5日、奥多摩/生藤山(しょうとうさん・990.3m)-連行峰(れんぎょうほう・1016m)のガイドを行いました。
数馬の湯トラベル[登山・平日]11月。
テーマは「秋の自然環境保全地域を歩く」。
胸高幹周約6㍍、万六(まんろく)尾根の大スギ。
スギは本来、やや湿った土壌を好む種類。植林の際には、その特性を活かして沢に近い斜面下部を中心に植えられます。しかし、この場所は標高670㍍。砂礫が混じる乾いた尾根上で、本来はヒノキに適した地。
ここまで生長するのに、どれほどの歳月を費やしたのでしょうか。乾いたやせ尾根にしがみつくように根を張り、乏しい養分・水分を肥やしにしながら、生長は決して早くはなかったはず…200年や300年では足りない気がします。
曇りがちではありましたが、紅葉が旬を迎えた一日。東京都で唯一の自然環境保全地域の縦走を満喫することができました。
お疲れさまでした!(生藤山にて)
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