【ガイド】奥秩父/甲武信ヶ岳①

25～26日、奥秩父/甲武信ヶ岳（こぶしがたけ・2475m）のガイドを行いました。

※甲武信ヶ岳の詳細は、本ブログ2012/10/17「信濃川源流を行く/甲武信ヶ岳」参照

25日、曇り時々晴れ。

11：45 長野県南佐久郡川上村・毛木平（もうぎだいら・1460m＝国土地理院地形図より、以下同）から入山。気温23℃。


標高約1780m。ダケカンバ（岳樺/カバノキ科）の新緑鮮やか。

今年初めてのキバナノコマノツメ（黄花の駒の爪/スミレ科）。


千曲川（信濃川）源流を行く。


標高2100m付近より残雪あり…千曲川水源地標（2230m）から奥秩父主脈縦走路までの急坂は、アイゼン装着でスピードアップ。


16：35 甲武信ヶ岳山頂。15℃。


南に、明日目指す木賊山（とくさやま・2468.6m）が大きい。


17：07 甲武信小屋着。テン場も小屋も、「今年一番」（同小屋）の大賑わい！

秋に比して、明るいうちに到着できる陽の長さ（日没19：02＝山梨県甲府市・標高2300m換算）に感謝。

26日6：00前、甲武信小屋発。

木賊山への登り。場所により、残雪は30㎝ほど。

下山は、戸渡尾根（とわたしおね）へ。

バイカオウレン（梅花黄蓮/キンポウゲ科）見ごろ。

標高を下げるにつれ…

アズマシャクナゲ（東石楠花/ツツジ科）


トウゴクミツバツツジ（東国三葉躑躅/同）


ヤマツツジ（山躑躅/同）

…が、雪残る「奥秩父のへそ」甲武信ヶ岳に、春の訪れを告げていました。

徳ちゃん新道を下山中、積乱雲が発達し思わぬ通り雨に。

10：15 しっとり濡れた西沢渓谷（にしざわけいこく・1100m、山梨県山梨市）着。