マサコデグブログ

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~ノルウェージャンフォレストキャットRとイラストレーター挑戦のDiary~

猫介護

2015-09-17 | 愛猫R
Rも来年1月で15歳。


人間年齢に換算すると現在まだ70代ってところですが…
ご飯食べて、庭を眺めて、寝て、出して…を繰り返す毎日。家猫なのだから安全を確保されている反面、退屈な毎日は致し方のないことなのですが、そんな日々の暮らしのせいか、今年の春あたりから認知症のような兆候が見え始めたのです。

まず、粗相。
最初は週に1回程度から始まり、夏休みにボーイズと私がさいたまに帰省している頃には毎日になってしまったようで、夫からの困りメールをしょっ中受けるように。
私たちが留守中は誰も家にいないことも多い為「怒ってわざとやってるんじゃないかな?」と私は思っていたのですが、結局私たちが戻ってからも変わらず粗相は続きました。
粗相というと、間に合わずにウッカリって感じですが、Rはあたかもトイレ以外でしなくてはならないと思い込んでいるかのように律儀にトイレ以外のリビング、廊下、和室、土間などでするのです。
業を煮やして夜中だけ(大抵夜のうちにしているので)和室とリビングに入れないようにドアを閉めておいても、わざわざ寝技で引戸を開けてちゃっかりしているのです。
しかも、最近は5.6カ所も‼️( ;´Д`)
ただでさえ忙しい朝なのに、毎朝10分~15分もウンチの始末に追われて…
( ;´Д`)( ;´Д`)( ;´Д`)( ;´Д`)

あと、味覚がすっかり変わってしまったのかワガママ丸出しになったのか、これまで食べていたヒルズの尿道結石予防の療養食を一切食べなくなりました。
お腹が空けば食べるだろうと放っておいたら、一時は9キロ近くあった体重がなんと気付いたら4キロに…!!!(◎_◎;)
獣医さんも流石にこれはまずいので「尿道のことはとりあえず二の次にしてなんでも食べたいものをあげてください」とおっしゃるので、スーパーや薬局で売っているヒルズの1/10の価格の餌をあげてみたところ、狂ったようにガツガツ食べて3週間で現在0.7キロ増えたところです。
スーパー餌の場合与えても与えても「にゃー(もっともっと!)」とすぐに催促してきます。痩せてしまったから…と甘い顔して多めにあげていたら今度は下痢になり部屋中ひどいことに…( ;´Д`)
あちこち拭き取って消毒してかなりの時間を費やして掃除を終え振り向くと、ケロリとした顔で「にゃー!(餌くれ)」と言ってきます。(°_°)
もしかしたらそろそろヒルズも食べてくれるかな?下痢にもなったし体に良いご飯も少しは…と素知らぬ顔をしてヒルズをお皿に出すと、顔を近づけるもピタッと寸止めし、私の顔を見上げ「にゃー!(スーパーの餌だよ、スーパーの!)」と不服気に言ってきます。( ;´Д`)
混ぜてみても、スーパー餌だけ器用に食べてヒルズは綺麗に残します。

ネットで調べてみたら…やはりこれは認知症状のようで…
最近、今おかれている我が家の状況にようやく気づき、Rの老いをまざまざと実感しているところです。

毎朝のことで、後始末をする私はついイライラしてしまうのですが、まめ坊はそんな私を見て「しょうがないよ、Rくんもおじいちゃんになったんだからさ」と私をなだめ、Rを撫でるのです。
そんな7歳のまめ坊見て、反省しつつ、動物を飼うことは、可愛い楽しいことだけではなく、大変なこともあるけれど、居てくれたことで何物にも変えられない大切な何かを与えてくれているのだということに気づきました。



これからも、時にイライラしてしまうとは思いますが…そんなRに感謝も忘れないようにしつつ、介護生活をしていこうと思っています。