まだ雪が残る庭に雑草が生えだしているが、それにしても殺風景に刈り上げられている。雑草の刈取りを業者に頼んだのだが、金銭で請け負うとこんなものかもしれない。テラスがはがされて床材が不愛想に積まれている。テーブルといすも風雨にさらされている。大きな素焼きの鉢がひっくり返されている。梅と紫陽花は根こそぎ抜かれている。人が5年も住まない庭の運命はこういうことになる。残念だが止むを得ない。
ふとみると若い百舌鳥らしい鳥が庭のハコベを熱心についばんでいる。肉食の百舌鳥も草を食べるのかと新発見をした気分でみいってしまった。