母が育った高松で幼児期に歌舞伎座に行ったという話を記憶している。当時母の生家は時計商を商っており、丁稚に肩車されて歌舞伎を見たという具体的な話をしていた。しかし香川出身の誰に聞いても、また古老に聞いてもらっても歌舞伎座があったかどうかはわからないという。
母が亡くなってすぐに高松を訪れ、生まれ育った片原町の旅館に泊まり、聞いて回ったがやはり誰も知らないという。そのまま20年が過ぎふと何気なくネッ . . . 本文を読む
母から伝え聞いた母の祖母、つまり曾祖母の明治維新後のこぼれ話を亡き母への供養として綴ってみる。
曾祖母は高松城の御殿女中で戸籍は高松城内、年齢と時代から推し量ると松平頼聰の身近に仕えていたと推測されるが、維新後に御殿女中はお払い箱になる。のち養子に入ったのちに娘を生んでいる。つまり私の母方の曽祖父は戸籍が不明でよくわからない。
曾祖母はどういう事情か御所車を所有していて、後、母の姉が譲り受けて . . . 本文を読む
ある時に曽祖母の本籍が高松城になっていることを発見した。これはなにを意味するのだろう。
1871(明治4)年の太政官布告により翌1872(明治5)年1月29日に日本初の全国戸籍調査が行われた。この戸籍調査の本籍は住所地がそのまま使われたとある。つまり祖祖母は明治維新後も高松城に住んでいたということか。
あるいは現在の戸籍法と同じ適用が一部ではあり、本籍は単なるインデクスで人の住んでいる場所であ . . . 本文を読む
追記
恩愛を受けた人として下記の三方に加えて紀野一義先生を4人目にあげなければならない。
20代初めに一度切り講演を聞いただけだがその影響は、いや恩愛ははかり知れない。
その後の局面で氏の多くの著作から心を励まされ生き抜く事ができた。
以下初稿
恩愛も又人生の主要なテーマの一つで、さてこれをどう記すか、ありのままに買いてもうまく表現できそうにない。でもまずは書き出して . . . 本文を読む
今吉洋一さん 74歳=大阪市立大名誉教授、関数解析専攻 ...https://mainichi.jp › articles › ddl2021/05/29 — 今吉洋一さん 74歳(いまよし・よういち=大阪市立大名誉教授、関数解析専攻)27日、急性硬膜下血腫のため死去。葬儀は近親者で営む。
同窓関連のメールで初めて知った。今吉洋一氏は一年前に亡くなって . . . 本文を読む
夢の中でなにかの事情で切腹することになった。特になにかをしでかしたわけでもなさそうだが。みんなが見ている前で腹をきるのだが包丁の先が丸くなっていて切れない。腹にうすらと跡がつくだけだ。そして夢の中でおしっこがしたくなってじゃーじゃーと気持ちよくしている。そして目が覚めた。
夢は解毒なのだが一体なんの解毒だろう。思い当たらんことも無いが。 . . . 本文を読む
2007年に参拝したボルブドールのブッダにウクライナの平和を祈った。
8世紀の仏像に祈る
スト―パはブッダの遺骨が
シルエットに浮かぶ横顔
暮れなずむボルブドール
明け方のボルブドール
空があけてくるとピンク色に染まる
明け方に鷲が飛ぶ
サンセット
夜明けのスト―パ群 . . . 本文を読む
夢の中で、なにかの会合で講演をすることになっているが準備をまったくしていない。その直前まで失念していて慌てている。かつての上司のIさんやYさんがいて、彼らが「出席者はレベルが高いが大丈夫か」と心配してくれる。なんなら代役を立てるかなどとも言ってくれる。
「釣りバカ日誌」で社長になり替わって「未来都市構想」の講演することになり放然とする浜ちゃんみたいに放然と立ちすくすことになるのかなとの思いが頭を . . . 本文を読む
https://news.yahoo.co.jp/articles/19e1ff9710c36707ce7cd5a48a1f96f86fead4a8
夢と現実を区別しない生き方、夢という無意識は創造の核です。その創造性を現実の中に持ち込むことですから最高じゃないですか。
よく怖い夢を見るという人がいますが、この人は覚めると同時に実は救われているんです。
悪夢から覚めて「救われた!」という実感 . . . 本文を読む
長田弘の詩「最初の質問」から。
好きな花を七つ、挙げられますか。
これにインスパイアされて
好きな旅先の自画像をいくつ、挙げられますか。
モロッコ
スペイン
モロッコ
シンガポール
イタリア
イタリア
スペイン
アルゼンチン
チリ
. . . 本文を読む
夢の中、ある職場で管理職についている。部下が睡眠不足で倒れる。看護師の対応にむかっ腹をたてる。液体の入った点滴袋が頭にかかり、やめろと怒鳴っているのだが意地のわるそうな看護師はやめない。
部下が睡眠不足で倒れるまでなぜほっておいたのかと上司に叱責される。何回もあんたに要員不足のアラームをあげたよと心のなかで思うがしかしいまさら馬鹿らしいので声に出しては言わない。
この倒れた男もわたしも同じ社内 . . . 本文を読む
やりてのスカウトと交渉している。打ち合わせはホテルのロビーでスカウトはこわもてだ。にこりともせずこちらの経歴を聞く。こちらもこんな野郎で大丈夫かなとスカウトを値踏みしながらしゃべっている。
ハッピーエンドで目が覚めた。2000年頃の体験が夢となって現れたか。それにしても俗っぽい夢を見たものだ。昨夜のつれあいとの会話が影響したのかなとも思うがあんまり関係がないような気も。 . . . 本文を読む
どこかの学校で大勢の10代のわかものたちを何人かの教師と思われる人がオリエンテーションしている。わたしもその教える側の教師のひとりだ。
彼らはダンスを創作して踊り、逆に彼らにいろいろなことを教えられたりしている。そんなことを楽しんでいる。それぞれの主張がおもしろいのだが残念なことに夢の中なのでその主張を覚えていない。
登場人物の顔や表情までおぼろに記憶しているがそれが現実的な映像にならない。
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わたしも夢日記を非公開ブログで綴っている。下記の横尾忠則の記事を読んで刺激されて180ほどの記事を読み返してみた。
おもしろそうなものもあれば自分で書いておきながらなにがなんだか見当もつかないものもある。そりゃそうだろう、夢はジグゾーパズルのピースのようなものでしかも完成イメージがないときている。
見る夢にはいくつかのパターンがあることもわかる。そして何げない夢は記憶から消えてしまうのが早いの . . . 本文を読む
これは2歳か三歳か。近所の伊藤さんというお家からいただいた電車のおもちゃを持ってご機嫌のわたし。近所の伊藤さんはどこかの社長だった。隣には姉がいる。戦後にしては暖かそうな毛糸のセーターにチェックのズボン。
それから十数年後のわたし。そのままの顔立ちで16歳か17歳、あまり変化がないようだ。すでに寮生活をはじめていたのである意味では独り立ちしている。そのあたりが少し顔に出ているかな。
& . . . 本文を読む