今日退院しました。
更新出来なかった間も訪問し見守ってくださった皆様、本当にありがとう
ございます。
『出産は痛くて大変』とは勿論聞いて知っていたつもりでしたが
今回経験してみて、そのものすごい痛さにビックリ仰天でした。
歳もやっぱりあるのでしょうね。。。
複数のお子様をお持ちのお母さん、ホント尊敬します。。。
まだ記憶覚めやらぬ間に、私の超難産体験を書き綴りたいと思い
ます。
長くてすみませんが。。。
10月3日(水)夜8時40分、テレビを観ていたら突然破水。
病院に連絡するとすぐ来るように言われ父の車で向かう。
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遂に来たかとわくわくしながら夫、友人に車中メールで連絡。
夫はたまたま翌日から3連休だったので翌朝こちらに向かうことに。
9時すぎ病院到着。
診察の結果、やはり破水と分かり即入院。
破水から始まるお産の場合、通常より陣痛の痛みは強いがその分
出産までの時間が短い傾向があるとのこと。
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ただ、子宮口開口0センチで通常より少し時間がかかるかもしれ
ないと言われる。
それでも翌4日には生まれるだろうと自己解釈。
夜中3時45 分少しずつ痛みが出始め興奮も手伝い眠れず。
しかし後から考えると、この頃の痛みなど全くの序の口だった。
翌4日、頑固な子宮口はまだたった0.3センチ。
膣内にラミナリア法誘発剤を挿入。
膨らむ海藻のようなものだそう。
朝ご飯は食べられる程度の痛みだったが、昼になる頃には陣痛が増し
全く受付られなくなる。
昼すぎ夫が父母と共に到着。
その時はまだ陣痛室から廊下に出て話は出来るほどだった。
夕方になるとさらに陣痛の痛みも強くなり、間隔もせまくなってゆく。
思わず息がもれるくらい。
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夜11時前には唸るほどの痛み。
持って来ていた化粧品容器で自分の背中をゴリゴリ擦り痛みを誤魔化
していたが、それでは間に合わなくなってくる。
LDRへ移動。
陣痛室への家族の立ち入り禁止の病院だが、当直の助産師さんにダメ元で
「背中をさすってほしいので主人を呼んでほしい」と頼むとイレギュラー
で意外にもOKをくれる。
破水が始まる=羊水が減るため『長時間になると赤ちゃんが苦しい思いを
する』『24時間以内に生まなければ母子ともに危険』と雑誌で読んだこ
とがあった為不安から、肉体的にだけではなく精神的にもまいりそうだ
ったので…
波のようにやってくるこれまで味わったことのない痛み。
震えを伴う強烈な下痢と生理痛と吐き気を交ぜたような感覚。
気を失いたいがそれも叶わない。
横になると痛みが増すため横たわれず、ベッドに座り手をついた姿勢で
ひたすら耐える。
夫が15分後の夜中0時前にかけつけてくれ、陣痛が来る度背中をゴリゴリ
押したりこすったりしてくれる。
さするだけでは全く効かず、陣痛とは別の痛みを作らなければ耐えられ
ないため、痛いほどの強さで。
絶対に叫ぶまいと思っていたが、痛みを逃すためにも唸り声が自然と出
てしまう「お願い…早く出て来てえ~~!!
」
私が唸りだすと夫がすかさず背中をゴリゴリ…陣痛の波形数値を見ながら
「がんばれ!もうすぐ下がるから!」「楽しいこと考えて!3人で遠出し
ようね!美味しいものもいっぱい食べに行こう!」などと励ましてくれる。
(その時は痛みで上の空だったけれど...
)
夫も夜勤明けですぐ新幹線に乗りこちらへ来たため、あまり寝ていないはず。
合間合間の数秒、私の背中にもたれて寝ているのが分かる。
一体この時間がいつまで続くのかと、途中何度も絶望的な気持ちに陥る。
陣痛と陣痛の合間3秒くらいになる。が、その3秒でも寝てしまうくらい疲労
困憊。この時点で約40時間眠っていない。
なにか飲むようにと言われても痛さで飲み物すらなかなか飲めず。
緊急帝王切開は避けたいと思っていたのだが、後半はずっとそうしてほしい
と願っていた。
数時間経過…それでもなかなか子宮口開かず7、8cm、また数時間後9.5、
そして朝方やっと9.8まで開く。(10センチになってやっと分娩室に行ける
のです
)
開きを調べる度手でかきまわされ、それによる子宮の収縮がまた激痛。
そこまできてようやくいきみで全開にするためふんばる。
「固いうOちをする感じで!ためらっていてはダメ!出てもいいから!
出して!出して!」と助産師さん。
....すごすぎ。。。
「よし!やっと頭見えてきたよ」と助産師の声が遠くで聞こえた。
朝8時、やっと分娩室に行かせてもらえる。
「お手伝いしますからね」という医師の声で会陰したのが分かったが、
切る痛みなど陣痛に比べたらもはや無痛。
ブルドーザーのようにガルルル~!!!と変な声で絶叫。
陣痛が来るタイミングに乗り、ヤケクソで10回ほどいきんでようやく
まめすけ誕生。
痛みはさほどだったが、一瞬自分の体が風船のように張り裂けたかと
思った。。。
...次回は絶対無痛分娩にします。
生まれた翌日のまめたん。
待ってたよ~。。。
真っ赤かだ。だから赤ちゃんなのね。
我が弟よ、この世にようこそ。