27日、奥多摩/戸倉城山(とくらしろやま・434.1m)-臼杵山(うすぎさん・842.1m)のガイドを行いました。西多摩郡檜原村・数馬の湯の「温泉登山」3月。
あきる野市戸倉・光厳寺(こうごんじ・260m)。
建武年間(1334-1338)に足利尊氏(あしかがたかうじ・1305-1358)が創建したと伝えられる古刹。門前東側にある…
ヤマザクラ(山桜/バラ科)は、いまだ目覚めず。
「幹周5.33m、枝張りは東西25m、南北18m、樹齢400年は下らず東京都内のヤマザクラとしては最も大きい老巨樹」(現地解説板より)とか。都指定天然記念物。
9:05 小雨の中を出発。
気温7℃は、このところの陽気に慣らされた身体には、少々寒い。
9:42 戸倉城山山頂。
その名の通り、戦国時代に山城が置かれた場所。後北条氏の時代には、甲斐武田氏への押さえであった檜原城と北条氏照の居城・滝山城を、(のろしで)中継する役割を担ったと考えられている。
臼杵山への縦走路より、厚い雲に覆われた檜原村方面を望む。
12:52 三角点のある臼杵山南峰。 5℃。
北峰には、臼杵神社が鎮座。
守る狛犬、両端の2頭は「狼」で間違いなさそう。真ん中奥のペアは狼?狐?それとも猫?…地元でも諸説あり、興味深い。
14:47 心配していた雨にあまり濡れることなく、檜原村・元郷(もとごう・260m)へ下山。アップダウンのある長丁場…皆さま、お疲れさまでした。
本日出逢った春たち。
ミツバツツジ(三葉躑躅/ツツジ科)
シュンラン(春蘭/ラン科)
モミジイチゴ(紅葉苺/バラ科)
キブシ(木五倍子/キブシ科)
ヒナスミレ(雛菫/スミレ科)
何やら、初春から晩春の植物が一斉に開花した感?
アップダウンもそんなに、ハードではなかった気がします。下山も杭と枯れ葉が気になって、枯れ葉の中が分からないので探り探りでした…。
松生山がハードに感じていたので、それと比べるとって感じですが…。
来月も頑張ります。
あの猛禽類なんだったんだろう?それが、凄く気になります。声聞いてると逃げなかったぽいので…余計に。
ずっと近くで聞こえていたので…。
家の方でカケスは警戒心が強くて見ずらい鳥ですが、長野とかに行くと、人数がいても、かなり無防備に見させてくれるのですけど、檜原村も人数がいなければ見させてくれそうって思いました。
頭の上だったんで。
温泉登山4月、お疲れさまでした。このコースが余裕で歩けると、今後が楽しみですね。
猛禽類は、さすがに声だけでの同定は難しい…(苦笑)でもカケスは、檜原でも奥多摩でも姿をよく見かけますよ~。
もし、蕾がふくらんでいたら、私、怒りまくっていましたから (異常気象に対して)
なんせ、ウチの鼠の額ほどの庭で、クリスマスローズとイチゴとスズランが同時開花するという今までに経験したことがない事態になっていますので、ヤマザクラも気になっておりました。
異常気象なだけに、極端な寒の戻り+南岸低気圧で、4月に大雪とか降らなきゃいいですが…
今日の天気図なんて、超 長~~い前線が日本の南に横たわっていて、不気味です。
サクラちゃん、このまましばら く寝ていてくださいネ (笑)
光厳寺のヤマザクラ、樹齢や大きさからいって同じ条件(地域、標高など)にある他のヤマザクラよりも開花は遅いのでしょうね。一つ気になったのが、枝をかなり強剪定されて“治療”された跡が痛々しいこと。枝葉の張り具合からも、樹勢が弱っているように見受けられました…末永く頑張ってほしいものです。
ちなみに、昨日訪れた身延山500m付近のヤマザクラは終わりかけで、すっかり葉ザクラになっていました。