度。
シャンソンでも「ひまわり」を練習したのを思い出して…
ひまわり
時は流れる 光の中に
あふれる悲しみを 胸に抱いて
探しつづけた 愛はむなしく
めぐり逢いし今は はるかな人
二度と帰らぬ夢 あなたに愛を残して
去り行く 悲しさ
遠い異国の 雪に埋もれて
はかなく燃えつきた 愛の生命
間 奏
二度と帰らぬ夢 あなたに愛を残して
去り行く 悲しさ
夏の輝く 光の中で
静かにひまわりは 風にゆれる
静かにひまわりは 風にゆれる
口ずさみながら 枯れたひまわりを眺める わびしさよ…