多摩、ときどき山

多摩の暮らしと山のブログ

ひのはら・旬-2018年5月22日

2018-05-24 20:25:00 | 檜原村のこと
東京都西多摩郡檜原村・本宿(ひのはらむら・もとしゅく)のガイド・インフォーメーションセンターより。


快晴!

本日正午の気温は26℃で、初夏の陽気に。

「自家用車で時坂峠(とっさかとうげ)に行ってきました」と高年男性が訪ねて来られました。「みちこ(峠の奥にあるお蕎麦屋さん)でそばを食べたかったんですが…(浅間尾根の)反対側には抜けられないのですか?」

「お店は休日のみの営業なんですよ。道もそこから先は山道で徒歩になります」と私。

いつものことですが…「(目的地に)行く前に」寄ってみようと思える場所、はるばる訪れた檜原村を、悔いなく楽しんでいただけるようなインフォにしていきたいものですね。

5月8日の記事で「何者?」とご紹介した花が咲きました!

サイハイラン(采配蘭)

この花序の様子が、昔、武将が戦場で士卒を指揮するために振った道具の「采配」に似ていることからの名。

一見地味ですが、よくよく見ると…

ランの仲間ならではの繊細なつくりと色合いが美しい。

ランの種子は非常に小さく、貯蔵養分をほとんど蓄えていないそうです。発芽や初期の生育のための栄養分は完全に「菌根菌」に依存しているため、その共生関係と生育環境が整わなければ、なかなかお目にかかれないのです。

野生種はその環境の中で咲くからこそ美しく、出逢えた時の喜びもひとしおなんですよね。この株を見守っていきたいと思います。














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