多摩、ときどき山

多摩の暮らしと山のブログ

雪山で野生の息遣いに触れる

2012-02-20 22:15:00 | 自然のこと

19日、西多摩郡 檜原村・笛吹(ひのはらむら・うずひき)から望む…
P1100494
三頭山(みとうさん、中央峰1531m=写真左奥)。

いま、奥多摩の山へ入ると…
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おわかりですか?
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雪の上に、動物たちの足跡が縦横無尽です。写真の主はノウサギ。左下方へ向かっています。
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ちなみにこれは、そのノウサギがモミジイチゴの枝を食べた跡。鋭い刃物で切ったような痕跡が特徴です。

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少し悩みましたが…こちらはイノシシ。

二つに割れた蹄(ひづめ)の後ろに、副蹄(ふくてい)と呼ばれる小さな蹄が付きます。つまり、このイノシシは写真左方向へ歩いて行ったようです。

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ニホンリス。

右側の、二つ並んだ少し大きい痕跡が後ろ足。前足は左側の二つ。足を交差させてジャンプしながら、右上方向へ進んでいます。ノウサギに似ていますが、ひと回り小ぶりなこと、前足が横に並ぶところが、見分けるポイント。

すぐそばを歩いているのは…
P1100436
おなじみのタヌキです。

それではこちらは…?
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うーん…断言はできませんが、仲良く連れ合うネズミの仲間でしょうか?

足跡の後ろの線は、長いシッポを引きずった跡?でも、二本付いているところが解せません。誰かお分かりの方がいたら教えてください。

雪の山では、ちょっと足元に目を落として、想像力を逞しくしてみましょう。日頃なかなかお目にかかれない野生動物たちの、息遣いに触れることができますよ。
















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