∽新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします∽
2012/12/31~2013/1/1日、北アルプス/西穂山荘(にしほさんそう・2370m)周辺のガイドを行いました。岐阜県高山市・長野県松本市。
大晦日から元旦にかけて冬型の気圧配置が強まり、北アルプスは荒れ気味の予報。
31日13:20 岐阜県側の新穂高ロープウエー西穂高口(2140m=国土地理院地形図より、以下同)より入山。雪、気温-6℃。
雪の回廊…さすが日本海側。
それでも初日は、時折晴れ間が覗くまずまずのコンディション。一瞬、濃いガスの切れ間から穂高連峰も。参加者から歓声。
15:30 稜線上の西穂山荘に出ると風が一気に強まる。10~15m/s。気温-9℃。積雪は約180㎝。
指定幕営地。
この時、若い男性の設営中テントが強風に煽られて飛ばされてしまう場面に遭遇。
今回は入山前から、風と低温に注意するよう強調。防寒対策を万全にして肌を露出させない、作業はすべて手袋をして行う、手袋などの小物類を雪上に置かない…行動中も繰り返し意識付けをしたにも関わらず、習慣化されていないため、ついミスを重ねてしまう参加者が目立ちました。呆然と立ちすくむ若者の姿を目の当たりにした皆さん、冬山の風の怖さを多少なりとも実感された様子。もしこれが、近くに小屋のない場所だったら…「命に関わる」事実を改めてお伝えしました。
大晦日の西穂山荘は大賑わい。多くの宿泊者が、年越しカウントダウンなどのイベントを満喫。(私自身は山荘名物の年越しラーメンを食べ、21:30に就寝…笑)
明けた元旦 7:40。雪、-17℃。
丸山(まるやま・2452m)を目指したものの…
15m/s前後の北西風が間断なく吹き付け…
翻弄される参加者の姿に、2430m地点で断念。
西穂高岳と明神岳で「2パーティ6名遭難」の第一報が伝えられたのが、元日のこの日。今回の気象条件で上部へ突っ込むのは、確かにリスクが高い…NHKラジオによると、2日20:00現在、続く冬型と上空の寒気の影響で山は荒れ、救助活動も難航しているとのこと。
ご来光こそ拝めなかった年末年始。しかし、安房(あぼう)トンネルを抜け、岐阜県から長野県側へ、そして中央道・松本IC経由で太平洋側へと戻ると…
夕陽に浮かぶ八ヶ岳連峰(写真)と南アルプス、そして…
富士山が、正月にふさわしい美しさで迎えてくれました。
2013年が、皆様にとって素晴らしい一年となりますように。そして、巳年(みどし)のヘビにあやかり、末永~く、安全に山登りを楽しめますよう…(祈)
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毎年この時期の低気圧、たぶんきついだろうと思ってました・・・。2件の遭難のニュースも入ってたし・・・。
両方とも近いし・・・。強風、視界悪しになってたので・・・山天で・・・。
T岳組はどうだったのだろうとも・・・思ってしまいますが・・・。
去年は5月の雲取山で1回、会社の側で2回(1回は御臨終でしだが・・・。)蛇に会いました。
今年は巳年なので、より遭遇できると良いことあるかも・・・。
特に白蛇・・・。前穂高岳から奥穂高岳に縦走できるとか・・・。
ちなみにもう大蜘蛛はパスです。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今年も焦らず一年、楽しみながらじっくりとステップアップを図っていきましょう。ヘビのような気の長さ?も必要ですよ~段階を踏んで取り組んでいれば、地力がついて、前穂-奥穂縦走も憧れではなくなると思います。
お正月のお仕事ご苦労様です。
一番初めの写真、雪の壁が出来てますね!!!私の身長より遥かに高そうです。
テントが飛ばされる場面に遭遇された皆さんは、しぶやさんの貴重なお話を聞く事ができ、ある意味ラッキーだったと思います。
元旦の朝は、目の前が雪、雪、雪で歩くのが大変そうですね。
参加者さんには山登りの楽しさも知ってもらいながら、危険もある山のことをしっかり知ってほしいですね。
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。良いお正月でしたか?
目の前に雪の壁ができていても、先行者のトレース(踏み跡)があれば天国、なければ地獄…?正月は入山者が多いので、ラッセル(雪をかき分け踏み固めて進むこと)をしなくても済んだのでラクでしたよ~(笑)
ツアーの参加したものです!
色々探してたら偶然ブログを見つけました。
年末年始はありがとうございました♪
楽しかったです~!
HP岳と森へのご訪問とコメントありがとうございます。
決して好条件とはいえない?正月のあの状況を楽しんでいただけたのなら、とても嬉しく思います。これからも安全第一に、山登りを楽しんでいきたいですね。
今後もよろしくお願いいたします。