時代がどんなに変わろうと、ぼくはぼくの青春時代に通り過ぎていった音楽を、文学を、芸術を愛してゆくだけだ。
幸い、インターネットの発達のお蔭で、いとも簡単に昔聴いた音楽を聴けるようになった。
なんと有難いことなんだろう。感謝いたしますん。
むかし、レコードを買って、聴いたジャズの音楽も、ビックリするほど簡単にしかも完璧に、ウェブ上でモダンジャズの貴重な名盤を聴くことができることを発見したときには興奮したんですよ。
何ということだろうと思った。
たとえば、ぼくはエリック・ドルフィーの演奏されたレコードならすべて聴いてみたいのだが、ネットならいとも簡単にすべて聴けるようだと知った時には、今までの苦労はなんだったの?という非常にうれしい悲鳴を上げそうになったね。ジョン・コルトレーンの名盤と言われる名演奏でも、ドルフィーが入っているものは、俄然興奮してくるほどいいんだよねえ。
夭折された天才的な音楽家、エリック・ドルフィーの音楽を偶々例に挙げたにすぎないが、これなどもホンの一例に過ぎないことなのだと思う。
そして、ジャズも大好きなのだが、ぼくの場合歌謡曲も演歌も大好きだと来ているから、困ったものである。
但し、オーディオに凝るということはすっかりなくなりましたがねえ・・・
もしこれから、巨万の富を得たりしたら、良いスピーカーで聴いてみたいなあという気持ちはないことはないが、オーディオに凝るということは、上をみたらかぎりがない世界のようだから、そこはきっちりとそう思うことにしております。実は1回だけ、ものすごいスピーカーで、ジャズを聴いたことがありましたが1000万もするというスピーカーで聴いて、たまげたことがありましたが、そうなると、アンプだって、相当パワーのあるものが必要になるようだったし、もしそんな装置で音楽を聴いたら、最高の録音で採られたレコードでしか聴けたものではないかとも思うし、残りの人生に、そんな楽しみよりは、良い演奏を出来るだけ多く聴く方にお金をかけた方が良いとも思うのだ。最高級のオーディオで聴くと、なんと、バリバリと外にまで影響を与えるんだとも聞いたし・・・環境にも悪いのだろうか。
もし完璧な視聴室を家にこさえても、庭に小鳥がやってこなくなったら、そんな環境、良いと思いますか?とても思えませんなあ、以上貧乏人の僻み、平にご容赦を。
まあ、夢のようなことをホザキマシタが、ご容赦ください。
ぼくはいろんな音楽を聴く愉しみの方を優先したい。
マイルス・デイビスも、もっともっと聴いてみたいし、最近では、日本人のジャズも、主にナベさん、渡辺貞夫氏のことをここでは言いたいのだが、を全部聴いてみたいし、秋吉敏子さんの音楽だってもう少し聴いて勉強してみたいのだ。それに、同じバークリーでいえば、三輪洋子さんという元気バリバリの若いジャズピアニストもいらっしゃることだし。
そんなことを考えながら、日本人であるぼくは、北島三郎も、もっともっとじっくりおさらいしてみたいと思うのでした。( もちろん、藤圭子も、八代亜紀ももっともっと聴いてみたいし…)
嗚呼、老後の楽しみは、音楽に限っても、限りなくあるようであるなあ。
フォト・文 石郷岡まさを
幸い、インターネットの発達のお蔭で、いとも簡単に昔聴いた音楽を聴けるようになった。
なんと有難いことなんだろう。感謝いたしますん。
むかし、レコードを買って、聴いたジャズの音楽も、ビックリするほど簡単にしかも完璧に、ウェブ上でモダンジャズの貴重な名盤を聴くことができることを発見したときには興奮したんですよ。
何ということだろうと思った。
たとえば、ぼくはエリック・ドルフィーの演奏されたレコードならすべて聴いてみたいのだが、ネットならいとも簡単にすべて聴けるようだと知った時には、今までの苦労はなんだったの?という非常にうれしい悲鳴を上げそうになったね。ジョン・コルトレーンの名盤と言われる名演奏でも、ドルフィーが入っているものは、俄然興奮してくるほどいいんだよねえ。
夭折された天才的な音楽家、エリック・ドルフィーの音楽を偶々例に挙げたにすぎないが、これなどもホンの一例に過ぎないことなのだと思う。
そして、ジャズも大好きなのだが、ぼくの場合歌謡曲も演歌も大好きだと来ているから、困ったものである。
但し、オーディオに凝るということはすっかりなくなりましたがねえ・・・
もしこれから、巨万の富を得たりしたら、良いスピーカーで聴いてみたいなあという気持ちはないことはないが、オーディオに凝るということは、上をみたらかぎりがない世界のようだから、そこはきっちりとそう思うことにしております。実は1回だけ、ものすごいスピーカーで、ジャズを聴いたことがありましたが1000万もするというスピーカーで聴いて、たまげたことがありましたが、そうなると、アンプだって、相当パワーのあるものが必要になるようだったし、もしそんな装置で音楽を聴いたら、最高の録音で採られたレコードでしか聴けたものではないかとも思うし、残りの人生に、そんな楽しみよりは、良い演奏を出来るだけ多く聴く方にお金をかけた方が良いとも思うのだ。最高級のオーディオで聴くと、なんと、バリバリと外にまで影響を与えるんだとも聞いたし・・・環境にも悪いのだろうか。
もし完璧な視聴室を家にこさえても、庭に小鳥がやってこなくなったら、そんな環境、良いと思いますか?とても思えませんなあ、以上貧乏人の僻み、平にご容赦を。
まあ、夢のようなことをホザキマシタが、ご容赦ください。
ぼくはいろんな音楽を聴く愉しみの方を優先したい。
マイルス・デイビスも、もっともっと聴いてみたいし、最近では、日本人のジャズも、主にナベさん、渡辺貞夫氏のことをここでは言いたいのだが、を全部聴いてみたいし、秋吉敏子さんの音楽だってもう少し聴いて勉強してみたいのだ。それに、同じバークリーでいえば、三輪洋子さんという元気バリバリの若いジャズピアニストもいらっしゃることだし。
そんなことを考えながら、日本人であるぼくは、北島三郎も、もっともっとじっくりおさらいしてみたいと思うのでした。( もちろん、藤圭子も、八代亜紀ももっともっと聴いてみたいし…)
嗚呼、老後の楽しみは、音楽に限っても、限りなくあるようであるなあ。
フォト・文 石郷岡まさを