gooブログはじめました!散歩写真の達人 石ちゃんのフォトエッセイ ーーー30年の私写真散歩 少しずつお見せしましょう。

「東京原色図鑑」散歩とスナップ写真1万点。
80年代の東京も。大好きな写真家に、濱谷浩、石元泰博、森山大道氏等。

カメ漫だらだら石ちゃん散歩 いよいよ秋、石元泰博写真展が始まるようで、2020の秋へ。

2020年09月26日 | 散歩 余暇 趣味 健康 デジカメ
ぼくが最も影響を受け、かつ最も好きな写真家を上げよといわれるならば、
石元泰博氏ですね。最も尊敬する写真家でもあります。

若いころ、「シカゴシカゴ」、彼の名作である写真集なのですが、をみて写真ってこんな風にも撮れるのかと、ショックを受けたことがあります。
いわゆるスナップフォトなんですが、そこには何か超えちゃったなという、まるでもう一つの世界に写真家は行っちゃったなあと思ったことがあります。日常の都市のスナップフォトなんですが、もう一つの世界、言うならば死の世へ・・・行っちゃったなあという感想を持ちました。
他にも、「桂離宮」という一冊の写真集にももうぶっ飛びました、下品な言い方でごめんなさい、ただの建築写真集ではありません、本当に何度見てもそのたびに新しい見方ができるように思いました。
他にも、ぼくの大好きな写真集があるのですが・・・あまりこの本をあげる人はいませんね。
間もなく、東京都写真美術館ほかで、
「生誕100年石元泰博写真展」が開催されるというニュースに、久しぶりに上京して、是非ともみたいなあと思いました。

あるデザイナー先生に、ぼくも一時目をかけられたことがあったのですが、その方がやはりデザインで関係されていらっしゃったと思います。石元氏は2012年にお亡くなりになっているのですが、確かブリジストン美術館で、やはり石元泰博先生の写真展をやられたのではなかったかなあ、その時のディレクションが確かそのぼくも可愛がっていただいたデザイナーの先生、超ビッグな方です…だったように記憶するのですが、まちがっていたらごめんなさい。

とにかく一流のものを見ること、それが一番の勉強になりますよ、というぼくが自分に課している一つの方法を書き留めておくにとどめますが、石元氏の写真はどれもまったく新鮮な驚きが感じられましたねえ。
写真集はたくさん出ておりますから、容易にご覧いただけるかと思います。

フォト・文 石郷岡まさを