25日、研修で訪れた小石川植物園(東京都文京区)。
手元の資料によると、同園は「東京大学大学院理学系研究科付属植物園」の本園。野生植物の収集栽培、教育と研究を目的に設置されており、約16haの敷地に4000種類もの植物があるとのこと(日本国内で約7000種)。
分類標本園。
今の季節、草本の地上部はほとんど枯れて姿がありませんが、春以降は、植物の名前や特徴を覚えるのに良さそうです。
個人的に驚いたのがこの樹木。
何の木だと思いますか?
ヒントは…
この絵。よく見かける何かの木に、似ていませんか?
答えは…
なんとマツでした。といっても中国原産の白松(はくしょう)。
樹皮が、老木では灰白色になることからつけられた和名だそうですが、そのなめらかで薄く剥げる様子は、奥多摩でもよく見られるナツツバキやリョウブのよう…とても「松」には見えません。いやはや、世界は広い…と改めて実感。
と、難しい話はさておいて…
マンサクと…
ウメ。
北風が冷たい一日でしたが、小石川植物園で春の気配を確かに感じました。
一方…
昨日の三頭山(西多摩郡檜原村・大羽根山より)。
前夜も冠雪があったようで、うっすら雪化粧。青い冷気の中に聳える姿は、これまで見たことがないほど凛として美しく見えました。
東京では28日夜半から29日午前中にかけて、再びまとまった降雪となりそうです。この三頭山だけでなく、都心も、明朝は真っ白になる予報。
ちょっとお預けになりそうな春の気配です。
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